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河治良幸

東京都出身。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で日本代表を担当し、プレー分析を軸にグローバルな視点でサッカーの潮流を見続ける。セガ『WCFF』の選手プロフィールを担当。著書に『勝負のスイッチ』『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』『サッカー番狂わせ完全読本ジャイアントキリングはキセキじゃない』がある。TwitterIDは@y_kawaji

【識者の眼】ロシアW杯で日本代表に活路はあるか? グループリーグH組コロンビア・セネガル・ポーランドを徹底分析、見えた戦い方

ロシアワールドカップ(W杯)における組分け抽選会で、日本代表はグループリーグでコロンビア、セネガル、ポーランド(対戦順)と同組のH組になった。果たして日本はこの3ヶ国から勝ち点を奪うことができるのか。ライバルを徹底分析し、どう戦うべきなのかを探る。(文:河治良幸)

ハリルJ、優勝逃せば”全滅”の覚悟で臨め! ロシアW杯での生き残りをかけE-1へ

日本代表は来月9日から「EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会」に挑む。これまで東アジアカップとして親しまれてきた大会だが、海外組と浦和レッズの選手を招集できず、全員がJ1クラブ在籍選手のチームで戦わねばならない。今大会はロシアW杯に向けた国内組の“ラストチャンス”という位置づけでもあり、東アジアのライバルたちとの戦いの中で選手たちの実力と覚悟が問われる。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑、確立した自分だけの「右サイド像」。信頼つかんだ前期から収穫のW杯イヤーへ

リーガMX前期リーグが終了した。負傷や高地順応で出遅れた本田圭佑は、転機を経て、パチューカで自身の右サイド像を作り上げている。クラブW杯、そしてW杯イヤーへと、活躍の土台はできつつある。(文:河治良幸)

【識者の眼】不在の欧州遠征で見えた必要性。ハリルJ、本田・香川・岡崎の正しい使い方

本田圭佑、香川真司、岡崎慎司とい重鎮3人が、11月の日本代表メンバーから漏れた。ブラジルやベルギーと対戦する重要な欧州遠征だっただけに衝撃は大きく、長きにわたって日本を支えてきた選手たちにはW杯への道が断たれたようにも見える。だが、現実は違っているかもしれない。経験豊富な3人はいまだに重要な戦力だ。(取材・文:河治良幸【ブルージュ】)

【識者の眼】ハリルJが痛感した世界との差。W杯まで残り半年、オプション発掘が躍進のカギに

日本代表はブラジル戦とベルギー戦、欧州遠征の2連戦を終えた。どちらも敗れはしたものも、その試合で得られた感覚は、今後に向けてポジティブな収穫になる。ロシアW杯本大会で同じグループに入るかもしれない世界の強豪と戦うために、日本が伸ばさなければならないところがはっきりと見えてきた。(取材・文:河治良幸【ブルージュ】)

【識者の眼】ハリルJ、ベルギー戦で2トップ採用も? 危険な攻撃の起点「3バック」を潰せ

日本代表は現地時間14日、ベルギー代表との国際親善試合に挑む。ちょうど4年前に勝利している相手だが、当時とは全く違うチームになっている。スケールもクオリティも桁違いの強豪になったベルギーをどう攻略するのか。ハリルジャパンの進化が問われる一戦となる。(取材・文:河治良幸【ブルージュ】)

【識者の眼】ネイマールと対峙、酒井宏樹の奮闘。差は歴然も“デュエル”で示した成長と価値

日本代表は10日、フランス・リールでブラジル代表と対戦し、1-3で敗れた。ピッチ上に現れていたのは歴然とした力の差。あらゆる面でブラジルに上回られた。それでも1人、相手のエースと互角の勝負を演じたのは酒井宏樹だった。今季2度目のネイマールとの対戦を経て、マルセイユでの成長を証明している。(取材・文:河治良幸【リール】)

ハリルJ、堅守ブラジル打倒へ。鍵になる「決め切る力」、共有すべきフィニッシュのイメージ【識者の眼】

日本代表は10日、フランスのリールでブラジル代表と対戦する。国際親善試合だが、世界トップクラスの相手に実力を測れる重要な一戦に違いない。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は勝つためのプランを練っている。新たな戦闘服を身にまとい、王国の戦士たちに立ち向かうサムライの採るべき道とは。(取材・文:河治良幸【リール】)

本田圭佑、流麗な4人抜き“ゴラッソ”。価値ある1点…メキシコからハリルに強烈アピール

本田圭佑がメキシコでまばゆいばかりの輝きを放った。日本代表メンバーから漏れたことで出場できた、現地時間8日のコパMX準々決勝のティファナ戦で60mをドリブルで突破し、4人を置き去りにするスーペルゴラッソを決めて見せた。今後に向けて大きな意味を持つ重要な1点になるかもしれない。(文:河治良幸)

ハリルJ、メンバー選考の意図。“本気モード”で実用的、世界仕様で問われる真価【識者の眼】

10月31日、11月10日のブラジル戦、14日のベルギー戦に臨む日本代表メンバーが発表された。本田圭佑、香川真司らが選外となるいっぽう、浦和レッズで好パフォーマンスを見せている長澤和輝が初招集。今回の25人を選んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督の意図はどういったものなのだろうか。対戦相手との兼ね合いから読み解く。(文:河治良幸)

本田圭佑、2戦連続ゴールで示した新境地。深まる周囲との連係、右サイド起用の価値

パチューカの本田圭佑は現地時間29日に行われたリーガMX前期リーグ第15節のサントス・ラグーナ戦でゴールを挙げた。公式戦2試合連続となるゴールは、メキシコ移籍以来あまり見られなかった形からの1点だった。しかし、それこそ本田にとって価値の高いゴールと言えるのかもしれない。(文:河治良幸)

本田圭佑、実況も叫ぶ圧巻の“ゴラッソ”2発。ついに本領発揮で地元ファンは大熱狂

メキシコ1部のパチューカに所属する本田圭佑は、現地時間25日に国内カップ戦に出場した。相手は2部クラブだったが、背番号02が見せたパフォーマンスは地元ファンを熱狂させるのに十分だった。メキシコ移籍後初めて、自身にとって3年ぶりとなる1試合2得点でついに本領を発揮し始めている。(文:河治良幸)

本田、右ウィングで確かな存在感。代表復帰への影響も興味深い起用法

パチューカは現地時間21日にプエブラと対戦し、1-0の勝利で“リギージャ(プレーオフ)”進出への望みを繋いだ。本田圭佑は右サイドで前節に続いて先発し、確かな存在感を見せて勝利に貢献することができた。(文:河治良幸)

パチューカ・本田圭佑、得点に絡むも無念の引き分け。遠のいたプレーオフ圏内

18日、地震の影響で延期されていたリーガMX(メキシコリーグ)第10節が行われ、本田圭佑の所属するパチューカはトルーカとの試合を2-2で引き分けた。残り4試合を残してプレーオフ圏内とは勝ち点5差となったパチューカ。本田はここからチームを引き上げられるか。(文:河治良幸)

本田圭佑、メキシコ移籍後初のリーグ戦フル出場。パチューカは首位に完敗、見せつけられた力の差

パチューカに所属する日本代表MF本田圭佑は、現地時間14日に行われたメキシコ1部前期第13節のモンテレイ戦に先発出場した。起用されたポジションは慣れないセンターFWだったが、チームのために奮闘。首位の相手に実力差を見せつけられた中、本田のパフォーマンスはどうだったのだろうか。(文:河治良幸)

【識者の眼】香川真司がハリルJの中心になるために。発揮すべき「影響力」、試みるイメージの共有

10月10日、キリンチャレンジカップ2017で日本代表はハイチ代表と3-3で引き分けた。2-3と1点ビハインドの状況から同点ゴールを決めたのはMF香川真司。ロシアW杯アジア最終予選最終盤には出場機会が減っていたが、本大会で背番号10がハリルJの中心的役割を担うために必要なものとは。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】乾貴士のタメと浅野拓磨の推進力。非対称な両サイドが生むハリルJの新メカニズム

10日、キリンチャレンジカップ2017でハイチ代表との一戦を迎える日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は6日に行われたニュージーランド戦から大幅な先発変更を示唆したが、サイドのアタッカーの位置には乾貴士、浅野拓磨が入ることが有力視されている。タイプの異なる2選手が両サイドに配置されることで、ハリルジャパンの新たな型が見えるかもしれない。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】武藤&乾、異タイプの能力引き出す長友佑都。ハリルJ、左サイドの戦術的多様性

6日、日本代表はキリンチャレンジカップ2017でニュージーランドとの一戦に臨み2-1で勝利した。FIFAランキング上は“格下”ともいえる相手との試合で辛勝となったが、選手起用や組み合わせの面では発見や収穫も見られたゲームに。特に左サイドで起用された武藤嘉紀と乾貴士はそれぞれが異なる能力を発揮し、戦術的オプションが豊富になったが、この2人の良さを引き出した長友佑都の働きにも特筆すべきものがあった。(取材・文:河治良幸)

香川&井手口という化学反応への期待。ロシアW杯へ、効果的な中盤の新ユニット【識者の眼】

アジア最終予選を勝ち抜き、2018年に開催されるロシアW杯の出場権を獲得した日本代表。10月6日、キリンチャレンジカップ2017でニュージーランド代表との一戦を迎える。本大会に向けての準備が本格的にスタートし、様々なテストがなされることが予想されるが、この試合では新たな中盤のユニット誕生に期待したい。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】ハリルJ、車屋紳太郎招集の意義。非凡な“左利き”SBの存在価値、新たな戦術オプションに

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は28日、来月6日と10日に行われるニュージーランド戦、ハイチ戦に向けた招集メンバーを発表した。おなじみの顔ぶれが並ぶ中、川崎フロンターレのDF車屋紳太郎の初招集に注目が集まった。Jリーグで高いパフォーマンスを発揮する新戦力の価値とは、いったい何なのだろうか。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑、8分間の出場でリーグ戦2点目奪取。PO進出へ、パチューカの救世主になれるか

27日、リーガMX(メキシコリーグ)第11節が行われ、本田圭佑の所属するパチューカはクルス・アスルとの一戦を迎えた。本田は82分から途中出場し、89分に左足からリーグ戦2ゴール目を記録。優勝を争うプレーオフ進出に向け、パチューカの救世主となることはできるだろうか。(文:河治良幸)

【識者の眼】ハリルJに齋藤学は必要だった。W杯での唯一無二の“切り札”候補、あまりに痛い長期離脱

26日、横浜F・マリノスは齋藤学の負傷離脱を発表した。全治までに要する期間は8ヶ月と見込まれている。シーズン終盤に向けて、そして来年に控えるW杯に向けて最悪のタイミングでの長期離脱。日本代表の切り札になりうる唯一無二の武器を持った選手だったのだが…。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑、初スタメンで見えた課題と可能性。「新境地」インテリオールをものにできるか

パチューカは現地時間9日、チーバスと対戦して1-3と敗れた。移籍後初となる先発出場を果たした本田圭佑は、最高の働きをしたとは言いがたい。それでもこれからフィットすれば代表にとっても面白い選択肢になるかもしれない。(文:河治良幸)

【識者の眼】香川真司の生きる道。ロシアW杯で輝くために、今こそ必要な攻撃のスペシャリティ

日本代表は先月31日のオーストラリア戦と5日のサウジアラビア戦を終え、無事に来年開催されるロシアW杯の出場権を確保した。課題が表出した一方、新たな選手の台頭などポジティブな収穫も多かった今回の2試合。コンディション不良もあって出番はなかった香川真司も、これまでの実績に関係なく安泰ではなくなった。9ヶ月後に世界の舞台で輝くために、背番号10に求められることとは何だろうか。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】本田圭佑、生き残りかけた戦いへ。絶対的でなくなった背番号4が示すべき存在価値

日本代表は5日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。過酷な予選もこのアウェイゲームで最後を迎える。そんな中、これまで長くサムライブルーを引っ張ってきた本田圭佑の立ち位置が危うくなっている。絶対的なレギュラーでなくなった今、金髪の背番号4はいかにして存在価値を示していくべきなのだろうか。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】ハリルJ、“勝負師”の選手起用。歓喜を呼んだ指揮官の緻密なプランニング

日本代表は先月31日、ロシアW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦して2-0で勝利。来年の本大会出場権を獲得した。長年のライバルを寄せつけず、完勝とも言っていい歓喜の背景には、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の緻密なプランニングと“勝負師”としての大胆な決断があった。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】日本代表、守備の最重要タスク。屈強なオーストラリアのセットプレーを無力化できるか

いよいよ来年のロシアW杯出場権獲得をかけた大一番の日がやってきた。日本代表は31日、ロシアW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と相まみえる。アウェイで行われた前回の対戦は1-1のドローに終わったが、そこで重要性を突きつけられたのはセットプレーの守備だった。屈強な巨人揃いのオーストラリアの得点源を封じなければ、日本のW杯行きは闇へと消えていく。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑、途中出場で存在感。離脱者続出&10人の逆境…メキシコ2戦目で示したキープ力

現地時間25日、本田圭佑が所属するパチューカはリーガMX(メキシコリーグ)第7節のティファナ戦に臨み1-2で敗れた。前半に先制点を許し、退場者を出したパチューカにあって、本田はハーフタイム明け後半開始のタイミングで途中出場。試合には敗れたものの、前線でボールを収めるなど存在感を示した。(文:河治良幸)

本田圭佑、メキシコ2戦目は“偽9番”? パチューカの「背番号2」、新境地開拓か

8月22日のベラクルス戦でリーガMX(メキシコリーグ)デビューを果たし、ゴールも奪った本田圭佑。24日に発表された日本代表にも名を連ね、現地時間26日にはW杯アジア最終予選前最後のリーグ戦に臨む。デビュー戦ではインテリオールや2トップ気味の位置でのプレーとなったが、次戦では“偽9番”で起用される可能性もありそうだ。(文:河治良幸)

ハリルJ、異例のFW9人招集。その選考意図は? 陣容から見えた戦略的メッセージ【識者の眼】

8月24日、日本サッカー協会は2018年ロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(8/31)、サウジアラビア戦(9/5)に臨む日本代表メンバーを発表した。試合の登録メンバーは23人であるが、今回は異例の27人を招集。特に前線の選手に人数を割いており、このメンバーリストからヴァイッド・ハリルホジッチ監督の戦略的な意図が見えてくる。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑、メキシコデビュー戦ゴールで示した真価。左足一閃、鮮烈ミドル弾のインパクト

現地時間22日、リーガMX(メキシコリーグ)第6節の試合が行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するパチューカはベラクルスと対戦した。本田は58分に途中出場しリーグ初出場を果たすと、73分には左足で強烈なシュートを放ち初ゴール奪取。負傷で出遅れていたものの、最高のメキシコデビューを飾った。(文:河治良幸)

本田圭佑、ついにメキシコデビューへ。前節ライバルたちが躍動…背番号「02」の起用法は?

パチューカ加入以降、負傷などで出遅れていまだに試合出場を果たせていない本田圭佑。18日のモレリア戦でも招集外となっていたが、ついにメキシコデビューの日が近づいている。現地時間22日に行われるホームでのベラクルス戦に出場する公算が高まってきた。背番号「02」の日本代表MFはどんな形で起用されることになるのだろうか。(文:河治良幸)

本田圭佑、メキシコデビューは22日か。調子上げるパチューカの中盤で求められる重要タスク【識者の眼】

メキシコ1部のパチューカへ移籍した日本代表MF本田圭佑だが、いまだ試合に出場できていない。19日のモレリア戦も招集外となり、デビューは次節以降に持ち越しとなりそうだ。とはいえ本田には重要なタスクがある。新戦力の背番号2は調子を上げつつあるチームをさらなる上昇気流に乗せることができるだろうか。(文:河治良幸)

久保建英が参考にする中村俊輔のFK。中西哲生がつないだファンタジスタの縁

バルセロナの下部組織に在籍した経験を持ち、15歳にしてU-20W杯にも出場した久保建英。そんな将来を嘱望される超逸材は、世界屈指のキック精度を武器に活躍を続ける中村俊輔のフリーキックを参考にしているという。この2人の縁をつないだのはスポーツジャーナリストやサッカー解説者として活動しながら、選手のパーソナルコーチも務める中西哲生氏だった。一見すると不思議な関係はいかにして生まれたのか。『解説者のコトバを聴けば サッカーの観かたが解る』(内外出版)の中で著者の河治良幸氏が、中西氏が取り組んできたチャレンジの深層を紐解いている。(取材・文:河治良幸)

本田圭佑のポジションはどこに? パチューカ、開幕戦で見えたベースの戦い方と求められる役割

日本代表の本田圭佑が加入したメキシコ1部・リーガMXのパチューカ。クラブW杯にも出場する北中米屈指の強豪であるが、リーグ戦前期の開幕戦となるUNAM戦では1-0で敗れた。本田は欠場となったが、出場するとすればどのポジションになるのだろうか。第1節の内容から、本田が入った場合のポジションや役割について考察する。(文:河治良幸)

本田の新天地、メキシコのパチューカとは? 北中米最強クラブにある競争、教育、そして野心

ミランを退団してフリーになっていた日本代表MF本田圭佑の移籍先が、日本時間14日に突如発表された。次なる戦いの場はメキシコリーグの名門パチューカに決まった。北中米カリブ海王者として今年のクラブW杯にも出場する強豪はどんなクラブなのだろうか。何が本田の好奇心に「刺激」を与えたのだろうか。(文:河治良幸)

ハリルJ、“ぶっつけ本番”が裏目に。2列目のテコ入れは逆効果。プランの整合性への疑問符【識者の眼】

13日、2018年ロシアW杯アジア最終予選のイラク-日本戦が行われ、試合は1-1のドローに終わった。7日のシリア戦から布陣を変えてきた日本代表。特に2列目の配置は初めての並びとなったが、結果としてこれはマイナス面のほうが大きかった格好に。公式戦に向けた準備の整合性に疑問符が付いた。(文:河治良幸)

ハリルJ、イラクが誇る「左右の槍」に警戒せよ。欧州で研いだ牙。両翼の破壊力【識者の眼】

13日、2018年ロシアW杯アジア最終予選イラク戦に臨む日本代表。前回対戦時は山口蛍の劇的ゴールでハリルジャパンがなんとか勝ち点3をもぎ取った相手であり、今回も厳しいゲームになることが予想される。イラク代表のストロングポイントは両サイドの破壊力。左右の槍の攻撃力を減退させることができれば、日本は勝利に近づけるはずだ。(文:河治良幸)

中の本田、左の乾、前の大迫。鳴り響いた“崩しの三重奏”。ハリルJ、明確な新オプション【識者の眼】

7日、親善試合のシリア戦に臨んだ日本代表。13日のW杯アジア最終予選イラク戦を前にテストの一戦となったが、1-1の引き分けに終わった。前半はシリアにペースを握られたものの、後半から投入された選手がチームを活性化。中の本田、左の乾、前の大迫による連係は、新たなオプションとして確立されたのではないだろうか。(取材・文:河治良幸)

【識者の眼】日本代表、シリア戦で“デュエル・キング”を探し出せ! 切り札になりうる新参者たち

 日本代表は7日、国際親善試合でシリア代表とタイ戦する。これは来週13日に行われるロシアW杯アジア最終予選、アウェイでのイラク戦に向けた重要なシミュレーションだ。これまでにない過酷な環境で、屈強な相手とぶつかり合うにはハリルホジッチ監督が強調し続けてきた“デュエル”の強さが不可欠。それは今回招集メンバー入りしたニューカマーたちに求められる能力でもある。(取材・文:河治良幸)

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