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元川悦子

1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。

【現場記者の目】得点王・大久保が日本代表に苦言! 若手FWをチクリ、ハリルは「アジアを知らない」

日本代表は2015年の試合を全て終え、今年もあと数週間を残すのみとなった。いまだに本田圭佑や岡崎慎司らに得点を依存している現状に、J1で3年連続得点王に輝いた川崎フロンターレのFW大久保嘉人が苦言を呈している。また、Jリーグのあり方やヴァイッド・ハリルホジッチ監督についても言及した。

【現場記者の目】岐路に立つハリルJ。抜け出せない3枚看板への依存症…日本代表の未来の行方は?

日本代表は17日、ロシアワールドカップアジア2次予選でカンボジア代表と対戦し、2-0で勝利した。2015年最後の代表戦となったが、試合前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が語った「美しく勝って締めくくる」という言葉とは、大きくかけ離れた内容だった。2015年の戦いを振り返り、日本代表はチームの底上げと若返りを推し進める必要にある。日本代表は今、大きな岐路に立たされているのだ。

【現場記者の目】南野&遠藤のリオ世代W先発も。年内最後のサバイバルマッチ、生き残るのは?

カンボジアとのアウェイで年内最終戦を迎える日本代表。この試合では、南野拓実、遠藤航のリオ五輪世代の若手も先発の可能性が高まっている。さらに宇佐美貴史や原口元気といった定位置を狙う選手にとってはサバイバルマッチとなる。

異色の経歴を持つ金崎夢生。サッカーとフットサルを並行していたジュニア時代

先日行われたW杯アジア2次予選対シンガポール戦、豪快なボレーシュートで代表初ゴールを記録した金崎夢生。今後日本代表としてさらなる活躍が期待される金崎だが、実は小学生年代ではフットサルとサッカーを並行してプレーしていた経歴を持っている。サッカーとフットサルを並行することで金崎は何を磨き、何を学んだのだろうか。(『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.20』より一部転載)

【現場記者の目】日本の未来を切り開く岡崎&香川のタテ関係。2人が思い描く得点への道筋とは?

17日にカンボジア戦を控える日本代表。シンガポールとの前戦では、トップ下に清武弘嗣、1トップに金崎夢生が先発。しかし、次戦では香川真司と岡崎慎司が先発復帰濃厚となっている。ライバルの活躍に刺激を受けた2人は年内最終戦を締めくくるための得点への道筋を思い描いた。

【現場記者の目】安泰ではない本田。カンボジア戦での歴代最多予選5戦連発で“格の違い”見せるか

カンボジアとのアウェイ戦を控える日本代表。本田圭佑は、ここまで2次予選4試合連続でゴールを記録。次戦でもゴールを奪えば歴代最多の5試合連続となる。所属するミランでは出場機会を減らしており、日本代表での地位も決して安泰とはいえない今、台頭する若手選手に“格の違い”を見せつけることが必須となる。

【現場記者の目】明暗分かれた代表定位置争い。存在価値高めた3人、不完全燃焼の2人。その胸中を追う

新たな戦力が顔を揃えたシンガポール戦。柏木陽介や森重真人、酒井宏樹は今後のスタメン争いに向けても手応えを感じている。一方で途中出場となった宇佐美貴史や原口元気は不完全燃焼のまま試合を終えた。

【現場記者の目】金崎が見せた“強さ”。3年間の海外で得た自信と変化。先輩・岡崎も認めた相乗効果

日本代表は12日、ロシアワールドカップアジア2次予選でシンガポール代表と対戦して3-0で勝利した。この試合で5年9ヶ月ぶりにA代表でプレーした金崎夢生は、ハリルホジッチ監督も認める華麗なボレーで先制点を奪った。金崎はゴールだけでなく、チームメイトも認める体の強さを発揮し、随所で存在感を放っていた。この進化の裏には、3年間海外で武者修行した成果が表れているようだ。

【現場記者の目】長友が取り戻した自信と信頼。地獄の底から這い上がった精神力で勝利導くか

大幅な先発メンバー入れ替えも予想されるシンガポール戦。その中にあっても長友佑都にはピッチに立つことが期待される。今季、所属するインテルで戦力外の立場にありながらブレない姿勢で信頼を奪い返した。そんな強靭なメンタルは今の日本代表に最も必要とされる部分だろう。

【現場記者の目】香川が語った得点への決意。前回対戦の“雪辱”へ、今こそ「世界基準の違い」を

6月に行われた埼玉スタジアムでのシンガポール戦。勝って当然と思われていた相手に対して日本は0-0で試合を終えた。その中で最も屈辱を味わったのが香川真司だろう。チームの中心として期待を受けながら最も早いタイミングでの交代を強いられた。しかし、ドルトムントで好調を維持する今、香川には「世界基準の違い」を見せることが求められる。

【現場記者の目】本田、ミランでの苦境をプラスに。キーマンとして存在感を示せるか

所属するミランで出場機会を失った本田圭佑。しかし、本人はこれまでにない苦境を必ずしもネガティブには捉えていないことを明かしている。選手にとっては試合に出ることこそ全てであり強がりとも取れるが、何れにしても日本代表にとって本田は欠かせない存在。日々のうっぷんを晴らす迫力でけん引することが求められる。

【現場記者の目】激戦化するFW。宇佐美は6月の悪夢を払拭できるか。今まさに正念場を迎える

6月に行われたホームでのシンガポール戦、代表初先発となった宇佐美貴史はゴールを決めることができず本人にとっても苦い思い出となった。アウェイでの今回は金崎夢生も加わるなどFWの競争は激化している。定位置を確保するためにも宇佐美にとっては正念場の2連戦となるだろう。

【現場記者の目】「2人は似ていて、偉大な貢献をしてくれる」。マインツ関係者が語る岡崎と武藤

ブンデスリーガ第9節、武藤嘉紀の所属するマインツはホームに香川真司の所属するドルトムントと対戦。試合は0-2でドルトムントに軍配が上がったが、武藤のドイツでの挑戦は始まったばかり。前任者である岡崎慎司の成功に続くことができるのか、選手やTV局ディレクターに話を聞いた。

【現場記者の目】大きな一歩を踏み出した5分間。代表デビューの南野が得た焦燥感と希望

13日に行われたイランとの親善試合。わずか5分間ながら、20歳の南野拓実が代表初キャップを踏んだ。一方で、イランは同世代の若手が活躍。本田圭佑や香川真司と互角に渡り合っていた。そこで得た焦燥感は南野のさらなる成長を促すはずだ。

【現場記者の目】先発組の合格点は武藤と米倉、宇佐美&柴崎は落第点。イラン戦・新戦力通信簿

日本代表の13日、親善試合でイラン代表と対戦して1-1で引き分けた。試合前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が示唆していた通り、シリア戦の先発からは5人が入れ替わった。『新戦力のテスト』が最大のテーマとなった一戦だが、合格点のパフォーマンスを見せたのはどの選手だったのだろうか。

【現場記者の目】イランとのアウェイ決戦。宿敵相手に底上げなるか。チームの未来を占う一戦に

敵地アサディスタジアムで行われるイランとの親善試合。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、半数の選手を入れ替えることを示唆した。宿敵ともいえる相手とのアウェイ戦はチームの強化において格好の舞台。先発が予想される宇佐美貴史や柴崎岳、武藤嘉紀は力を示すことができるだろうか。

【現場記者の目】イラン攻略のカギは「ドルトムント流」。“エース香川”で刻む歴史の新たな1ページ

13日に迎えるアウェイでの親善試合。対戦相手のイランは最終ラインに185cm以上の長身選手を揃える強敵だ。大柄な相手に対して攻略のヒントとなるのが、香川真司が所属するドルトムント。ドイツ国内では高さのある方ではない中で得点を量産。そのスタイルは日本代表が目指すものと共通している。

【現場記者の目】イラン戦は未来への分岐点。宇佐美、柴崎、武藤、南野ら若き才能は輝けるか

13日に迎えるイランとの親善試合。アウェイでの貴重な一戦は、これまで出番の限られてきた若手選手たちにとってアピールの場となる。ここから2018年のW杯本大会へ向けて、チームにとって重要な存在となれるか。近未来へのターニングポイントとなる。

【現場記者の目】「カズ越えが存在証明」。真価問われるイラン戦へ、岡崎が語るゴールへの渇望

シリア戦を3-0で制した日本代表は、アウェイでイランとの親善試合に臨む。前戦でPK奪取にゴールと結果を残した岡崎慎司だが、まだまだ満足はしていない。現状では格上となるイランを相手にゴールを奪うことが1トップとしての価値を示すものとなる。

【現場記者の目】ハリルJ、再認識された「いい距離感」の重要性。勝負を分けたHTの“修正”

日本代表は8日、ロシアW杯アジア二次予選でシリア代表と対戦して3-0の勝利を収めた。前半はシリアのプレスに苦しんで0-0で終えた日本代表だったが、後半に向けて改善され、3得点を奪っている。この要因として、選手たちは口を揃えて「距離感」を挙げている。この試合で、改めて「いい距離感を保つこと」の重要が再意識されたのである。

【現場記者の目】岡崎、“アジアキラー”の真価発揮へ。「世界基準の決定力」を示せるか

グループ首位のシリアと対戦する日本代表。これまでの相手とは一線を画すチームだけに、岡崎慎司の活躍は不可欠なものといえる。所属するレスターでは献身的に貢献するものの、ゴールからは遠ざかっている。最終予選進出へ“アジアキラー”と呼ばれた決定力を再び発揮できるか。

日本代表歴代監督が認める「天性のキャプテン」。長谷部誠に見るチームリーダーとしての資質

日本代表には欠かすことのできないキャプテン・長谷部誠選手。長谷部選手がリーダーとして、周囲から頼られる理由はどこにあるのでしょうか。(『ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.36』より一部転載)

【現場記者の目】「正義を貫くために」。ミランに問題提起した本田。シリア戦で真の力を示せるか

所属するACミランに対して辛辣な意見を口にした本田圭佑。クラブで出場機会を失った状態で代表戦に臨むのは自身にとって初めてのことだが、クラブ批判とも取られかねない発言をした以上シリア戦のパフォーマンスにはイタリア国内でも注目が集まるだろう。自らの力を示すことがその「正義」を貫くために必要なことといえる。

【現場記者の目】「代表では不安定」のレッテルを剥がすために。香川に求められる“絶対的な違い”

日本代表は8日にW杯アジア2次予選シリア戦を迎える。5日朝に合宿へと合流した香川真司は、今季ドルトムントで好スタートを切った勢いのまま前回のアフガン戦で2得点の活躍。しかし、現在はドイツで下降線を辿っている。これまで「代表ではコンスタントに活躍できない」と言われ続けた背番号10は、そのレッテルを剥がすことができるだろうか。

【現場記者の目】香川が掴んだ確固たる自信。久々に見せた“10番らしい”躍動感

日本代表は8日、中立地イランで行われたロシアワールドカップ・アジア二次予選のアフガニスタン戦で6-0の大勝を収めた。この試合、輝きを放ったのは香川真司だ。日本代表の10番は、鮮やかなミドルシュートによる先制点を含む2ゴール。これまでなかなか代表で本来のパフォーマンスを発揮できなかった香川だが、この試合では久しぶりに“10番らしい”躍動感を見せた。

【現場記者の目】岡崎が感じた「新たな壁」。更なる進化へ模索続ける“アジアキラー”

日本代表は8日、ロシアワールドカップのアジア二次予選でアフガニスタン代表と中立地イランで対戦する。注目は、カンボジア戦で無得点に終わってしまったFW岡崎慎司だ。プレミアリーグのレスターでプレーする岡崎はこれまでアジアの対戦国を相手にゴールを量産してきた“アジアキラー”でもある。日本の決定力不足解消へ、点取り屋の神髄が発揮されるだろうか。

宇佐美貴史のルーツ。人生最初の衝撃を受けた天才・家長昭博との出会い

9月7日(月)に発売となる、『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.38』(カンゼン刊)では、宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)が小学生から中学・高校へとプロへの階段を登るにあたり、どう過ごしていたのかを特集している。ここでは、その一部を抜粋して掲載する。

【現場記者の目】「QBK超えるミス」。世界に衝撃与えた香川。汚名返上へ、求められるゴールラッシュ

中立地イランで行われるロシアW杯2次予選第3戦アフガニスタン戦を控える日本代表。カンボジアとの第2戦で決定的なチャンスでシュートミスを犯した香川真司には、否が応でも注目が集まる。この失態を挽回するためには大量点を決める以外ないだろう。

【現場記者の目】南アの再現を狙う本田、高さが武器の吉田。アフガン戦テーマはセットプレー

アフガニスタンとの一戦を行うイランに到着した日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、得点力向上のカギにセットプレーを挙げている。そして、その中心となるのが高さを武器に得点を狙う吉田麻也と直接FKでのゴールを狙う本田圭佑だ。

【現場記者の目】武藤&宇佐美&柴崎のプラチナ世代。不発のカンボジア戦、各々に課された課題とは?

勝ち点3を獲得したカンボジア戦。しかし、得点を奪ったのは本田圭佑、吉田麻也、香川真司の3人だった。これからの日本代表を背負う存在として大きな期待をかけられている武藤嘉紀、宇佐美貴史、柴崎岳は結果を残すことができなかった。アフガニスタン戦、その先に向けた彼らの課題とは?

【現場記者の目】カンボジア戦で見えた3つの課題。本田らも指摘する課題と結果への不満

日本代表は3日、ロシアワールドカップのアジア二次予選でカンボジア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。格下のカンボジアに対して34本のシュートを放つも結果は3ゴールと物足りない結果となってしまったが、この試合では3つの課題が浮き彫りになった。

【現場記者の目】山口に期待したい“ギュンドアン”の役割。中盤の大黒柱へ「香川を生かし自ら生きる」

ロシアW杯アジア2次予選カンボジア戦。この一戦では勝ち点3が絶対条件であり、そのためにも中盤で攻守両面において山口蛍にかかる期待は大きい。トップ下の香川真司との連係を強化することで日本代表の攻撃を活性化させることが求められる。

【現場記者の目】充実した時を過ごす香川。ドルトムントのイメージで代表のタクトを振るえるか

今季、ドルトムントで傑出した存在感を示している香川真司。ここ最近ではクラブでの不調を引きずるように代表でも低調なパフォーマンスに終始していたが、今回は充実した状態でW杯2次予選に臨む。

【現場記者の目】カギは岡崎&武藤の2トップ? 本田&香川との共存で決定力不足解消なるか

W杯アジア2次予選カンボジア戦&アフガニスタン戦に向けた合宿がスタートした。日本代表にとって直近の重要なテーマは「決定力不足解消」。そのカギとなるのが岡崎慎司と武藤嘉紀の2トップだ。

3戦未勝利に失望感、新戦力見極めに終始も…。山口&遠藤航の新世代ボランチの示した日本の未来

3試合を終えて2分け1敗の最下位に終わったハリルジャパン。大会前には結果と内容の両立を掲げていたが、結局は新戦力の見極めに終始。全体に失望感が漂ったものの、数少ない収穫として山口蛍と遠藤航のダブルボランチが挙げられる。

「全てはヴァイッドの責任」。張られた予防線。中国戦は更なる新戦力テストか。指揮官の真意とは?

中国・武漢で行われている東アジアカップも開催国・中国との最終戦を残すのみ。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は今大会を新戦力のテストと位置付けているが、大会初勝利のかかる一戦へどのような考えを持っているのだろうか。

「選手の目を見る」。炎天下での青空ミーティング、ハリル監督の訓示が持つ意味と影響とは

中国・武漢で行われている東アジアカップ。開催国。中国との最終戦を前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、就任後最長となる25分間の青空ミーティングを行った。炎天下での訓示はどのような意味を持ち、選手たちにどのような影響を与えたのだろうか。

中国戦で代表初ゴール狙う倉田。偉大な先輩・遠藤保仁から学んだ“ゲームを作る力”

日本代表は5日の東アジアカップで韓国代表と苦しみの末に引き分けで試合を終えた。次の相手は中国代表だ。この試合に向けて、代表初ゴールを狙う男がいる。G大阪の倉田秋は、偉大な先輩である遠藤保仁から学んだことをピッチの上で出していきたいと語っている。

悔しいドローにも収穫見えた日韓戦。タフな守りを見せた守備陣、変化をつけた山口&倉田

日本代表は5日、東アジア杯の韓国代表と対戦し、1-1で引き分けた。大会連覇の目標が潰え、悔しいドローとなってしまったが、いくつかの収穫も見られた。攻撃陣には大きな課題は残っているが、選手たちはその中でも自信を口にしている。

韓国戦はメンバー総入れ替えも? ハリル体制の今後を左右する大一番、チャンスを掴むのは誰か

東アジア杯を戦う日本代表は5日、宿敵である韓国代表と対戦する。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は1-2で敗れた北朝鮮戦に出場しなかった選手にチャンスを与えることを明言している。韓国戦では、メンバーの総入れ替えの可能性もありそうだ。

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