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元川悦子

1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。

“ジョーカー”起用も代表の活性化を感じた遠藤「この2試合に関してはいい効果が生まれた」

11月の欧州遠征でまさかの2試合連続スタメン落ちの遠藤保仁。だが、後半からプレーした彼がチームに活力をもたらしたのは間違いなく、それは本人も認めるところだ。試合内容に手放しで満足しているわけではないが、手応えも感じている。

11月遠征好成績も満足していない代表キャプテン・長谷部「ブラジルやウルグアイの方が強さを感じた」

オランダ戦、ベルギー戦と結果を出したザックジャパン。チームの調子は上向いたがキャプテンの長谷部誠に浮ついた様子はない。反省すべきところは反省し、チームのさらなる成長を考えている。

日本代表のボランチ後継者問題に終止符を打った山口螢。自己分析は謙遜「まだあの2人が不動」

オランダ戦、ベルギー戦で2戦との出場した山口螢。2試合ともパフォーマンスは高く、信頼できる新戦力の台頭はザックジャパンにとって大きなプラスだ。日本代表は不動のボランチがいるが、その代役となる存在がいなかった。山口の成長はチームの成長と言えるが、本人は「まだまだ」と謙遜する。

「アザールのプレー分かっていた。総合力で勝てた」ベルギー戦の勝因を分析する内田。走力の重要性も再確認

オランダ戦で痛恨のミス。同点ゴールに絡むなど挽回はしたかったが、ベルギー戦ではまさかの出場なし。そんな中ではあるが、ベンチにいたことで冷静にチームを見ることができたようだ。勝利したベルギー戦で内田が感じた、代表に必要なこととは何か?

明確な課題を持ってベルギー戦に挑んだ香川真司。「勇気と自信を持ってやれたからこそベルギーに勝利できた」

今回の欧州遠征、オランダ戦では後半から投入されキレのある動きを見せた香川真司。ベルギー戦はスタメンで出場し、及第点のプレーを見せた。香川がベルギー戦に持って臨んだ明確な課題とは?

「自分たちを測る試合ではない」。“第2のホーム”で勝利を渇望する川島。ベルギー戦で正GKとしての真価を見せることが出来るか?

ベルギー戦を人一倍強い気持ちで迎える選手がいる。GK川島永嗣だ。現地ベルギーでプレーし、何人かの選手は実際に対戦している。また、オランダ戦はベンチスタートだった。自分が正GKだと示すためにも勝利は必要だ。

W杯を見据えて“個の力”を強調する本田。大迫、山口への評価も「中盤も僕にとっても安泰なポジションではない」

オランダ戦を本田はどう振り返ったのか。冷静に分析しつつも改めて「個」が大事であることを強調した。そして大迫や山口への出来へも言及した。彼らへの評価をしつつ代表のポジション争いが激しくなることへは歓迎しているようだ。

オランダ戦で復活を印象づけるプレーを見せた香川真司 「正直、僕らが勝たないといけない試合だった」

オランダ戦で後半から投入され、良いパフォーマンスを見せた香川真司。マンUでの出場機会が増え、コンディションは明らかに向上している。香川が代表チームに与えた好影響に迫る。

オランダを熟知する吉田麻也が語る強豪攻略法「ボールを奪った後に素早くサイドにボールを出せればベスト」

強豪オランダとどう戦うべきか。ディフェンスの中心選手・吉田麻也はオランダリーグ経験者。彼らのスタイルは熟知している。強豪に隙はあるのか、ザックジャパンは何をすべきなのか。

サッカーの真髄は“視覚能力”にあり! 「判断力」をつけるための眼のトレーニングとは?

効果的なプレーをするために、すばやく的確な状況判断は不可欠。その判断力のベースになるのが視機能だ。一流選手は静止視力が高いだけでなく、動いているものを的確に見極める動体視力、ボールと相手との正確な距離感をつかむ能力なども優れていると言う。「スポーツは眼だ」と言われるほど、視機能は重要なのである。そのエキスパートであるスポーツビジョン研究会の真下一策ドクター(日本体育協会公認スポーツドクター)に、スポーツに必要な視機能とは何か、どうすれば「眼力」を鍛えられるかを伺った。

オランダ戦への意気込み語るキャプテン・長谷部「3-4-3を起爆剤にするより代表での心構えや気持ちを出すべき」

強豪オランダとの一戦に挑むザックジャパン。キャプテンとして長谷部誠は苦しい状況にあるチームをどうとらえ、どう再生させようとしているのか。長谷部の言葉から伝わるのは「3-4-3」といったフォーメーション変更での変化というよりはもっと本質的なものだ。

オランダ戦で濃厚な3-4-3へ意欲を見せる岡崎。攻撃の活性化にも自信「困ったときは自分の裏への動き」

ザックジャパンの練習取材から分析すると、オランダ戦は未だ完成されていない3-4-3となる可能性が高い。不安はあるが、岡崎慎司は自信を見せる。また攻撃の活性化についても語った。

今野泰幸が語るザックジャパン再生への決意「柿谷はまだ遠慮している。もっと要求すべき」

ザックジャパンはチーム発足以来、もっとも悪い状態にあると言っていい。この苦境に選手たちはどう立ち向かうのか。長らくチームを支える今野泰幸に話を聞いた。

マンUでの不遇から代表でも不調に。“負のサイクル”に苦しむ香川にのしかかる大きな重圧

10月の代表戦で明らかな不調だった香川真司。試合後の本人のコメントからはマンチェスター・ユナイテッドでベンチを温めていることが影響していることがうかがえた。負のサイクルに入っている香川は大きな重圧を跳ね除けることがべきるか。

守護神・川島が見た代表の不調「目先の結果にこだわる時期ではない。自分たちのキャパを広げたい」

10月の連戦で連敗。内容も芳しくなく、ザックジャパンは不調だと言っていい。ゴールマウスからチームを見守る川島永嗣は何を思うのか。本人は課題の改善を口にしながらも自信を失っていない。

香川真司が語るザックジャパン再生の指標「SBやボランチがどんどん前へ出て行かないと」

欧州遠征の2試合は香川真司にとって消化不良のまま終わったのではないか。ザックジャパンのエースとして、本人はこの遠征をどうとらえているのか。そして、現状を打破するために何が必要なのか。

不完全燃焼に終わった柿谷曜一朗。周囲と連携改善を強調「タイミングを合わせることが一番大事」

欧州遠征で2試合無得点。FWの柿谷曜一朗にとっては不本意な2連戦だった。本人はこの結果をどう受け止め、どう改善していこうとしているのか。試合後の本人を直撃した。

危機感を抱きながら前を向く本田圭佑「失点は不運。よかったところもあるし、悲観する必要はない」

欧州遠征で連敗し、重苦しい空気がザックジャパンにのしかかる。攻撃陣は2試合連続無得点に終わり、選手たちは危機感を募らせている。中心選手である本田は何を思うのか?

仲間を信頼する内田篤人「日本には柿谷がいる。絶対やってくれる。結果が出ればチームも変わる」

セルビアに敗れ、なかなか結果の出ない日本代表に重苦しい雰囲気が漂っている。しかし、内田篤人は悲観的にはとらえていない。本人は冷静に反省点を述べるとともに、チームメートへの信頼を口にした。

「セルビアに勝ちきる力がなければW杯で16強はムリ」と危機感を募らせる岡崎慎司

セルビア戦で右MFとしてスタートし、終盤は1トップで奮闘した岡崎慎司。「こうした相手に勝ちきる力がないとW杯でベスト16にいけない」と話す岡崎が語る、チームが抱える課題とは?

敗戦も自信を失わない遠藤「ある程度の相手にはゲームを支配できる自信がある。局面崩すには『遊び心』必要」

欠場と思われたセルビア戦に出場した遠藤保仁。敗戦を遠藤はどうとらえているのか。試合後の本人の口からは前向きな言葉が多く聞かれた。

自己採点は及第点も失点を猛省する吉田麻也。「もっとシュート打たないと」攻撃陣に苦言も

11日、セルビア代表と戦い、2-0で敗れた日本代表。スタンコビッチの引退試合を兼ねたゲームだったため普通の試合とは明らかに違ったが、攻守ともに問題が浮き彫りとなった試合となった。守備崩壊とまで言われるザックジャパン。試合後、吉田麻也がセルビア戦を振り返った。

3バックに自信を見せる長友「インテルでもやっていて好きなシステム。経験積んだし問題ない」

長友佑都にとってセルビア戦は特別な試合となる。旧友スタンコビッチの引退試合だからだ。だが、本人はもちとん緩んだ気持ちはない。そして、試行すると思われる3-4-3へも自信をのぞかせた。

「誰と組んでもしっかりできる」。新コンビへ自信を見せる長谷部。キャプテンとして代表を牽引できるか?

明日、セルビアと戦う日本代表。遠藤保仁の欠場が濃厚で、ボランチは馴染みの薄いコンビで臨むことになりそうだ。カギを握るのはもちろん長谷部誠だ。キャプテンとして、またボランチの主軸としてチームをどう牽引していくのか。試合直前の本人を直撃した。

「山口君はボランチとしていい選手」。細貝が語る代表レギュラーへの決意。新コンビ結成も?

ヘルタ・ベルリンで地位を確立し、代表へ合流した細貝萌。これまでベンチスタートが多かった細貝だが、当然レギュラーの座は狙っている。欧州遠征では山口も選出されており、彼とのコンビも考えられる。10月シリーズでの決意を聞いた。

「クラブの延長線上に代表がある」。岡崎慎司が語る自らに足りない“仕掛ける”意識

新天地マインツで華々しいデビューを飾った岡崎慎司だが、ここ最近は勝ち星に見放されている。苦戦の要因は一体何なのか? 本人の言葉を紐解くと、クラブと代表で共通する課題があるようだ。

代表での“切り替え”を図りたい清武と長谷部。2人の日本代表が語るニュルンベルク絶不調の原因

ニュルンベルクが絶不調に陥っている。6日の試合ではホームで5失点の大敗、順位も16位となっている。日本代表の清武弘嗣と長谷部誠はこの状況をどうとらえているのか。2人に話を聞いた。

韓国代表コーチの提言。W杯抽選会にフィジカルコーチが同行すべき理由

W杯は総力戦だ。すべての面で入念な準備をしなくてはならない。コンディション調整もその一つ。韓国代表でフィジカルコーチを務める池田誠剛氏は、12月のW杯本大会抽選にもフィジカルコーチが同行すべきと説く。その理由とは?

「中村俊輔は睡眠薬を使用してでも調整した」韓国代表コーチが提言する、代表で結果を出すための高い意識

代表チームで難しいのは、コンディションのバラつきを調整することだ。クラブでの出場機会は選手によって異なる。最高のパフォーマンスを出すために何をすべきなのか。韓国代表でフィジカルコーチを務める池田誠剛氏が提言する。

欧州組中心でサプライズ選出も今回が最後か。10月連戦、ザックジャパンに招集されるメンバーは?

10月に欧州遠征を行うザックジャパン。3日にメンバー発表となるが、一体どんな選手たちが選出されるのか。日本代表の今後の日程、海外組の状況からどういうメンバー構成になりそうか、見えてきた。

最激戦区・2列目に挑む工藤壮人。ザックジャパンへの生き残りを懸けた“タフな戦い”

ザックジャパンにとって新戦力の工藤壮人。ゴールも奪い、結果を残している柏レイソルのエースだが、まだ適応しきっていない部分もある。クラブでの過密日程など厳しい戦いが続き、さらに工藤が挑むのは日本代表で最も層の厚い2列目。工藤はこのタフなサバイバルを乗り越えることが出来るか?

“早熟の天才”宇佐美貴史は古巣ガンバで輝きを取り戻せるか

ドイツで志半ばに終わり、帰国した宇佐美貴史。だが、それを引きずることなく、ガンバでは活躍を見せている。「天才」と称された男は、再び輝くために自ら課題に向き合い、そしてチームの勝利に貢献しようとしている。

恩師・海外組からの刺激を成長に変える森重真人。定着を目指すザックジャパンで目指す未来

7月からザックジャパンに呼ばれ、安定感を見せた森重真人。しかし本人は「まだ定着していない」と謙遜する。日々、成長を続ける森重が受けてきた刺激とは何か? そしてザックジャパンでどのような未来予想図を描いているのか?

川島永嗣が語る“原点回帰”と“リスタート”。ザックジャパンが進むべき道とは何か?

2試合で1失点。守備の再構築がテーマにあったザックジャパンだが、数字だけを見ると及第点と言えるかもしれない。ここ最近の失点増加、そして修正を図った9月の連戦をGK川島永嗣はどう見たのか?

「どうして守備の話をクローズアップしているか分からない」。本田が語る攻撃的なスタイルを貫きたい理由

3-1と快勝したガーナ戦で1ゴール1アシストと活躍した本田圭佑。試合後、9月の連戦で テーマとなっていた「守備の整備」について言及した。本田はこれまでも代表のスタイルについて守備的ではなく攻撃的いくと語っていた。そのワケとは?

代表の守備戦術をどうすべきなのか? 内田「後ろに引く、前から行く、どっちかにするって問題じゃない」

グアテマラ戦では出番はなかったものの、ガーナ戦では出場する可能性が高い内田篤人。守備の再構築が課題のザックジャパンにおいて、議論となるのがディフェンスラインの高さだ。代表を牽引してきたサイドバックはどう思っているのか。

安定感を取り戻した吉田麻也「全般的に悪くなかった。これを継続するのが次のテーマ」

ここ最近、ザックジャパンで最も評価を下げてしまったのは吉田麻也ではないだろうか。代表の失点増加、自身のミスもあった。センターバックとして久々にゼロに抑えた試合に先発した吉田は自身をどう分析し、次戦にどうつなげようとしているのか?

グアテマラ戦で連携面の課題を露呈した大迫勇也「自分も1回やれば大丈夫。大事なのはガーナ戦」

9月の連戦ではザックジャパンの1トップを二人のFWが争っている。柿谷曜一朗と大迫勇也。グアテマラ戦では前後半でそれぞれが45分ずつプレーしたが、大迫の出場した前半はチームが無得点と課題を残した。本人はどうとらえているのか。

シュートゼロ、不完全燃焼の香川「シュートを打ててない自分に腹立たしい。ムカついてる」

3-0と快勝したグアテマラ戦。まずまずの動き、キレを見せた香川真司だったが、本人は不満を持っている。チャンスはつくったが、シュートはゼロ。試合後のコメントからは反省点ばかりを口にした。

納得の移籍を果たした長谷部誠。キャプテンとしてザックジャパンを上昇気流に乗せられるか?

今夏、ニュルンベルクへの移籍を果たした長谷部誠。本人のコメントからも気持ちが上向いていることが伺える。帰国したキャプテンは、日本代表の課題についてどう取り組もうとしているのか?

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