元川悦子
1967年、長野県生まれ。94年からサッカー取材に携わり、ワールドカップは94年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6回連続で現地に赴いた。「足で稼ぐ取材」がモットーで、日本代表は練習からコンスタントに追っている。著書に『U-22』(小学館)、『黄金世代』(スキージャーナル)、「いじらない育て方 親とコーチが語る遠藤保仁」(NHK出版)、『僕らがサッカーボーイズだった頃』シリーズ(カンゼン)などがある。
「どういう選考基準か…」 武藤嘉紀の苦悩。暗転は2年前、復活遂げるも厳しく【日本代表当落線上の男たち】
ロシアワールドカップ本大会まで約2ヶ月半。日本代表はメンバー発表前最後の遠征を終えた。チームの中にはロシア行きが確定的な選手もいれば、そうでない選手もいる。サッカー選手であれば誰もが憧れる夢の舞台に立てるかどうか、その当落線上にいる男たちは今、何を思うのか。今回は3月のベルギー遠征で招集外となったマインツのFW武藤嘉紀の胸の内に迫った。(取材・文:元川悦子【ドイツ】)
ハリル流の限界? 「デュエル」で勝てず「縦に速く」で崩せず。このままではミラクルも起きない
日本代表は27日、ウクライナ代表と対戦して1-2で敗れた。ロシアワールドカップ出場権を逃している相手に見せつけられたのは、スコア以上の実力差だった。攻撃にも守備にも課題は山積。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるチームがロシアの地で望む結果を残せるか大いに疑問の残る試合となってしまった。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
ハリルJなぜ停滞? 長谷部・川島ら重鎮が答えた、たった1つの要因
連日伝えられる日本代表の動向からは停滞感が漂っている。ワールドカップまで3ヶ月を切った今、そういったネガティブな雰囲気をポジティブなものに変えていくには何が必要なのか。27日のウクライナ戦で選手たちが表現すべきことを、サムライブルーの重鎮たちが語る。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
本田圭佑が説くハリルJ意識改革。「一歩一歩、一人一歩で11歩」。当落線上でもチーム優先
日本代表選手にとって今回の欧州遠征はワールドカップ本大会出場のチャンスを掴むための重要なアピールの場である。特に最終メンバー入りの当落線上にいる選手たちにとっては、ラストチャンスとも言える。久しぶりの代表復帰で個人としての奮起が求められる本田圭佑は、そんな中でもフォア・ザ・チームで周囲に意識改革を促していた。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
ハリルの指示「聞きすぎ」で混乱。酒井高「監督はピッチで助けてくれない」。求められる自己解決力
現地時間23日に1-1のドローで終わったマリ戦。日本代表のプレーからは迷いが見られた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指示とピッチ内での選手たちの意図が合わない。そういった場面で発揮すべき能力とは何か。停滞から抜け出すために必要なことが、選手たち自身の言葉から見えてきた。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
ハリルJ、テストしすぎで完成度上がらず。長谷部・長友も警鐘、南ア大会前のような危機的状況に
日本代表は23日、国際親善試合でマリ代表と1-1のドローを演じた。最終盤まで敗戦の危機に晒された一戦で露呈したのは、日本の完成度の低さだった。ロシアワールドカップまで残り時間が短い中、代表歴の長いベテランたちは揃って危機感を口にする。この苦境を脱するためには何が必要なのだろうか。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
原口元気、復活への確信。独2部で取り戻した鋭さ、「日本の生命線」で見せたい破壊力
日本代表は23日にマリ代表との国際親善試合に挑む。ロシアワールドカップのグループリーグで対戦するセネガル代表を想定した一戦。この冬に移籍したドイツ2部でプレーの躍動感を取り戻した原口元気は、ロシアのピッチに立つため虎視眈々とアピールの機会を狙っている。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
本田圭佑はハリルとのギャップどう埋める? サバイバルマッチで見せたい答え
久々に日本代表復帰を果たした本田圭佑は、自らのプレースタイルとヴァイッド・ハリルホジッチ監督の要求の間にギャップがあることを自覚している。だが、ロシアワールドカップ出場を果たすためには、指揮官の求めるプレーと明確な結果を残さなければならない。本田がハリルジャパンで生き残るために、両者の間にある溝をどう埋めるかの答えを欧州遠征で見せつけられるだろうか。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
長友佑都が誓うハリルJ活性化。日本代表101試合の経験値でリーダーシップを
今年1月にトルコのガラタサライへ移籍した長友佑都は、ピッチ内外で充実の日々を過ごしている。そんな中での日本代表合流。吉田麻也や酒井宏樹が不在のチームでは10年間で積み上げた代表101キャップの経験値と、守備陣を引っ張るリーダーシップが試される。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
中島翔哉、ポルトガルでの成長示す時。ハリルJで証明したい爆発的な局面打開力
昨年夏に加入したポルトガル1部のポルティモネンセで大ブレイクを果たし、ついに日本代表初招集となった中島翔哉。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるチームにおいて求められるのは「1対1で相手を抜く」ことだ。ロシアワールドカップでのラストピースになれるか、ギリギリで激しい競争に飛び込む心境に迫った。(取材・文:元川悦子【リエージュ】)
那須大亮が目指す完全燃焼。幾多の挫折バネに這い上がったサッカー人生【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。今季からヴィッセル神戸に加入したDF那須大亮は、キャリアを通じて幾多の挫折を乗り越え、移籍を繰り返し、その度に強くなってきた情熱あふれる不屈の男である。(取材・文:元川悦子)
「どんないい話でも移籍したいとは思わなかった」。異端児・平本一樹、東京Vで引退という決断【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。長きにわたって東京Vでプレーし、2017シーズン限りで現役生活を終えた平本一樹も81年生まれの1人。「異端」にも映るプロ生活を終えた大型FWは、FC町田ゼルビアで新たな一歩を踏み出している。(取材・文:元川悦子)
挫折の大きさが未来へのエネルギーに。鈴木啓太、燃え尽きて取り戻したサッカーへの意欲【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。2015年シーズンをもって浦和レッズ一筋の現役生活を終え、現在は解説者、実業家などとして活躍する鈴木啓太氏は、選手としてのキャリアで何を得たのだろうか。(取材・文:元川悦子)
高校サッカーの超過密日程に名将が苦言。改革は急務、念頭に置くべき世界基準
1月8日、第96回全国高校サッカー選手権大会の決勝が行なわれた試合後、準優勝校・流通経済大柏高校の本田裕一郎監督は大会方式の改革を提起した。「プレーヤーズファーストを最優先できていない」と考える指揮官は、日本サッカーの育成課題をどのように捉えているのか。発売中の『フットボール批評issue19』(カンゼン)では、『高校サッカー大改革』をテーマに取材を敢行。高校サッカーに長らく携わる名将に、ピッチ内外における課題を訊いた。(取材・文:元川悦子)
自分は「谷間の中の谷間」。岩政大樹、独自のキャリアを歩み生まれた自信【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。鹿島アントラーズ、タイのBECテロ・サーサナ、ファジアーノ岡山を経て現在関東1部の東京ユナイテッドFCでプレーする元日本代表DF岩政大樹は、自身のキャリアについてどのような思いを抱いているのだろうか。(取材・文:元川悦子)
田中マルクス闘莉王が京都の若手に伝える闘争心。限界までチャレンジする覚悟【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。ブラジル出身で日本に帰化した田中マルクス闘莉王もこの世代の1人。2017年はFWでのプレーが中心となった闘将はJ2京都に何をもたらしているのだろうか。(取材・文:元川悦子)
A代表には無縁も…G大阪でACL制覇など経験。今季で引退の藤ヶ谷陽介、幸せなプロ生活【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代が2001年ワールドユースに出場したときの正守護神であった藤ヶ谷陽介は、2017シーズンをもってプロ選手を終える決断を下した。ガンバ大阪で数々のタイトルを獲得したゴールキーパーは、自身のキャリアについて何を思っているのだろうか。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、“欧州組偏重”はやむなし。惨敗の日韓戦に合格者なし、突きつけられた現実
16日、E-1選手権最終戦の韓国戦に臨んだ日本代表。日本は引き分け以上で同大会の優勝となる日韓戦であったが、あらゆる面で韓国に上回られ、1-4と歴史的な惨敗を喫した。日本の良いところを探すほうが難しい一戦だったすら言える。国内組のみで臨んだ今大会であったが、ハリルジャパンはこの完敗で厳しい現実を突きつけられてしまった。(取材・文:元川悦子)
紆余曲折経てたどり着いた日本代表の座。昌子源、雑草魂胸に秘め、いざ韓国戦へ
16日に日本代表はE-1選手権優勝をかけ韓国代表と対戦する。勝てば2大会ぶりの優勝が決まる日本。ゲームキャプテンも務めたDF昌子源にとっては、タイトル獲得だけではなく、ロシアW杯で定位置を確保するためにも大事な韓国戦になりそうだ。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、4年前の日韓戦を再現できるか。柿谷、山口らと同じ道のりを歩むのは?
16日に日本代表はE-1サッカー選手権最終戦で韓国代表と対戦する。今大会の優勝をかけた重要な日韓戦だ。4年前の同大会で日本は2-1と韓国を下し、当時活躍した山口蛍らが2014年ブラジルW杯メンバーに選ばれている。東アジアのタイトルを獲得することで、今回招集されているメンバーの中からも、同じような道程でロシアW杯行きの切符を掴む選手が出てくる可能性は十分にありそうだ。(取材・文:元川悦子)
運命を変えた磐田移籍。2人の元日本代表10番と共闘。川又堅碁、サッカー人生賭け韓国戦へ
9日からスタートしたE-1選手権で北朝鮮と中国を相手に2連勝している日本代表。16日の最終戦・韓国戦は事実上の優勝決定戦となる。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は第2戦の後に「候補となる選手が見つかった」と語っていたが、第3戦でも印象的なパフォーマンスを見せる選手は出てくるだろうか。ここまで2試合とも途中出場ながらチームの勝利に貢献しているのがFW川又堅碁。ジュビロ磐田移籍後、大きな成長を遂げたストライカーはサッカー人生を賭け韓国との一戦に臨む。(取材・文:元川悦子)
J得点王&MVPの自信。ハリルも絶賛の川崎F・小林悠、3年がかりの代表初ゴール
今季のJリーグ年間MVPにしてJ1得点王という肩書きを提げ、日本代表の一員として戦うFW小林悠。EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会にロシアW杯出場の望みをかけて臨んだ30歳は、代表デビューから3年2ヶ月の時を経て、ついに初ゴールを決めた。これまでの成長と強い覚悟が結実した1点が持つ意味とは。(取材・文:元川悦子)
初招集から約7年、日本代表の黒子役務めてきたGK東口順昭。中村航輔の活躍で高まる闘志
12日に行われるE-1選手権第2戦の中国戦を迎える日本代表。9日の北朝鮮戦では終了間際に井手口陽介が決めた決勝点で辛くも勝利したが、試合を通じて最も好パフォーマンスを見せていたのはGK中村航輔だった。中村の奮闘は、ベンチで試合を眺めていた東口順昭も大いに刺激となっている。日本代表に継続的に招集されながら出場機会に恵まれていなかった苦労人の守護神は、闘志を高めて出番を待つ。(取材・文:元川悦子)
ハリルJで経験した屈辱の払拭へ。帰ってきた大島僚太、E-1で示すべき進化した姿
9日のE-1選手権初戦・北朝鮮戦では井手口陽介のアディショナルタイム弾で辛くも勝利した日本代表。中2日で迎える12日の中国戦では、大幅に出場メンバーが入れ替わる見込みだ。そのなかで注目したいのがMF大島僚太。ほろ苦い代表デビューとなったロシアW杯最終予選UAE戦以来となるAマッチ出場へ。川崎Fと同様日本代表でも背番号10を背負うことになったMFが、成長したその姿を示すべきときがやってきた。(取材・文:元川悦子)
ハリルJ、CF序列争いに変化か。2年ぶり追加招集の川又堅碁、日本人離れしたその迫力
9日、E-1選手権の北朝鮮戦に臨んだ日本代表。試合終了直前に井手口陽介がゴールを奪い辛くも白星スタートとなった。日本はボール支配率こそ高かったものの、なかなかチャンスは創出できず。むしろ北朝鮮のほうが決定機は多かった。そうした展開のなかでも何人かの選手は自身の長所を披露。ジュビロ磐田・川又堅碁の躍動は、ハリルジャパンのCF序列争いに変化をもたらすかもしれない。(取材・文:元川悦子)
昌子源、今こそ示すべき成長の跡。出番なくとも刺激得た欧州遠征、E-1で問われる真価
9日に行われるE-1選手権初戦で日本代表は北朝鮮代表と対戦する。欧州組、クラブW杯に出場している浦和からはメンバーを選べないため、今大会は国内組のみでチームを編成。その中でもコンスタントに代表招集を受けている昌子源はDFの要として注目を集める。欧州遠征では出番がなかった昌子とっては自身の成長とともに、真価が問われる重要な大会になりそうだ。(取材・文:元川悦子)
井手口陽介、日本代表の柱となれ。E-1で問われる真価、リスク覚悟の海外移籍も
まもなくEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会が開幕する。日本代表はすでに3人のメンバー変更があるなどアクシデント続き。そんな中でチームを引っ張っていく責任を背負うのは、21歳の井手口陽介になるかもしれない。(取材・文:元川悦子)
日本代表90試合出場の挑戦者。今野泰幸、ボランチとして挑むハリルJでのアピール合戦
12月9日からのE-1選手権に向け、都内で調整を進める日本代表。初戦は朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦だ。国内組の編成となり、代表経験の少ない選手が多くメンバー入りしているなかで、国際Aマッチ90試合出場と圧倒的な実績を持つのがガンバ大阪の今野泰幸だ。だが当の本人はハリルジャパンでは「新参者」と理解しており、今大会は挑戦者として挑む所存だ。(取材・文:元川悦子)
金崎夢生、勝負のE-1選手権へ。不言実行の男がハリルJで見せたい雄弁な仕事
12月9日から始まるE-1選手権に向け、準備を進めている日本代表。国内組のみの編成で新顔も多くなっているが、メンバー発表時に最も大きな注目を集めたのが金崎夢生だろう。久々の代表復帰となった鹿島アントラーズのFWはハリルジャパンに何をもたらすことができるか。メディアに多くを語らない不言実行の男は牙を研いで決戦を待つ。(取材・文:元川悦子)
清武弘嗣、今こそ復活のとき。再び日本代表の中心へ、蓄えてきた底力
日本代表は4日、都内に集合して初練習を行った。9日から開幕するEAFF E-1サッカー選手権(E-1)に臨むのは全員が国内組の選手たち。その中でも随一の経験を持つ清武弘嗣は9ヶ月ぶりの招集だが、リーダーシップを発揮し、再びロシアW杯への道を切り開くため復活した姿を証明しなければならない。(取材・文:元川悦子)
佐藤寿人が名古屋で求めた喜び。5クラブを渡り歩いたベテランFWの献身【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代の中心的選手であり、名古屋グランパスのJ1昇格に貢献したFW佐藤寿人は、自身のサッカー人生について何を思っているのだろうか。(取材・文:元川悦子)
福岡をPO決勝に導いた山瀬功治。何度も経験した大ケガ。ボランチという新境地【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。現在アビスパ福岡でプレーし、11月26日のJ1昇格プレーオフ準決勝で強烈なミドルシュートを決めた山瀬功治は、自身の歩んできたキャリアについて何を思うか。(取材・文:元川悦子)
南アでのPK失敗から7年…数多の修羅場経た駒野友一。福岡のJ1昇格めざしPOへ【谷間の世代と呼ばれて】
1979年生まれ組が「黄金世代」と称される一方で、「谷間の世代」と呼ばれていた1981年世代。ワールドユース(現U-20W杯)や五輪ではグループステージ敗退を経験したが、2010年の南アフリカW杯では決勝トーナメントに進出した日本代表チームで軸となる世代となり、今なおJクラブで主力を担う選手たちもいる。この世代の中心的選手であり、現在アビスパ福岡でプレーする駒野友一は、自身が歩んできたサッカー人生について何を思っているのだろうか。(取材・文:元川悦子)
ベルギー戦の手痛い教訓。吉田麻也が痛感、勝敗の分かれ目になった「一瞬の緩み」
現地時間14日、ベルギー代表との国際親善試合に臨んだ日本代表。10日のブラジル戦では開始序盤に連続して失点を喫したが、欧州遠征2試合目は拮抗したゲーム展開に。だが守備が一瞬緩んだところで失点してしまい0-1で敗戦。手痛い教訓を得た試合となった。(取材・文:元川悦子【ブルージュ】)
大迫勇也、芽生えつつあるエースの自覚。ベルギー戦で見せつけたいストライカーの「迫力」
日本代表は現地時間14日、ベルギー代表との国際親善試合に臨む。開催国ロシアを除き、欧州最速でW杯出場を決めた強豪だが、豪華な攻撃陣に比べて守備陣の選手層は厚くなく、今回も当落戦上の選手たちが出場してくるとみられる。そこで重要になるのが日本のエースFW大迫勇也がどのような姿勢を見せ、ベルギーの脅威になれるかどうかという点だ。(取材・文:元川悦子【ブルージュ】)
「僕らはうまくない」。吉田麻也が指摘、今こそハリルJに求められる「ガムシャラさ」
日本代表は12日、国際親善試合のベルギー戦に向けて練習を行った。悪天候により試合2日前の重要な調整を途中で打ち切らなければならないアクシデントもあった。そして、選手たちは守備面での不安を口にする。そんな中、欧州で経験を積んできた吉田麻也は、爆発的な攻撃力を誇るベルギー代表を封じるために足りないことを指摘した。(取材・文:元川悦子【ブルージュ】)
乾&浅野か、それとも原口&久保か。ベルギー戦へ、ハリルJの鍵になるサイドの人選
日本代表は11日、ブラジル戦から一夜明けて練習を再開した。次なる相手はベルギー。こちらも欧州で圧倒的な強さを見せつけてきた強豪中の強豪である。3バックの採用が予想される相手に対し、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようなプランを用意しているのだろうか。鍵になるのは両サイドの人選かもしれない。(取材・文:元川悦子【リール】)
井手口陽介に求められる「世界基準」への急成長。ハリルJの鍵握る守備のできる“トップ下”
日本代表は10日、ブラジル代表との国際親善試合に1-3で敗れた。世界最強クラスの相手に力の差を見せつけられた格好だが、チームとして目指すべきところ、必要な要素が明確になった試合とも言える。中でもロシアW杯に向けて鍵になりそうなのは、攻守に総合力の高いMFの台頭かもしれない。(取材・文:元川悦子【リール】)
長友佑都が胸に刻む「危機感」。ブラジル戦で日本代表100試合、絶望から這い上がった男の矜持
日本代表は10日、フランスのリールでブラジル代表と対戦する。長友佑都はこの試合に出場すれば日本代表通算100キャップを達成する。史上7人目の偉業に、背番号5のベテランDFは何を思うのか。そして、負け続けてきたブラジル戦に向けて何を考えているのだろうか。(取材・文:元川悦子【リール】)
原口元気、ブラジル戦にかける復活への覚悟。イメージはバイエルン戦、求められる明確な結果
日本代表は現地時間10日、ブラジル代表との国際親善試合に臨む。先発出場と見られている原口元気だが、所属クラブでは満足な出場機会を得られていない。様々な要素が絡み合って不遇の時期を過ごしている26歳は、ヘルタ・ベルリンで居場所を奪い返し、ロシアW杯への道を切り開くためにも貪欲に結果を追い求めていく。(取材・文:元川悦子【リール】)
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