元川悦子
1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。
清武弘嗣がセビージャで直面した言語の壁。戦術理解進まず出場機会減少、日本代表にも大きな影響
日本代表の清武弘嗣はこの夏、ドイツ・ブンデスリーガのハノーファーからスペイン・リーガエスパニョーラの強豪セビージャへの移籍を果たした。しかし、スペインではほとんど出場機会を得ることができていない。清武はその要因に言語の壁があることだと明かしており、これが戦術への理解不足へと繋がっている。セビージャで出場機会を得られなければ、日本代表にも大きな影響がでることになりそうだ。(取材・文:元川悦子【リヨン】)
“ザックの遺産”は不要になったのか? 本田・香川・岡崎がハリルJで生きる道
日本代表は15日、ロシアワールドカップアジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦して2-1の勝利を収めた。結果次第で本大会出場を大きく左右する重要な一戦だったが、これまで代表を支え続けていた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の名前は先発メンバーになく、代わりに先発した大迫勇也、清武弘嗣、原口元気らが結果を残した。ザックジャパンの“遺産”とも言える3人だが、果たして今の代表チームでは不要な存在となってしまったのだろうか? そして、ハリルジャパンで彼らが生き残っていく道はあるのだろうか。(取材・文:元川悦子)
清武が挑む“香川超え”。ハリルJ新司令塔は“動き回って”サウジを撹乱させる
いよいよ今日の夜(15日)、キックオフとなるW杯最終予選・サウジアラビア戦。負けられない重要な一戦となるが、果たして誰がスタメンとなるのか。特に攻撃陣は予想がつかない状況になっているが、代表を追う記者はトップ下に清武弘嗣を起用すべきと説く。高い能力を持ちながらポジションを掴みきれていない清武。この試合は最大のチャンスである。(取材・文:元川悦子)
本田・香川か、大迫・清武か。ハリルJラストチャンスで“ザックの遺産”に課せられた重責
サウジアラビア戦を明日(15日)に控えた日本代表。オマーン戦で大迫勇也と清武弘嗣が結果を出したことで先発メンバーは読みにくい状況にある。フレッシュな面々となるのか、あるいは先発落ちが噂される本田圭佑、香川真司や岡崎慎司がこれまでのようにピッチに立つのか。いずれにせよサウジ戦は様々な意味でラストチャンスであることに間違いない。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、新戦力への通信簿。“合格点”は大迫のみ。物足りない丸山・齋藤は“赤点”
日本代表は11日、キリンチャレンジカップでオマーン代表と対戦し、4-0の勝利を収めた。15日には最終予選の最大の山場となるサウジアラビア戦を控えており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も多くの新顔をテストした。来たる大一番に向け、新戦力たちのパフォーマンスを振り返ってみたい。(取材・文:元川悦子【鹿嶋】)
大迫招集は2トップへの布石か。ハリルJ復帰のFWが持つ大きな可能性
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、ロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦とそのテストマッチとなるオマーン戦に向けて、ケルンの大迫勇也を1年4ヶ月ぶりに招集した。ここまで1トップを採用することの多かったハリルジャパンだが、大迫の復帰は2トップへの布石かもしれない。ケルンで好調を維持するFWは、大きな可能性を持っている。(取材・文:元川悦子【鹿嶋】)
ハリルJ新陳代謝の到来か。“若手”小林祐希・井手口・植田から主力組への挑戦状
11日のオマーン戦、15日のサウジアラビア戦に挑む日本代表には、フレッシュな選手も招集された。指揮官は経験の積み重ねをその理由とするが、本人たちは危機感と覚悟を持って代表合宿に臨んでいる。(取材・文:元川悦子【鹿嶋】)
ハリル流への不安と危険性。選手は困惑と反省、指揮官との意識にズレ。なぜ問題なのか?
豪州に敵地で1-1、勝ち点1を確保した日本代表。数字を見ればアジア王者相手ということもあり、この結果は一定の評価ができる。ただ、この日のスタイルに困惑する選手がおり、反省点があったことも事実。ハリル流を推し進める上では危険性もともなう。(取材・文:元川悦子【メルボルン】)
岡崎と香川が説く豪州攻略法。存在価値証明し、世代交代に“待った”を
イラク戦のパフォーマンスにより、世代交代の到来と言われた日本代表。だが、当然のことながらまだ“世代間抗争”に決着がついたわけではない。岡崎慎司、香川真司の2人は再び闘志を燃やしている。最終予選の大一番・豪州戦は、彼らの存在価値を示す絶好の機会なのである。(取材・文:元川悦子【メルボルン】)
豪州戦キーマンの原口元気と山口蛍。“ロンドン世代”に訪れた代表の主軸奪う千載一遇の好機
現地時間12日に豪州戦を控える日本代表。攻守でキーマンとなり得る存在が、原口元気と山口蛍だ。イラク戦でも活躍した2人の出来が試合を左右すると言っても過言ではない。そして、この試合での活躍次第では“ロンドン組”が主力となる世代交代の好機でもあるのだ。(取材・文:元川悦子【メルボルン】)
清武に求められる“タテとヨコ”の使い分け。ハリルJを宿敵オーストラリア撃破に導けるか
オーストラリア戦で日本代表の鍵を握るのは新トップ下として定着を目指す清武弘嗣だ。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のもと“タテ”の攻撃を磨いてきた日本代表だが、清武には“ヨコ”との使い分けが求められている。新司令塔は宿敵との対決で日本に幅をもたらすことができるのだろうか。(取材・文:元川悦子)
救世主は太田か槙野か。酒井宏と長友が離脱、ハリルJ“サイドバック危機”
オーストラリア戦を控える日本代表にサイドバック問題が噴出した。酒井宏樹が累積警告、長友佑都が負傷でチームを離脱。このポジションの専門家は酒井高徳と太田宏介の2人になってしまった。槙野智章も可能ではあるが果たして……。(取材・文:元川悦子)
ハリルJに生まれた世代交代の可能性。“看板選手”不在の勝利。“脱ベテラン”の呼び水か
10月6日に行われた2018ロシアW杯アジア最終予選イラク戦、アディショナルタイムの決勝ゴールで貴重な白星を勝ち取った日本代表。終始ベンチを暖めた香川真司、途中交代でベンチに下がった本田圭佑、岡崎慎司がピッチにいないなか、終了間際に得点を奪って勝利した。この勝利で、日本代表の世代交代が加速する可能性はあるだろうか。(取材・文:元川悦子)
岡崎が説くイラク戦に必須な心構え。“俺が”捨て、チームのために。ベテランFWに焦りなし
運命のイラク戦に向け、岡崎慎司は泰然自若としている。レスターで出場機会が減り、若手選手の台頭もある。だが、岡崎に焦りはなく、「チームのために」を第一にどっしりと構えている。ベテランFWはあくまで冷静、さらなる飛躍を目指している。(取材・文:元川悦子)
本田圭佑の超ポジティブ思考は不変。逆境楽しむ強気メンタルの根源はどこから?
6日にイラク戦を控える日本代表。4日、本田圭佑が口を開き、熱弁を奮った。ミランでは出場機会がほとんどない厳しい状況だが、本田からはネガティブさが感じられない。自信の根源は一体どこからくるのか。(取材・文:元川悦子)
なぜ川島永嗣が必要なのか? ハリルJ再生を託された“第3GK”の使命
10月の代表ウィークでメンバーに復帰した川島永嗣。クラブではトップチームでの出場機会なく厳しい立場にある。だが、それでも招集されたことには大きな意味がある。現状では第3GKという位置づけだが、ハリルホジッチ監督も大きな期待を寄せている。なぜなのか。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ・トップ下は香川より清武を。鈍ってない“試合勘”、司令塔としての適正
9月に続き、W杯最終予選が10月も行われる。グループ3位の日本にとって6日の初戦・イラク戦は落とせない重要な一戦だ。負傷者も多く、スタメンが読めない状況ではあるが、清武はトップ下での出場機会を狙っている。セビージャで厳しい立場にある今だからこそ彼には大きなチャンスだ。(取材・文:元川悦子)
“重鎮”原・西野両氏が見たU-16代表。監督への賛辞と選手への期待感「黄金世代彷彿」「久保は人と違う部分伸ばして」
アジア選手権を勝ち抜き、見事U-17W杯の切符を手にしたU-16日本代表。日本サッカーの重鎮はどのようにこのチームを見たのか。森山監督を抜擢したJリーグ副理事長の原博実氏、JFA技術委員長の西野朗氏に話を聞いた。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
久保ら攻撃陣だけでない、U-16代表の特筆すべき守備力。瀬古と菅原が示したタフさと闘志
UAEを下し、来年のU-17W杯出場権を獲得した日本代表。グループステージは攻撃陣の爆発が注目されたが、この試合は1-0と苦しい展開。相手の厳しい攻撃をはねのけたには守備陣の奮闘があったからこそだった。振り返れば、4試合で日本は無失点。久保ら攻撃陣に注目が集まったチームではなるが、W杯を得た要因は守備陣にもあるのは間違いない。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
ポイントは久保の仕掛けと菊地の守備力。世界かけた大一番UAE戦、真価問われるU-16代表
いよいよU-16日本代表が今日UAE戦を迎える(23時30分キックオフ)。この試合に勝てばU-17W杯出場権を得ることができる。大一番となる一戦の注目ポイントはどこなのか?(取材・文:元川悦子【ゴア】)
【U-16代表】主将・福岡、久保らが大一番・UAE戦へ闘志。守護神・谷は強気「PK戦は考えていない」
U-17W杯出場へ向け、激戦を続けているU-16日本代表。25日のUAE戦に向け、激しいトレーニングを繰り返している。開催地インドは悪天候が続き、ピッチコンディションも悪いなかではあるが、選手らは闘志をみなぎらせている。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
攻撃陣6人で15得点。U-17W杯出場決定戦へ刺激し合うU-16日本代表。森山監督が抱える「嬉しい悩み」
インドで開催されているAFC・U-16選手権に出場しているU-16日本代表は、22日にグループステージ第3戦でオーストラリアと対戦して6-0で勝利。初戦のベトナム戦、第2戦のキルギス戦に続いて大勝を収めた。攻撃陣は6人で15得点を挙げており、最も競争力の高いポジションでもある。選手たちは互いに刺激し合い、成長を続けている。次のUAE戦は2大会ぶりのU-17ワールドカップ出場権獲得が懸かる重要な一戦となるが、森山佳郎監督は躍動する攻撃陣に「嬉しい悩みですね」と語っていた。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
U-16代表、今日豪州戦。テーマは無失点勝利、久保ら主力は温存か
今日、オーストラリア戦を迎えるU-16日本代表。既に決勝トーナメント進出を決めている状況ではあるが、いい流れをつくっていくためにもしっかり勝つことが重要だ。スタメンはこれまでと大幅に入れ替わることが予想される。そんななかで失点を抑えることがテーマとしてある。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
目標はイニエスタ。平川怜が掲げる理想のボランチ像。U-16代表、W杯出場権獲得へ高まる一体感
AFC・U-16選手権に参加しているU-16日本代表は、現地時間22日にグループステージ第3戦でオーストラリアと対戦する。すでに2試合連続で大勝を収め、決勝トーナメント進出を決めている日本にとっては、2大会ぶりとなるU-17ワールドカップ出場権獲得に向けて勢いづく勝利が欲しい。FC東京U-18の平川怜は、チームの集中力と一体感の重要性を強調。さらに自身が目標とするボランチ像を掲げ、「将来は海外のビッグクラブでプレーしたい」という夢を語った。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
久保建英という“いい刺激”。U-16代表にもたらす大きな効果、チーム内競争激化で選手ら成長
U-16日本代表は現地時間19日、グループステージ第2戦でキルギスと対戦。ベンチスタート予定から先発した久保建英、さらに棚橋尭士らのゴールラッシュにより8-0の圧勝を収め、決勝トーナメント進出を決めた。この世代では久保が大きな注目を集めているが、この試合でハットトリックを決めた棚橋は久保の存在に大きな刺激を受けているようだ。森山佳郎監督も「棚橋に注目してほしい」と、その才能を高く評価している。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
U-16代表、初戦活躍の久保らベンチか。今日難敵・キルギス戦、守備の要・瀬古に懸かる期待
初戦のベトナム戦に大勝したU-16日本代表。今日、キルギス戦を迎える(日本時間19時30分キックオフ)。スタメンの大量入れ替えが予想されるなか、注目はDFの瀬古歩夢だ。難敵キルギスの攻撃陣を止めることができるか。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
U-16、次戦の期待懸かるC大阪組。柿谷・南野らの後継者となれるか【現地レポ】
現地時間の16日に行なわれたAFCU-16選手権インド2016・ベトナム戦で7-0で圧勝し、2大会ぶりのU-17ワールドカップ出場権獲得へ大きな一歩を踏み出した森山佳郎監督率いるU-16日本代表。一夜明けた16日はインドリーグのチャーチル・ブラザーズなどが使用しているティラク・マイダン・スタジアムで15時半から1時間強の軽い調整を実施した。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
最年少・久保建英が見せた老獪さ。本人は不満足も卓越したセンスで攻撃陣けん引【U-16日本代表】
16日に行われたU-16選手権の初戦。日本はベトナムに7-0と大勝した。大量得点の口火を切ったのは久保建英。鮮やかなFKを決め、後半にもエリア内を切り裂いてゴール。本人は納得いくプレーではなかったようだが、チーム最年少からは老獪さも感じるパフォーマンスだった。(取材・文:元川悦子【ゴア】)
好調維持のU-16代表、今日ベトナム戦。久保と菅原の右サイドが初戦攻略の鍵
いよいよ本日、U-16日本代表が初戦・ベトナム戦を迎える(日本時間23時30分キックオフ)。U-17W杯出場のためにここで勝利することでいいスタートを切ることができる。初戦のポイントはどこにあるのか?(取材・文:元川悦子【ゴア】)
15歳・久保建英は小野・高原・柿谷らを超える逸材か。類まれな潜在能力、タフな戦い制し日本の未来を担う存在へ
久保ら擁するU-16日本代表の戦いがいよいよ始まる。アジアを勝ち抜けば来年のU-17W杯に出場できる。重要なのは、結果を出した上で、選手たちが成長していくことだ。過去には小野、高原、柿谷らが羽ばたいた。期待が高い久保は彼らを超える逸材なのか。(取材・文:元川悦子)
久保建英ら擁するU-16代表の期待値と課題。日本サッカーの未来が懸かったU-17W杯アジア最終予選へ
日本サッカーの未来を見据える上で、育成年代での国際大会は極めて重要だ。U-17W杯は2011年以来出場できておらず、是が非でもアジア予選を勝ち抜かなければならない。アジア最終予選は今週にも始まる。小学生年代から注目されてきた久保ら擁するU-16代表の期待値と課題とは?(取材・文:元川悦子)
香川はなぜ代表で輝けないのか? 苦悩続く10番。原口が結果で示した活路
日本代表は6日、ロシアワールドカップアジア最終予選でタイ代表とアウェイで対戦。2-0の勝利を収め、最終予選初白星を挙げた日本代表だったが、この試合でも背番号10の香川真司が輝くことはなかった。一方で、先制点を挙げた原口元気は所属のヘルタ・ベルリンでの役割と代表での役割をリンクさせ、結果を残している。ドルトムントと同じトップ下を任されているはずなのだが、原口の姿を目の当たりにしてもう一度真剣に考え直すべきではないか。(取材・文:元川悦子【バンコク】)
柏木と長谷部がボランチでコンビを組むメリット。ハリルJに安定感をもたらす補完し合う関係性
いよいよ本日キックオフとなるタイ代表戦。負傷中で別メニュー調整が続いていた柏木陽介も回復し、スタメン復帰する可能性が高くなった。長谷部と柏木、このボランチコンビがチームにもたらす役割と意義とは何か。(取材・文:元川悦子【バンコク】)
浅野拓磨、タイ戦先発も。“幻のゴール”は「シュートミス」。窮地の日本を救えるか
2018ロシアW杯アジア最終予選、UAEを相手にホームで黒星スタートとなった日本代表。9月6日にはアウェイで第2戦のタイ戦に臨む。UAE戦ではシュートがゴールラインを割りながらノーゴールと判定された浅野拓磨は、その悪夢を払拭すべく、次戦での奮起を誓っている。(取材・文:元川悦子【バンコク】)
本田が誓った意識改革「マインド変えたい」。“日本代表をエゴイスト集団へ”
UAEに敗れたことはいつにない緊張感に包まれている日本代表。それを最も象徴的に表わしている1人が本田圭佑だ。エゴイストになれ、ともとれる発言でチームを叱咤激励する彼の真意はどこにあるのか。(取材・文:元川悦子【バンコク】)
本田の檄に“控え組”は応えられるのか? W杯出場のため台頭が必須な原口、武藤、山口の正念場
W杯出場に向けて絶体絶命のピンチに追い込まれた。本田圭佑が「気合や根性、負けず嫌いみたいなものが足りない」と苦言を呈した今、控え組の奮起が予選突破に向けて必須だ。武藤嘉紀、原口元気、山口蛍といった若手の奮起に期待が集まる(取材・文:元川悦子)
本田が指摘「日本は勝負弱い集団」。危険な楽観視と根性不足が招いた敗北。意識改革が急務
2018ロシアW杯アジア最終予選初戦、ホームでありながらUAEに敗れた日本代表。早い時間で先制点を奪いながらも逆転を許し、最悪の黒星スターとなった。試合後本田圭佑が指摘した通り、日本の「勝負弱さ」が出た格好になったが、立て直しがうまくいかなければ、この敗戦は致命傷となりかねない。(取材・文:元川悦子)
主将・長谷部が担う重責。UAE戦でチームを支える“代表100試合”という重し
9月1日、2018年ロシアW杯アジア最終予選初戦のUAE戦に臨む日本代表。この試合に出場すれば、長谷部誠は国際Aマッチ100試合目の出場となる。10年がかりで99試合に出場してきた絶対的主将の経験は、チームにとって大きな支えとなるはずだ。(取材・文:元川悦子)
清武がハリルJの新司令塔へ。スペインで磨かれた感覚、本田・香川を操る柔軟性
いよいよUAE戦が明日に迫ってきた。2日前の練習から清武らが合流、ようやく全員が揃った。その清武は今までにない自信と感覚を持っている。スペインの強豪セビージャで揉まれた経験が早くも活きている。ハリルJの司令塔としてチームを導くための準備はできている。(取材・文:元川悦子)
岡崎慎司の飢餓感。ゴールへの欲望とさらに目指す高み。「W杯は決勝T行かないと意味ない」
リーグ開幕戦で先発落ちの憂き目を見た岡崎慎司だったが、2戦目からは復帰。代表戦に合わせるかのように調子を上げてきた。エースFWは、何より結果が重視される最終予選とあって相手の堅い守備を崩す柔軟なアイデアも持っている。そしてもちろんゴールへの貪欲な姿勢もある。むしろ飢餓感とも言える。(取材・文:元川悦子)
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