決勝トーナメント1回戦、オランダを相手に辛くも勝利を収めたなでしこジャパン。準々決勝ではブラジルを撃破し、勢いに乗るオーストラリアとの対戦。厳しい戦いになることが予想される。振り返れば、世界を制した前回大会もギリギリの戦い続きだった。そんななか窮地を救ってきたのは「シンデレラガール」の存在だ。スウェーデン戦で先制点をあげた川澄奈穂美であり、ドイツとの死闘のなか延長戦でゴールをあげた丸山桂里奈がそうだった。そして、今大会のシンデレラガール候補として筆頭に挙げられるは、岩渕真奈だろう。華麗なドリブルを持ち味とする彼女のドリブル論に耳を傾けてみる。(『ジュニアサッカーを応援しよう! Vol.15』より転載)
日本サッカー協会は1日、カナダで開催される女子W杯に挑むなでしこジャパンのメンバー23名を発表した。最大の注目は約1年ぶりの復帰を果たした澤穂希だろう。前回大会の女王であるなでしこの連覇には、彼女の存在が不可欠だと佐々木則夫監督は言う。
今季、なでしこリーグを盛り上げた浦和レッズレディース。最後まで優勝争いしたチームを牽引したのは猶本光だ。U-19での敗戦など悔しい経験を何度もしてきた猶本だが、それを糧に成長を続けてきた。
“常勝軍団”INAC神戸レオネッサが低迷している。今季、レギュラーシリーズでは5位。エキサイティングシリーズへの進出は決めたものの、7敗を喫して07年以来最多の負け数を記録した。その要因はどこにあるのだろうか?
女子アジア杯で初優勝を果たしたなでしこジャパン。7大会連続となるW杯出場権も獲得し、来年夏の連覇に向けて強化を加速していく。しかし、澤や宮間ら中心選手からは課題を指摘する声もある。これからの1年間で戦力の上積みは出来るのだろうか。
昨季、INAC神戸で4冠を達成した石原孝尚監督。だが、1年で退団しアメリカへの挑戦を決めた。その理由とは何か? 本人にインタビューした。
U-19日本女子代表は先に行われたAFC選手権で4位に終わり、U-20W杯への出場権を逃した。なでしこジャパンに世代交代の時期が迫っている現状で、新戦力の台頭が期待された大会だったが、それは叶わず。また、自分たちが国際舞台で経験する貴重なチャンスも逃してしまった。
ナイジェリアとの2試合を終えたなでしこジャパン。2戦とも勝利したが、アピールに成功した新戦力は少なかった。女子サッカーを底上げしていくために、何をなすべきなのか?
ナイジェリアとの2試合を控えるなでしこジャパン。代表には41名もの選手が招集された。その意図とは何だろうか? そこには佐々木則夫監督からの強いメッセージが込められていた。
東アジア杯3連覇を目指していたなでしこジャパン。しかし、最終戦の韓国戦に2-1で敗れ、タイトル獲得はならなかった。勝利を得られなかった要因はどこにあるのか?
東アジア杯の第2戦、北朝鮮と対戦したなでしこジャパンは0-0で引き分けた。後半は押し込みながら無得点に終わったことは反省すべきだが、2試合連続で無失点に抑えた守備陣は評価すべきだ。なぜなでしこは守りきれたのか?
20日に行われた東アジアカップ・中国代表戦で、なでしこジャパンは2-0と勝利した。若いメンバーの多い中国代表に対して、なでしこは貫禄ある戦いを見せた。また、今取り組んでいる「新しい攻撃の形」で得点を奪えたことが、今後の自信に繋がる試合となった。
20日に東アジア杯の初戦を迎えるなでしこジャパン。3連覇を目指しつつも、今後の日程を考えると内容も求められる。チームを支えてきた澤穂希は不在だが、結果と内容の両立を目指し、アジアで「格の違い」を見せる戦いが始まる。