元川悦子
1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。
今野泰幸が語るザックジャパン再生への決意「柿谷はまだ遠慮している。もっと要求すべき」
ザックジャパンはチーム発足以来、もっとも悪い状態にあると言っていい。この苦境に選手たちはどう立ち向かうのか。長らくチームを支える今野泰幸に話を聞いた。
マンUでの不遇から代表でも不調に。“負のサイクル”に苦しむ香川にのしかかる大きな重圧
10月の代表戦で明らかな不調だった香川真司。試合後の本人のコメントからはマンチェスター・ユナイテッドでベンチを温めていることが影響していることがうかがえた。負のサイクルに入っている香川は大きな重圧を跳ね除けることがべきるか。
守護神・川島が見た代表の不調「目先の結果にこだわる時期ではない。自分たちのキャパを広げたい」
10月の連戦で連敗。内容も芳しくなく、ザックジャパンは不調だと言っていい。ゴールマウスからチームを見守る川島永嗣は何を思うのか。本人は課題の改善を口にしながらも自信を失っていない。
香川真司が語るザックジャパン再生の指標「SBやボランチがどんどん前へ出て行かないと」
欧州遠征の2試合は香川真司にとって消化不良のまま終わったのではないか。ザックジャパンのエースとして、本人はこの遠征をどうとらえているのか。そして、現状を打破するために何が必要なのか。
不完全燃焼に終わった柿谷曜一朗。周囲と連携改善を強調「タイミングを合わせることが一番大事」
欧州遠征で2試合無得点。FWの柿谷曜一朗にとっては不本意な2連戦だった。本人はこの結果をどう受け止め、どう改善していこうとしているのか。試合後の本人を直撃した。
危機感を抱きながら前を向く本田圭佑「失点は不運。よかったところもあるし、悲観する必要はない」
欧州遠征で連敗し、重苦しい空気がザックジャパンにのしかかる。攻撃陣は2試合連続無得点に終わり、選手たちは危機感を募らせている。中心選手である本田は何を思うのか?
仲間を信頼する内田篤人「日本には柿谷がいる。絶対やってくれる。結果が出ればチームも変わる」
セルビアに敗れ、なかなか結果の出ない日本代表に重苦しい雰囲気が漂っている。しかし、内田篤人は悲観的にはとらえていない。本人は冷静に反省点を述べるとともに、チームメートへの信頼を口にした。
「セルビアに勝ちきる力がなければW杯で16強はムリ」と危機感を募らせる岡崎慎司
セルビア戦で右MFとしてスタートし、終盤は1トップで奮闘した岡崎慎司。「こうした相手に勝ちきる力がないとW杯でベスト16にいけない」と話す岡崎が語る、チームが抱える課題とは?
敗戦も自信を失わない遠藤「ある程度の相手にはゲームを支配できる自信がある。局面崩すには『遊び心』必要」
欠場と思われたセルビア戦に出場した遠藤保仁。敗戦を遠藤はどうとらえているのか。試合後の本人の口からは前向きな言葉が多く聞かれた。
自己採点は及第点も失点を猛省する吉田麻也。「もっとシュート打たないと」攻撃陣に苦言も
11日、セルビア代表と戦い、2-0で敗れた日本代表。スタンコビッチの引退試合を兼ねたゲームだったため普通の試合とは明らかに違ったが、攻守ともに問題が浮き彫りとなった試合となった。守備崩壊とまで言われるザックジャパン。試合後、吉田麻也がセルビア戦を振り返った。
3バックに自信を見せる長友「インテルでもやっていて好きなシステム。経験積んだし問題ない」
長友佑都にとってセルビア戦は特別な試合となる。旧友スタンコビッチの引退試合だからだ。だが、本人はもちとん緩んだ気持ちはない。そして、試行すると思われる3-4-3へも自信をのぞかせた。
「誰と組んでもしっかりできる」。新コンビへ自信を見せる長谷部。キャプテンとして代表を牽引できるか?
明日、セルビアと戦う日本代表。遠藤保仁の欠場が濃厚で、ボランチは馴染みの薄いコンビで臨むことになりそうだ。カギを握るのはもちろん長谷部誠だ。キャプテンとして、またボランチの主軸としてチームをどう牽引していくのか。試合直前の本人を直撃した。
「山口君はボランチとしていい選手」。細貝が語る代表レギュラーへの決意。新コンビ結成も?
ヘルタ・ベルリンで地位を確立し、代表へ合流した細貝萌。これまでベンチスタートが多かった細貝だが、当然レギュラーの座は狙っている。欧州遠征では山口も選出されており、彼とのコンビも考えられる。10月シリーズでの決意を聞いた。
「クラブの延長線上に代表がある」。岡崎慎司が語る自らに足りない“仕掛ける”意識
新天地マインツで華々しいデビューを飾った岡崎慎司だが、ここ最近は勝ち星に見放されている。苦戦の要因は一体何なのか? 本人の言葉を紐解くと、クラブと代表で共通する課題があるようだ。
代表での“切り替え”を図りたい清武と長谷部。2人の日本代表が語るニュルンベルク絶不調の原因
ニュルンベルクが絶不調に陥っている。6日の試合ではホームで5失点の大敗、順位も16位となっている。日本代表の清武弘嗣と長谷部誠はこの状況をどうとらえているのか。2人に話を聞いた。
韓国代表コーチの提言。W杯抽選会にフィジカルコーチが同行すべき理由
W杯は総力戦だ。すべての面で入念な準備をしなくてはならない。コンディション調整もその一つ。韓国代表でフィジカルコーチを務める池田誠剛氏は、12月のW杯本大会抽選にもフィジカルコーチが同行すべきと説く。その理由とは?
「中村俊輔は睡眠薬を使用してでも調整した」韓国代表コーチが提言する、代表で結果を出すための高い意識
代表チームで難しいのは、コンディションのバラつきを調整することだ。クラブでの出場機会は選手によって異なる。最高のパフォーマンスを出すために何をすべきなのか。韓国代表でフィジカルコーチを務める池田誠剛氏が提言する。
欧州組中心でサプライズ選出も今回が最後か。10月連戦、ザックジャパンに招集されるメンバーは?
10月に欧州遠征を行うザックジャパン。3日にメンバー発表となるが、一体どんな選手たちが選出されるのか。日本代表の今後の日程、海外組の状況からどういうメンバー構成になりそうか、見えてきた。
最激戦区・2列目に挑む工藤壮人。ザックジャパンへの生き残りを懸けた“タフな戦い”
ザックジャパンにとって新戦力の工藤壮人。ゴールも奪い、結果を残している柏レイソルのエースだが、まだ適応しきっていない部分もある。クラブでの過密日程など厳しい戦いが続き、さらに工藤が挑むのは日本代表で最も層の厚い2列目。工藤はこのタフなサバイバルを乗り越えることが出来るか?
“早熟の天才”宇佐美貴史は古巣ガンバで輝きを取り戻せるか
ドイツで志半ばに終わり、帰国した宇佐美貴史。だが、それを引きずることなく、ガンバでは活躍を見せている。「天才」と称された男は、再び輝くために自ら課題に向き合い、そしてチームの勝利に貢献しようとしている。
恩師・海外組からの刺激を成長に変える森重真人。定着を目指すザックジャパンで目指す未来
7月からザックジャパンに呼ばれ、安定感を見せた森重真人。しかし本人は「まだ定着していない」と謙遜する。日々、成長を続ける森重が受けてきた刺激とは何か? そしてザックジャパンでどのような未来予想図を描いているのか?
川島永嗣が語る“原点回帰”と“リスタート”。ザックジャパンが進むべき道とは何か?
2試合で1失点。守備の再構築がテーマにあったザックジャパンだが、数字だけを見ると及第点と言えるかもしれない。ここ最近の失点増加、そして修正を図った9月の連戦をGK川島永嗣はどう見たのか?
「どうして守備の話をクローズアップしているか分からない」。本田が語る攻撃的なスタイルを貫きたい理由
3-1と快勝したガーナ戦で1ゴール1アシストと活躍した本田圭佑。試合後、9月の連戦で テーマとなっていた「守備の整備」について言及した。本田はこれまでも代表のスタイルについて守備的ではなく攻撃的いくと語っていた。そのワケとは?
代表の守備戦術をどうすべきなのか? 内田「後ろに引く、前から行く、どっちかにするって問題じゃない」
グアテマラ戦では出番はなかったものの、ガーナ戦では出場する可能性が高い内田篤人。守備の再構築が課題のザックジャパンにおいて、議論となるのがディフェンスラインの高さだ。代表を牽引してきたサイドバックはどう思っているのか。
安定感を取り戻した吉田麻也「全般的に悪くなかった。これを継続するのが次のテーマ」
ここ最近、ザックジャパンで最も評価を下げてしまったのは吉田麻也ではないだろうか。代表の失点増加、自身のミスもあった。センターバックとして久々にゼロに抑えた試合に先発した吉田は自身をどう分析し、次戦にどうつなげようとしているのか?
グアテマラ戦で連携面の課題を露呈した大迫勇也「自分も1回やれば大丈夫。大事なのはガーナ戦」
9月の連戦ではザックジャパンの1トップを二人のFWが争っている。柿谷曜一朗と大迫勇也。グアテマラ戦では前後半でそれぞれが45分ずつプレーしたが、大迫の出場した前半はチームが無得点と課題を残した。本人はどうとらえているのか。
シュートゼロ、不完全燃焼の香川「シュートを打ててない自分に腹立たしい。ムカついてる」
3-0と快勝したグアテマラ戦。まずまずの動き、キレを見せた香川真司だったが、本人は不満を持っている。チャンスはつくったが、シュートはゼロ。試合後のコメントからは反省点ばかりを口にした。
納得の移籍を果たした長谷部誠。キャプテンとしてザックジャパンを上昇気流に乗せられるか?
今夏、ニュルンベルクへの移籍を果たした長谷部誠。本人のコメントからも気持ちが上向いていることが伺える。帰国したキャプテンは、日本代表の課題についてどう取り組もうとしているのか?
長友が語るザックジャパンの課題。攻守両面で足りない連動性をどう高めていくのか?
8月のウルグアイ戦はケガのため欠場した長友佑都。9月の連戦は出場出来る見込みだが、ザックジャパンの中心メンバーである彼にかかる期待は大きい。強豪国との差を埋めるために、今の代表の課題をどう克服していこうと考えているのか?
ザックジャパン1トップ候補の柿谷曜一朗。今後のカギを握る“周囲との連携”をどう深めていくのか
9月の日本代表戦でも1トップとしての期待がかかる柿谷曜一朗。ウルグアイ戦でも明らかになった課題は、周囲との連携だ。期待の天才が長く主力を務めてきた選手たちと呼吸を合わせていくことは、今後のザックジャパンのカギを握ると言っていいだろう。
今野泰幸に聞く。今、日本代表の守備陣に足りないことは何か?
9月に連戦を行う日本代表。守備の再構築は課題の一つだが、DFのレギュラーとして代表を支える今野泰幸はどう課題に取り組もうとしているのか? 本人を直撃した。
ザックジャパンはスタイルを変えるべきなのか? 遠藤保仁が語る失点増加の要因
9月に行われる日本代表の2試合。ザックジャパンのテーマとなるのは、やはり守備の再構築だろう。チームの要であるボランチ、遠藤保仁はチームの課題をどう分析しているのか?
いま注目のC大阪・柿谷曜一朗 超実践的フェイントと少年時代のエピソード
現在、Jリーグでチームの好調を支え、今年7月には初めて日本代表に選出されたセレッソ大阪の若きエース、柿谷曜一朗。そこで今回は、今注目の柿谷特集をお届け。柿谷が過ごした少年時代のエピソードとは?
日本代表が強豪国との差を埋めるために――。本田が語った“フィニッシュ”の本当の意味
強豪国との差を埋めるために何をすべきなのか。攻撃主体のスタイルの変更も一部で叫ばれる中、ザックジャパンの中心選手である本田圭佑が語った。
柿谷曜一朗が語るザックジャパンに“化学変化を起こせる”自信。期待の新星は代表の救世主となれるか?
東アジア杯で結果を出し、14日に行われたウルグアイ戦でも1トップに抜擢された柿谷曜一朗。まだ周囲と十分にフィットしているとは言えないが、本人の言葉からは“合わせられる”という自信が感じられる。
岡崎慎司が語るザックジャパンの目指すべきスタイル「点を取って勝つサッカーの方がいい」
ここ最近、失点が増え、強豪相手に結果も出ていない日本代表。攻撃陣はザックジャパンの再生をどう考えているのか。ウルグアイ戦で動きのキレは見られたものの得点を奪うことが出来なかった岡崎慎司。攻撃のキーマンは思う日本代表のビジョンとは?
内田篤人が語る日本代表ディフェンス強化プラン「守備は個人での努力次第。意識して毎日やるしかない。俺らはそんなに強くない」
ウルグアイ戦でまたも守備が崩壊したザックジャパン。しかし、落ち込んでばかりもいられない。来年に迫ったW杯までにレベルアップを図るのは当然のこと。右サイドバック、内田篤人は日本代表の強化プランをどう考えているのか?
ポゼッションへの固執はあるのか――。遠藤保仁が考えるザックジャパン守備再生へのビジョン
ウルグアイ戦でまたも守備が崩壊したザックジャパン。失点を減らすことは近々の課題だが、チームの要である遠藤保仁はどうとらえているのか? 新戦力との融合を図りつつも、不動のボランチはビジョンを膨らませている。
失意の4失点。今野泰幸がウルグアイ戦で感じた“世界との差”
4失点と守備が崩壊したウルグアイ戦。センターバックを務めた今野泰幸は何を思うのか。試合前から強力FWを警戒していた今野だったが、対峙してみて改めてその凄さを実感したようだ。
ウルグアイに翻弄されたザックジャパン守備陣。吉田麻也が犯したミスとは何か?
14日に行われたウルグアイ戦。日本代表はまたも守備陣が崩壊し、4失点。とりわけ吉田麻也はミスが多く、コンフェデの汚名返上とはならなかった。一体、吉田の何が悪かったのか?
- 【採用情報】フットボールチャンネル編集者を募集2024.04.01
- 【お知らせ】フットボールチャンネル サイトリニューアルについて2024.03.07
- 【採用情報】WEB編集者・マネージャー・ライター募集(サッカー)フットボールチャンネル/フットボール批評オンライン2023.12.05