元川悦子
1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。
乾貴士がハリルJに与える落ち着き。バルサやレアルと対峙した新10番が挑むブラジル戦
11月10日にフランス北部のリールでブラジル戦を迎える日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるチームは7日から戦術練習を開始し、強豪国との試合に向けた準備を進めている。今回の欧州遠征でエースナンバーである10番を背負うことになったのはエイバル(スペイン)でプレーする乾貴士。過去のブラジル戦にも出場経験があり、ラ・リーガではバルサやレアルと対峙している選手だけに、“格上”相手の試合に向けて彼への期待が高まる。(取材・文:元川悦子【リール】)
ハリルJを襲うネイマールの脅威。直近3試合は惨敗…スター軍団ブラジル封じなるか
日本代表は10日にブラジル代表と対戦する。過去に一度も勝利したことがなく、直近3試合はすべて大敗。ネイマールをはじめ、世界のトップクラスで活躍する選手を多数揃えたスーパースター軍団に勝利するために何が必要なのか。ロシアW杯前の貴重なチャンスに、サムライたちは燃えている。(取材・文:元川悦子【リール】)
森岡亮太がハリルJに喚起する競争。3年ぶり代表復帰…因縁のブラジル戦で再デビューなるか
今季からベルギー1部のワースラント・ベフェレンに所属する森岡亮太は、自らの結果で3年ぶりの日本代表招集を掴み取った。すにリーグ戦で7ゴール7アシストを記録し、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も見逃せない存在になった。3年前に力の差を見せつけられたブラジルと再び相見え、ヨーロッパでの成長を証明できるだろうか。(取材・文:元川悦子【リール】)
茂庭照幸、20代前半で「最も輝いていた」選手が30代後半まで現役を続けられている理由【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代の中心的選手であり、ドイツW杯出場も経験した茂庭照幸は自身のキャリアについて何を思うか。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、浮き彫りになった「長谷部ロス」。遠藤航を起用も守備組織は一段と機能せず
10月10日、キリンチャレンジカップ2017のハイチ戦に臨んだ日本代表。6日のニュージーランド戦から大幅にメンバーを入れ替えて挑んだ一戦は、序盤こそ立て続けにゴールを奪ったものの、3失点を喫するなど苦いゲームになった。特に長谷部誠が不在となったアンカーの位置は代役が見当たらず。今後に向けて不安が募る状況になっている。(取材・文:元川悦子)
原口元気、ハリルJでの定位置再奪取へ。武藤・乾の躍動で激化する左サイドのポジション争い
10日、日本代表はキリンチャレンジカップ2017でハイチ代表との一戦に臨む。この試合に向け復活にかける思いを強めているのが原口元気だ。日本代表6日のニュージーランド戦では左サイドのポジションで武藤、乾が印象的なパフォーマンスを披露したが、原口も自身の存在価値を改めて証明したいところだ。(取材・文:元川悦子)
乾貴士、「大人のフットボーラー」への変貌。「自分の限界」知りより高みへ
乾貴士はニュージーランド戦に途中出場して好印象を残した。もともと持っていた自身の武器に経験が加わり、チームのために戦う存在になっている。ハイチ戦は先発濃厚だ。(取材・文:元川悦子)
小林祐希、ようやく訪れた好機。ハリル待望の「武器」と「自己判断力」を手に真価問われるハイチ戦へ
6日に行われたニュージーランド戦で存在感を示した小林祐希は、まだ十分にアピールできたと感じていない。それでも今の日本代表に足りない飛び道具や、現状に疑問を呈する自分で考える力は、ハリルジャパンに必要なモノとなる可能性を秘めている。(取材・文:元川悦子)
香川真司の消化不良感。発揮しきれない実力。日本の10番が攻撃の中心として輝くために
6日に行われた日本代表-ニュージーランド代表の一戦で、先発出場した香川真司。本田圭佑、岡崎慎司らが不在の状況で、トップ下に入った背番号10には大きな期待が集まった。だが、決定機もあったものの得点には絡めず。消化不良のままピッチを後にすることになった。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、新3トップ誕生か。武藤嘉紀が吹き込む新風、NZ戦で掴みたいポジティブな成果
日本代表は6日、来年のロシアW杯に向けてニュージーランド代表との親善試合に臨む。本田圭佑や岡崎慎司が招集外となっている一方、彼らに頼らない新しい形を模索しなければならない。それゆえ今回の試合で採用される可能性のある新たな3トップがもたらすポジティブな効果に期待が膨らむ。(取材・文:元川悦子)
川島永嗣が示す守護神の矜持。楢崎正剛も太鼓判、苦境に次ぐ苦境を乗り越えた強靭な精神
川島永嗣は日本代表の守護神として、長くゴールマウスに君臨している。しかし、その場所にたどり着くまでには数々の苦難や壁を乗り越えなければならなかった。何度も修羅場をくぐり抜けてきたベテランは、自らの立ち居振る舞いで日本代表のGKとは何たるかを示し続けている。(取材・文:元川悦子)
「気づくのが遅いっすけどね」。前田遼一のサッカー人生。中山&高原に影響を受けたFWの矜持【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代の中心的選手であり、2度のJ1得点王に輝いた前田遼一は自身のキャリアについてどう思っているのだろうか。(文:元川悦子)
長友、香川が還元する経験。ロシアW杯まであと9ヶ月、ブラジル大会で体験した屈辱
2018FIFAワールドカップ・ロシア大会のアジア予選を勝ち抜き、本大会への出場権を獲得した日本代表。W杯までに残された期間をどのように過ごすべきなのだろうか。2014年ブラジル大会で1分2敗と悔しさを味わった長友佑都、香川真司は、4年前の経験を踏まえてロシアでのリベンジを誓う。(取材・文:元川悦子)
ベンチ外の屈辱経て…武藤嘉紀、ハリルJの新たなオプションに。1トップとしての確かな成長
今月6日にニュージーランド戦、10日にハイチ戦と親善試合2連戦に挑む日本代表。愛知県内でトレーニングを開始したメンバーの中に、ひときわ強い思いを秘めている男がいた。武藤嘉紀である。1ヶ月前の日本代表戦ではベンチ外も経験した25歳は、大ケガを乗り越え、マインツでもがき、飛躍的な成長を遂げてきた。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、ロシアでの躍進へ…注目は“プラチナ世代”。車屋も招集で、6人の最大勢力に
2018ロシアW杯アジア最終予選を勝ち抜き、本大会への出場権を獲得した日本代表。10月からは代表メンバー23名の座を争うサバイバルが本格化する。そのなかで注目したいのが92年組、いわゆる“プラチナ世代”だ。W杯での躍進のために、ハリルジャパンでも最大勢力となった現在24~25歳の選手たちの台頭に期待したい。(取材・文:元川悦子)
今季限りで現役引退の石川直宏、同世代の選手たちへの感謝「切磋琢磨することができた」【「谷間の世代」と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代の中心的選手であり、今季限りでの現役引退を発表した石川直宏は、同世代の選手たちへ感謝の思いを口にする。(文:元川悦子)
本田圭佑、代表キャリア最大の岐路に。サウジアラビア戦45分間の大きすぎる衝撃
本田圭佑が大きな岐路に立たされている。5日のロシアW杯アジア最終予選、サウジアラビア戦に先発出場した背番号4のパフォーマンスは大きな衝撃だった。大黒柱だったはずの男が見せた弱々しさは、一時代の終わりを感じさせる。このまま消えていくのか、それともパワーアップして復活できるのか。代表キャリアの集大成と位置づける大会まで残された時間は9ヶ月だ。(取材・文:元川悦子)
日本代表、今求められる“吉田頼み”からの脱却。サウジ戦で若きDFたちが示すべき魂
日本代表は現地時間5日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。すでにW杯出場権を獲得している日本にとっては消化試合だが、サウジアラビアにとっては生きるか死ぬかのビッグマッチ。ホームの大声援を背に猛然と襲いかかってくるだろう。そこで試されるのはサムライブルーの総合力。W杯に向けて、チームの総合力を底上げするための戦いになる。(取材・文:元川悦子)
サウジ戦、日本の鍵を握る選手起用。長谷部不在のボランチが未来への道標に
日本代表は5日、アウェイでサウジアラビア代表と対戦する。すでにロシアW杯の出場権は獲得しているが、アジア最終予選を気持ち良く終わるためにも重要な一戦だ。そしてもう一つ、これまで主軸を担ってきたベテランたちに代わる選手として誰を起用するかも注目される。サウジアラビア戦はただの消化試合ではなく、“ロシア後”を見据えた未来への一歩になるかもしれない。(取材・文:元川悦子)
日本代表、サウジ戦を試金石に。新戦力の見極め、ベテランの奮起を促す重要な一戦
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、先月31日のオーストラリア戦で来年行われるロシアW杯の出場権を獲得した。アジア最終予選はあと1試合残されているが、それをただの消化試合にしてはならない。未来への第1歩目として、新しいことを試す、あるいは既にあるものの完成度を高めるために重要な一戦となる。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、最終予選で台頭した新戦力。ベテランの巻き返しも期待。W杯に向けた新たな競争
8月31日、ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦に臨み2-0で勝利した日本代表。勝てばW杯出場権獲得となる状況でヴァイッド・ハリルホジッチ監督は本田圭佑や香川真司をスターティングイレブンから外し、井手口陽介や浅野拓磨ら若手選手を抜てき。大一番で起用された新戦力が期待に応えゴールを奪った。本大会出場を決め、さらなる底上げが期待されるいっぽう、まだまだベテラン選手の力もチームには必要だ。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、FWの人選は? オーストラリア戦勝利へ、大量召集の攻撃陣にかかる期待
2018年ロシアワールドカップアジア最終予選に臨んでいる日本代表。31日夜、ついにオーストラリアとの大一番を迎える。本大会出場がかかる一戦で注目を集めているのが攻撃陣だ。特に27名の招集メンバーのうち、9人を数えたFW。大量召集となったアタッカーのうち、誰がピッチに立つのだろうか。(取材・文:元川悦子)
「本田頼み」の印象拭えなかったブラジルW杯予選。1年弱の不在で際立った大黒柱の存在感【アジア予選激闘史】
日本がW杯に初出場したのは98年フランス大会。それまではアジアの壁を超えることができず、また連続出場できているものの、楽に勝ち抜けた時はない。W杯に出場するのは並大抵のことではないのだ。18年ロシアW杯へ向け大一番を迎える今だからこそ過去の激戦を振り返りたい。今回は14年ブラジルW杯予選。ザッケローニ監督率いる日本代表はアジアカップの優勝チームをベースに歩みを進めた。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、オーストラリア戦最大のカギは「無失点」。「勝利の神様は細部に」。岡田武史の至言
2018年ロシアW杯のアジア最終予選を戦っている日本代表。31日には勝ち点差1で競り合っているオーストラリア代表との大一番を迎える。これまで幾度となく激闘を繰り広げてきた相手だが、日本は同国にアジア予選で勝利したことはない。本大会出場権獲得へ、豪州に勝利するためのカギはなんだろうか。(取材・文:元川悦子)
岡田監督解任論が消えなかった南アW杯予選。2試合残し突破もオーストラリアには勝てず【アジア予選激闘史】
日本がW杯に初出場したのは98年フランス大会。それまではアジアの壁を超えることができず、また連続出場できているものの、楽に勝ち抜けた時はない。W杯に出場するのは並大抵のことではないのだ。18年ロシアW杯へ向け大一番を迎える今だからこそ過去の激戦を振り返りたい。今回は10年南アW杯予選。オシム氏が倒れ、急きょ岡田武史氏が監督に就任していた。(取材・文:元川悦子)
本田圭佑、大一番でこそ高まる存在感。4年前にW杯行き決めた男が語る、豪州戦最大のポイント
8月31日に2018年ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦を迎える日本代表。勝てばW杯出場が決まる一戦だが、本田圭佑はこの一大決戦のテーマについて「慎重さより強気」だと説いた。前大会の最終予選、同じくオーストラリアを相手に劇的な同点ゴールを奪い日本をブラジルW杯出場に導いた背番号4。大一番を前に、その存在感が高まっている。(取材・文:元川悦子)
幾度も苦境に陥ったドイツW杯予選。立ち上がったベテラン、「アブダビの夜」が転機に【アジア予選激闘史】
日本がW杯に初出場したのは98年フランス大会。それまではアジアの壁を超えることができず、また連続出場できているものの、楽に勝ち抜けた時はない。W杯に出場するのは並大抵のことではないのだ。18年ロシアW杯へ向け大一番を迎える今だからこそ過去の激戦を振り返りたい。今回は2006年ドイツW杯予選。2002年の自国開催を経て2大会ぶりとなるW杯アジア予選に臨んだ日本代表は、幾度となく苦境に陥っていた。(取材・文:元川悦子)
敗退寸前だったフランスW杯予選。加茂監督更迭、カズ絶不調、サポ暴動。そしてイランとの激戦【アジア予選激闘史】
日本がW杯に初出場したのは98年フランス大会。それまではアジアの壁を超えることができず、また連続出場できているものの、楽に勝ち抜けた時はない。W杯に出場するのは並大抵のことではないのだ。18年ロシアW杯へ向け大一番を迎える今だからこそ過去の激戦を振り返りたい。今回は98年フランスW杯予選。あのジョホールバルの歓喜の時である。(取材・文:元川悦子)
ハリルJに台頭するプラチナ世代。柴崎・小林・杉本ら92年組に期待、日本代表でのブレイク
8月24日、日本サッカー協会は2018年ロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(8/31)、サウジアラビア戦(9/5)に臨む日本代表メンバーを発表した。その27名のうち、5人を占めたのが92年生まれの選手たち。「プラチナ世代」と呼ばれてきた彼らが25歳を迎える今年、日本代表でのブレイクに大きな期待が集まる。(取材・文:元川悦子)
大迫勇也、日本代表FWの軸に。万能型ストライカーが育成年代で描いた成長曲線
W杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバーに名を連ねたFW大迫勇也(ケルン/ドイツ)。日本代表の軸に成長したストライカーは、これまでどのような成長曲線を描いてきたのだろうか。9月6日発売となる『ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.46』(カンゼン)では、大迫本人をはじめ育成年代で彼の成長に関わってきた人々にインタビュー取材を敢行し、万能型CFの成長過程に迫った。先んじてその一端を紹介する。(取材・文:元川悦子)
松井大輔、磐田での学びと欧州再挑戦の決意。「また自分の可能性を探っていく」【「谷間の世代」と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。同世代の代表的選手ともいえる石川直宏、松井大輔がキャリアのなかで重要な決断を下した今、81年組の面々に今一度フォーカスしたい。(文:元川悦子)
欧州再挑戦の松井大輔、引退表明の石川直宏。岐路に立つ81年組の現在地【「谷間の世代」と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。同世代の代表的選手ともいえる石川直宏、松井大輔がキャリアのなかで重要な決断を下した今、81年組の面々に今一度フォーカスしたい。(文:元川悦子)
川島永嗣にとっての日本代表、そしてW杯。ベテラン守護神が描くロシアの先の世界
6月のイラク戦(テヘラン)で勝ち点1を獲得し、2018年ロシアW杯アジア最終予選突破に王手をかけた日本代表。8月31日のオーストラリア戦(埼玉)と9月5日のサウジアラビア戦(ジェッダ)のラスト2連戦のいずれかに勝利すれば6大会連続の世界切符を獲得できる。だが、3月のUAE戦(アルアイン)から正守護神の座を奪回した川島永嗣(メス)は「オーストラリアに勝てばいいという楽観的な考えは危険」と警鐘を鳴らす。2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会と2度のW杯に参戦したベテランGKに今回の最終予選、そして代表への思いを改めて聞いた。(取材・文:元川悦子)
川島永嗣の終わりなき旅。「未熟だった」ブラジルでの惨敗から4年…追い求め続ける高み
日本代表GK川島永嗣は、フランスで2年目のシーズンを迎える。昨季は3番手からスタートし、終盤戦でレギュラーを奪取。メスの1部残留に大きく貢献した。今季はW杯出場に向けて重要な1年であり、クラブでは新たなライバルとの競争に挑むことになるだろう。飽くなき成長への意欲がベテラン守護神を突き動かしている。(取材・文:元川悦子)
原口元気がイラク戦で味わった屈辱。ベンチで噛み締めた無力感…捲土重来への覚悟
日本代表は13日、ロシアW杯アジア最終予選でイラク代表と対戦して1-1で引き分けた。気温35度を超える酷暑のテヘランで行われた一戦、日本を立て続けにトラブルが襲った。そんな中で自らへの信頼の薄さを嘆く1人の男がいた。試合終了をベンチで見守ることとなった原口元気は、悔しさを押し殺そうと絞り出すように言葉を紡ぐ。(取材・文:元川悦子【テヘラン】)
目覚めよ、ストライカーの本能。大迫と岡崎、2大エースのゴールがハリルJを変える
いよいよロシアW杯アジア最終予選のイラク戦当日を迎えた。12日にはイラク戦開催地のイランで、イラン代表がアジア一番乗りでW杯出場を決めた。日本もそれに続けるか。重要な一戦に向け、ハリルジャパンのFW陣に必要なのはイランのエースFWアズムンのようなストライカーの本能かもしれない。(取材・文:元川悦子)
川島永嗣、苦境経て進化した守護神の決意。不確定要素多い守備陣、勝負所で頼れる最後の砦
13日、2018年ロシアW杯アジア最終予選イラク戦に臨む日本代表。気温35度超・湿度10%程度という過酷な環境で行われる試合に向けて着々と準備を進めているが、決して簡単な試合にはならないだろう。今回のハリルジャパンはDF陣に不確定要素が多く、経験豊富な守護神・川島永嗣に大きな期待がかかってくる。(取材・文:元川悦子【テヘラン】)
本田が示す日本サッカーの新たな可能性。31歳バースデーのイラク戦で果たすべき役割
13日のロシアW杯アジア最終予選のイラク戦に向け、試合開催地のイラン・テヘランで練習を続ける日本代表。過酷な暑さとも戦わねばならないうえ、負傷者続出にも悩まされている。ここで重要な役割を果たすのが本田圭佑だ。試合当日に31歳の誕生日を迎える背番号4は、定位置奪回へ相当な覚悟を胸に秘めている。(取材・文:元川悦子【テヘラン】)
長友の負傷でハリルJにさらなる危機。大混戦のW杯予選突破へ…今こそ日本進化の時
13日に行われるロシアW杯アジア最終予選のイラク戦に向け、9日に決戦の地・イラン入りした日本代表。そこでの初練習、長友佑都が足を痛めてまさかの途中離脱。香川真司の欠場が決まり、山口蛍の出場も微妙、他にもコンディションに不安を抱えた選手が多い中、窮地に立たされたハリルジャパンはいかに戦うべきなのだろうか。(取材・文:元川悦子)
本田がハリルJの“救世主”か。負傷者続出…深刻な人材不足を解決する強烈な個性
シリアとの国際親善試合を終えた日本代表は、多くの負傷者を抱えたまま海外遠征に臨む。次の試合は13日にイランの首都テヘランで行われるイラク戦。来年のロシアW杯出場権獲得に向けて負けられない重要な試合、中盤の人材不足に直面したヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようにチーム作りを進めていくのか。そこでは本田圭佑がキーマンになるかもしれない。(取材・文:元川悦子)
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