長沢正博
1981年東京生まれ。大学時代、毎日新聞で学生記者を経験し、卒業後、ウェブ制作会社勤務などを経てフリーライターに。2012年からタイ・バンコク在住。週末は主にバンコク近郊でのサッカー観戦に費やしている。
今すぐJリーグに呼ぶべきアジアの新星は誰か? 各国に精通する記者が若手有望株を厳選【編集部フォーカス】
今年、Jリーグにはタイから5人の有力選手たちが送り込まれ、そしてピッチの上で数字を残している。ならば、彼らに続く新星は誰なのか。アジア各国から厳選した若手有望株を紹介したい。『アジアフットボール批評 special issue07』(10月15日発売)から一部抜粋。(文:植松久隆、長沢正博、宇佐美淳)
タイサッカーで八百長疑惑発覚。長年囁かれてきた暗部の一掃なるか
今年11月、タイサッカー界が大きなスキャンダルに見舞われた。トップリーグの選手、審判らを含めた八百長疑惑が発覚したのだ。リーグ戦が終わり、残すはカップ戦決勝というタイミングで明らかになった事件。当時は連日、メディアをにぎわす事態に発展した。いったい何が起こったのか、現地からリポートする。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
本当だった霜田氏招聘案。タイ代表新監督をめぐる混乱と日本人指導者擁立の理由
4月26日、タイサッカー協会はタイ代表の新しい監督として、セルビア人のミロヴァン・ライェヴァツ氏の就任を発表した。途中、幾人もの日本人候補者の名前も挙がった中、タイはガーナ代表監督として南アフリカワールドカップでベスト8に進出するなど、経験豊富な指揮官に代表を託した。前監督の突然の辞任劇の裏で何が起き、新監督選出に至るまでどんな経緯をたどったのか追った。(文:長沢正博【バンコク】)
W杯を超える!? 国王も注目、東南アジアサッカー「スズキカップ」の熱狂
現在、フィリピンとミャンマーで東南アジアサッカー選手権大会(AFFスズキカップ)が開催されている。2年に一度開催されるこの大会は、その名の通り東南アジアの代表チームのみが参加する。1試合ごとに大きな注目を集め、その熱狂はW杯をも凌ぐのではないかと言われている。現地記者がその熱狂に迫る。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
日本の次戦は急成長のタイ代表。特徴と攻略ポイントを現地記者が分析
9月1日からいよいよ始まった2018年のロシアW杯へ向けたアジア最終予選。初戦を落とした日本は、6日にアウェイでタイと激突する。近年躍進する東南アジアの雄はどのような戦いを挑んでくるのか。注目のメンバーなどを紹介したい。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
ミゲル・ロドリゴ前日本代表監督、フットサル・タイ代表監督に就任。9月のW杯でマジック披露か
2009年から今年2月までフットサル日本代表監督を務め、日本を2度のアジア王者に導いたミゲル・ロドリゴ氏が、フットサル・タイ代表の監督に就任した。8日、新監督到着後の初練習を前にバンコクで記者会見が行われ、ミゲル監督が意気込みなどを語った。ミゲル・マジックはタイでも見られるのか。目前に迫ったワールドカップへ向け、期待が高まっている。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
【現地レポート】捲土重来を期す元清水・ゴトビ氏。タイ・ブリーラム新監督として描くビジョン
2011年から14年のシーズン途中までJリーグの清水エスパルスで指揮を執ったアフシン・ゴトビ氏が、リーグ3連覇中のタイの強豪ブリーラムユナイテッドの監督に就任した。今季調子を崩すチームにあって、かつて韓国代表アシスタントコーチやイラン代表監督も務めた彼の手腕にかかる期待は大きい。ゴトビ監督の初戦を取材した。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
岡崎慎司が語るレスター強さの“秘訣”。タイ凱旋も気持ち引き締め「来季も足下見て力出し切る」
下馬評を覆し、プレミアリーグを制したレスター。シーズン終了後、オーナーの地元であるタイへ凱旋、地元メディア・ファンが殺到した。岡崎慎司も取材に応じ、今季優勝できた要因を語りつつも、うかれる様子はなく来季へ向け全力プレーを誓った。(取材・文:長沢正博【バンコク】)
経済から見るタイサッカー。景気低迷も代表には勢い、アセアン利用し新たな局面へ
3月24日にイランで行われた2018年のロシアW杯アジア2次予選、タイはイラクと2対2で引き分け、F組1位を確定。実に、2002年日韓ワールドカップの予選以来となる、最終予選進出を決めた。活躍する代表以外にも、タイサッカーは様々な面で新たな局面を迎えようとしている。(文:長沢正博【タイ】)
五輪予選へ向け戦力充実のタイU-23代表。日本と同組の“伏兵”に寄せられるサプライズの期待
12月29日、リオ五輪の予選も兼ねて1月12日からカタールで行われるAFC U-23選手権に向けた23名のタイ代表が発表された。その中には、W杯2次予選でF組首位を走るA代表のメンバーが多数選出されている。タイはサウジアラビア、北朝鮮、日本という強豪ぞろいのB組に入ったが、1968年のメキシコ大会以来約半世紀ぶりとなる五輪出場へ向けて、活躍が期待されている。
若い世代が台頭するタイ代表、目指すはアジア最終予選。かつての名選手の下で復権なるか
先日行われた2018年のロシアW杯アジア2次予選兼2019年アジアカップ予選の組み合わせ抽選で、タイはイラク、ベトナム、インドネシア、台湾と共にグループFに入った。タイにとっては近隣国が多く、レベルから見ても比較的恵まれたグループと言え、3次予選進出へ期待が高まっている。
“タイの至宝”がリーガ・エスパニョーラに挑戦。昨季残留を果たしたアルメリアでタイ人選手の扉を開くか
“タイの至宝”と言われるテラシル・デーンダがアルメリアにレンタル移籍する。日本人選手も成功したとは言い難いリーガ・エスパニョーラへの挑戦だが、活躍次第ではタイ人選手の扉を開く可能性もある。
軍事政権下のタイ、民心掌握のためW杯を強引に無料放送。日本代表ユニフォームを着る若者の姿も
いよいよ開幕したブラジルW杯。惜しくも日本は初戦のコートジボワール戦で敗れたが、5月22日のクーデター以降、軍事政権下にあるタイでも様々な面でW杯は盛り上がりを見せている。
就任はなんと開幕1週間前。弱冠29歳、タイプレミアリーグで奮闘する日本人GM
今季、タイでは60名近くの日本人選手がプレーしている。また、元ヴィッセル神戸監督の和田昌裕氏がチョンブリFCの監督に就任するなど、指導者においても日本人の活躍の場が広がっている。それだけでなく、ゼネラル・マネージャー(GM)としてフロントの場で奮闘する日本人もいる。
電通が次に仕掛けるアジア戦略。日本サッカー底上げのカギ握る、アジアのスポーツビジネスに迫る
新興国を中心に経済成長の熱気に沸くアジア。それはスポーツの世界も例外ではない。今回は、シンガポールにある電通スポーツアジアの森村國仁社長兼CEOにアジアでのスポーツビジネスをめぐって話を聞いた。
【現地で直撃】岩政大樹はなぜ鹿島からタイへ移籍したのか? 元日本代表選手の“新たな挑戦”を追う
昨年末から日本代表経験者のタイへの移籍が次々と発表された。その中には、鹿島アントラーズで長らく不動のセンターバックを務めた岩政大樹の名前もあった。彼がなぜタイでのプレーを選択したのか。本人にその思いを聞いた。
なぜカンボジアでプロに? 日本人選手第1号・太田敬人が考える“サッカーと人生”
東南アジアで日本人選手がプレーすることは珍しくなくなった。プロ選手になるために東南アジアはひとつの選択肢となっているのだ。そんな中、カンボジアを選択し、そこで初の日本人プロサッカー選手になった人物がいる。なぜ彼はカンボジアでプロになったのか?
“東南アジア版オリンピック”SEA Gamesにタイやインドネシアらの次世代を担う注目選手が集結
SEA Gamesというスポーツイベントをご存知の人がいるだろうか。「東南アジアのオリンピック」とも呼ばれるこの大会には男子サッカーもあり、本家と同じく23歳以下という規定がある。そこで見られるのは次世代を担うような才能溢れる選手たちだ。
アジア最古のリーグへ。横浜FC香港の挑戦と苦闘
昨年、横浜FCが香港リーグへ参戦した。なぜ香港へ挑戦するのか。そして日本では馴染みのない香港リーグの現状とは何か。アジアのサッカーシーンを追う記者が、横浜FC香港の社長へのインタビューをもとにレポートする。
岡田武史招聘は誤報か。チョンブリFCが新監督として和田昌裕・元神戸監督の就任を発表
先日、タイのチョンブリFCが岡田武史氏を新監督として招聘するとの報道が一部であった。しかし、実際に就任したのは元ヴィッセル神戸監督の和田昌裕であった。
元日本代表コーチ、現タイ代表GKコーチ・加藤好男から提言「日本サッカー発展のため指導者も海外挑戦を」
岡田ジャパンでコーチを務め、現在はタイ代表のGKコーチを務める加藤好男。彼はなぜタイへ渡ったのか、そして日本を遠く離れたからこそわかる、日本サッカー発展のために何が必要なのか、タイで話を聞いた。
日本とタイ、両国で代表GKコーチに。加藤好男が見たタイサッカーの現実と課題
タイ代表のコーチに日本人が就任した。元日本代表で、代表コーチも務めたこともある加藤好男だ。実際に指導してみて、代表チームの課題をどう分析したのか。本人にインタビューした。
まさかの年俸4000万円。クラブ代表が語るカレン・ロバートのタイ移籍と高待遇の理由
先日、驚きの移籍報道があった。昨季VVVでプレーしたカレン・ロバートがタイのクラブへ移籍。東南アジアというのも意外だが、年俸4,000万円という高待遇も話題となった。なぜカレンはタイへ、そして高額年俸はなぜ実現したのか?
給料未払いがある一方でスター選手には年俸数千万。日本人関係者が語るタイのサッカー事情
現在、タイにはトップリーグのタイプレミアリーグ、その下のディビジョン1、地域リーグにあたるディビジョン2を含めると、40名近くの日本人選手が活躍している。そして、彼らの挑戦を後押ししようとする日本人もいる。今回は、そんな裏方の日本人を紹介したい。
入るまでが大変!? 日本人関係者が語るタイの厳しいサッカー事情
現在、タイにはトップリーグのタイプレミアリーグ、その下のディビジョン1、地域リーグにあたるディビジョン2を含めると、40名近くの日本人選手が活躍している。そして、彼らの挑戦を後押ししようとする日本人もいる。今回は、そんな裏方の日本人を紹介したい。
先制点のタイ選手にブーイング。緩すぎる雰囲気の中、モイズ新監督の初陣を落としたマンU
バンコクで13日に行われたマンチェスター・ユナイテッド対シンハーオールスターズの試合は、なんと後半にあげた1点を守り切ったオールスターズがユナイテッドを下した。その後、ユナイテッドの選手たちはすぐさま次の試合が行われるオーストラリアへ向かう機上の人となった。
タイで始まったマンUのアジアツアー。熱狂の裏で起こった反発の理由とは?
マンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンツアーが始まった。12年ぶりの訪問となるタイを皮切りに、オーストラリア、日本、香港、スウェーデンで親善試合を行う予定となっている。だが、最初の訪問国ここタイに、日本代表・香川真司の姿はなかった。
長時間移動、圧倒的なアウェイサポ……。過酷な遠征に耐えたベガルタ仙台が執念のドロー
ACLグループステージ第5戦、ベガルタ仙台はブリーラム・ユナイテッドと対戦するためアウェイのタイ・ブリーラムに乗り込んだ。日本とは大きく異なるタイの気候。昨年のACLでは同地で柏レイソルが苦杯をなめている。そして今回は、ドラマチックな展開が仙台を待ち受けていた。
解説者不在、時間・得点表示もなし!? タイでのJリーグ中継の問題点
東南アジア戦略の一環としてJリーグは昨年、タイプレミアリーグとパートナーシップ協定を締結。タイでのJリーグの放送も始まった。それから1年。現地では今、どのように放送されているのかを、改善が必要と思われる点と併せてリポートしたい。
浦和と対戦するムアントン・ユナイテッドの実力とは?
浦和レッズとACLのグループリーグで同組に入っているのが、昨季のタイプレミアリーグ覇者ムアントン・ユナイテッドだ。近年、Jリーグとの関係も深まっているタイのリーグチャンピオンは一体どんなチームなのか。注目選手を中心に紹介したい。
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