フットボールチャンネル

キム・ドンヒョン

1987年生まれ、韓国在住。早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツジャーナリズム・社会学修士課程修了。修士論文は『韓国ポータルメディアにおける対日ナショナリズム:「ミニ韓日戦」を中心に』。ワールドカップ、アジア大会、五輪などを現地取材。現在は韓国ニュース通信社『Newsis』のサッカー・バスケットボール担当。KリーグやJリーグを幅広く取材。

【U20】バルサ・デュオが証明した韓国の強さ。“天才”たちの活躍で期待されるW杯のブームアップ

U-20韓国代表は20日、U-20W杯の初戦でギニアに快勝した。これまで韓国国内であまり盛り上がっていなかったW杯だが、バルセロナでプレーする2人の活躍によって風向きが変わりつつある。彼らが口にしてきた自信の裏には、自国開催で求められる結果を残せるだけの確信があった。(取材・文:キム・ドンヒョン)

「日韓合意は白紙に」発言も話題。“韓国のトランプ”こと城南FCオーナー、大統領予備選敗北も支持拡大の理由

4日に行われた韓国大統領予備選で敗れた城南市長のイ・ジェミョン氏。過激な発言で度々議論を呼ぶことで“韓国のトランプ”の異名を取るイ氏は、韓国2部リーグの城南FCのオーナーという意外な一面を持っていた。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国代表、出口なき低迷…グループ2位も殺到する指揮官への批判。更迭求める国民の憤怒

韓国代表は28日のW杯アジア最終予選でシリア代表に1-0の勝利を収めたにもかかわらず、国民からの風当たりは強い。いまだグループ2位につけているが、ウリ・シュティーリケ監督の采配や選手選考に批判が相次いでおり、更迭を求める声も強いという。この先の4試合は厳しい相手を残しており、国民は苦しい心境で韓国サッカーの未来を見つめている。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

安田理大が明かす、韓国2部移籍の真相。体感したJリーグとの違い「日本人選手は少し甘い」

名古屋グランパスを契約満了により退団した元日本代表DF安田理大。その去就に注目が集まったが、新天地に選んだのは韓国2部の釜山アイパークだった。Jリーグでは数々のクラブを渡り歩き、オランダでのプレー経験もある安田が、なぜ韓国2部のクラブを選んだのだろうか? その背景、そして日本と韓国の違いについて感じたことを語ってくれた。(取材・文:キム・ドンヒョン【韓国】)

高萩洋次郎、FC東京移籍に秘めた思い。愛する韓国で成功を収め、日本復帰を決意した背景

FC東京は今年1月、元日本代表の高萩洋次郎を獲得したことを発表した。KリーグのFCソウルで1年半プレーし、韓国への愛着を語っていたことから、この移籍は驚くべきニュースであった。韓国ではタイトルも獲得し、地元メディアからも高い評価を得た高萩だが、FC東京移籍という決断に秘めた思いを明かしている。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

全北ACL除外、提訴も逆転は不可能か。同じ現代の“兄弟クラブ”が棚ぼたも

審判買収事件が引き金となり、全北現代の2017シーズンのACL出場権がはく奪されてしまった。全北は提訴することを発表しているが、代わりに出場権を手にしたのは全北と同じく運営・親会社が現代財閥の系譜である蔚山現代だ。蔚山はACL出場に向け、選手補強にも拍車をかけている。果たして、兄貴分の恥を“弟分”が晴らし、Kリーグの名誉を回復させられるのか。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国は柴崎岳に羨望の眼差し「日本は次々にいいMFが出て…」。“名前先行”の知名度に実力も見せつけ

18日に横浜で行われたクラブW杯決勝で鹿島アントラーズはレアル・マドリーに4-2と敗れた。延長戦に持ち込むまで粘りの戦いを見せた鹿島には世界各国から賛辞が送られ、特に2得点をあげた柴崎岳への注目度は高くなった。それはお隣・韓国も同様であるが、やや異なる反応も見られた。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

朴槿恵大統領失脚が引き金に。元アジア王者・城南FC低迷を招いた“韓国のトランプ”の野望

韓国の名門・城南FCが2部に降格した。サッカーファンに大きな衝撃が走ったが、ピッチ外での朴槿恵大統領の失脚が大きな影響を及ぼしているという。本来無関係のはずの政治とサッカーがなぜ絡み合うのか。そこには“韓国のトランプ”と呼ばれ、次期大統領候補にも挙げられる1人の政治家の存在が関係している。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

アジア王者が味わった天国と地獄。審判買収事件で揺れた全北現代、クラブW杯で幸せな結末を迎えられるか?

クラブW杯に出場するアジア王者の全北現代。シーズン中盤は審判買収騒動に揺れた。実刑判決も下り、大きな非難をあびた。だが、チームはそこから復活。ACLを制覇し、クラブW杯出場権を獲得したのだった。1シーズンで天国と地獄を味わった韓国の強豪は、並々ならぬ決意を胸に夢の舞台を戦う。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

日本と同じく「崖っぷち」だった韓国代表。逆転勝利で指揮官は解任回避も…疑問残る采配に課題は山積み

日本代表がサウジアラビア代表に勝利を収めた同じ日、韓国代表はソウルでウズベキスタン代表と対戦していた。ワールドカップ出場へ負けられない大一番を戦っていた日本代表と同じく、韓国代表も「崖っぷち」の状況である。ウリ・シュティーリケ監督への風当たりが強くなっており、試合前には解任の声も高くなっていた。試合は韓国が逆転勝ちを収め、なんとか解任を回避したシュティーリケ監督だったが、疑問も残る采配で課題も山積みだった。(取材・文:キム・ドンヒョン【ソウル】)

地獄から生還した韓国。窮地を救った指揮官の采配とエース・ソンフンミンの輝き

日本と同日、韓国はカタールをホームに迎えていた。勝ち点4ながらシュティーリケ監督が謝罪に追い込まれるなど、韓国は異様な緊張感のなかにあった。カタール戦も逆転される最悪の展開。窮地を救ったのは……。(取材・文:キム・ドンヒョン【水原】)

潜入! 韓国“珍”スタジアム。スキージャンプ台とサッカー場が合体した理由とは? 関係者に聞く

韓国に脅威のスタジアムが誕生した。なんとサッカー場とスキージャンプ台が合体しているのだ。珍妙な光景に現地でも驚きの声があがっているが、なぜこのようなスタジアムが完成したのだろうか。現場に行き、関係者からその理由を聞いた。(取材・文:キム・ドンヒョン)

韓国代表監督が突然の謝罪。出場機会少ない欧州組の起用めぐり猛批判

W杯アジア最終予選を戦う韓国代表。10月の連戦に向けてメンバーを発表した際、シュティーリケ監督が突然謝罪した。韓国は9月の連戦で1勝1分。連勝を狙っていたとはいえ、謝罪にまで追い込まれた背景には何があるのか。(取材・文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国最高の育成監督だった故イ・グァンジョン氏。ソン・フンミンやキ・ソンヨンらも発掘

韓国で一人の監督が逝去した。日本ではあまり知られていないが、育成の専門家として実績のあるイ・グァンジョン氏だ。ソン・フンミンやキ・ソンヨンなど数多くの名手を育てた名将の死に、現地記者は深い悲しみのなかにいる。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

知られざる韓国軍隊チームの内実。元Jリーガーが語る“入隊したからこそ分かったこと”

韓国には兵役の義務がある。たとえスター選手であろうとも、入隊しなくてはならない。そういった選手たちのために軍隊管轄のチームが存在する。日本では知られていない軍隊チームの内実とは何か。元Jリーガーに話を聞き、知られざる一面に迫った。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

日韓の勝負強さが結びついた真逆の結果。韓国メディア「誤審ショックを克服」と賛辞

ロシアワールドカップアジア最終予選の第2戦は、日韓の代表チームにとって悲喜が別れる結果となった。日本はアウェイでタイに勝利して最終予選初白星を挙げた一方、韓国は中立地で行われたシリア戦でスコアレスドローに終わっている。韓国メディアは日本の勝利に「UAE戦の誤審ショックを克服した」と賛辞を送り、韓国代表のウリ・シュティーリケ監督の選手起用には疑問を投げかけている。(文:キム・ドンヒョン)

韓国、中国下し白星発進。楽勝ムードから一転ピンチも勝点3獲得。ソン・フンミンは離脱へ

2018ロシアW杯アジア最終予選初戦で中国代表を下した韓国代表。ホームの初戦で一時は3-0とリードしたものの、そこから2点を奪われ辛勝という格好になった。結果が何よりも求められるW杯予選では勝点3を獲得できたのはポジティブなことだが、リードした際の戦い方には課題を残した。(取材・文:キム・ドンヒョン【ソウル】)

韓国の知られざる兵役義務と免除の仕組み。ソン・フンミンには最後のチャンスと裏技も

今夏行われたリオデジャネイロ五輪。サッカーではブラジルが国史上初の金メダルを獲得した一方で、日本はグループリーグ敗退、韓国はベスト8敗退となった。特に韓国の選手たちにとってこの結果は受け入れがたいものであったはずだ。国の事情により、兵役制度が存在しているからだ。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国、兵役免除の重圧でエース空回り。自国記者が敗因を分析【リオ五輪サッカー】

試合内容で圧倒しながらもホンジュラスに惜敗。あと1点が遠く、リオ五輪男子サッカーで敗退した韓国。自国の記者は敗因を“気負い”と分析する。エースであるソン・フンミンにボールを集めるも、兵役免除がかかる彼は気持ちが空回りしていた。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

明暗別れた日韓の“谷間の世代”…韓国は「奇跡」、日本は「屈辱の敗退」【リオ五輪サッカー】

U-23日本代表はリオ五輪グループステージ第3戦でスウェーデンと対戦し、1-0の勝利を収めるもコロンビアがナイジェリアを下したため、グループステージ敗退となった。一方、アジア最終予選決勝で日本に敗れた韓国はロンドン五輪で金メダルを獲得したメキシコを下し、決勝トーナメントに駒を進めた。日本と韓国、どちらも“谷間の世代”と呼ばれたチームだが、リオでは明暗が別れる結果となった。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国メディアが送る浅野拓磨への賛辞「アジア離れした才能」「日韓戦でもやられた」【リオ五輪サッカー】

リオ五輪サッカーにともに出場している日本と韓国。韓国は強豪ドイツと引き分ける一方、日本はコロンビアと引き分けてグループステージ突破が危機的となる正反対の結果となった。これを受けて韓国メディアはどのような反応だったのか。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

「悲喜の行き違い」「屈辱」。韓国メディアは日本に厳しい評価。正反対だった日韓を比較【リオ五輪サッカー】

リオ五輪サッカーにともに出場している日本と韓国。初戦で日本は敗北し、韓国は大勝、正反対の結果となった。これを受けて韓国メディアはどのような反応だったのか。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国での成長誓う和田倫季「まだ日本に戻る気はない」【Kリーグの日本人】

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でKリーグとの対戦が増える中、Kリーグに興味を持つ日本のファンも少なからずいるのであろう。かつて日の丸を背負っていた高原直泰、戸田和幸、前園真聖などビックネームもKリーグを経験しているが、その絶対数は数少ない。今季スタート時点でKリーグに登録している日本人は4人。近くて遠い国とも言われる韓国でのプレーを決意した日本人たちは今、どのようなサッカー人生を送っているのか。(文・写真:キム・ドンヒョン【城南】)

増田誓志が感じた恐怖心。融合と反発の4年間で見た韓国サッカーの良し悪し【Kリーグの日本人】

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でKリーグとの対戦が増える中、Kリーグに興味を持つ日本のファンも少なからずいるのであろう。かつて日の丸を背負っていた高原直泰、戸田和幸、前園真聖などビックネームもKリーグを経験しているが、その絶対数は数少ない。今季スタート時点でKリーグに登録している日本人は4人。近くて遠い国とも言われる韓国でのプレーを決意した日本人たちは今、どのようなサッカー人生を送っているのか。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

韓国代表は“走ってなんぼ”。強豪との欧州2連戦で取り戻した自分たちの色

日本が国内でキリンカップを戦っていた頃、お隣韓国はヨーロッパに遠征していた。しかも対戦相手はスペインとチェコ。絶好のテストの環境で、ウリ・シュティーリケ監督がチームに根付かせた意識とは何か。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

不正から逃げる韓国サッカー。審判買収問題の調査進まず、このままでは致命的な傷跡に

先月、世を騒がせた韓国サッカーの審判買収問題。忘れていた人も多いのではないか。それもそのはず、本国では問題の根本が解決しないまま追求が終息しつつある。逆境をバネに当の全北現代はACLで勝利したが、それとこの件は別問題である。目を背ける業界に筆者は警鐘を鳴らす。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!