フットボールチャンネル

川端暁彦

元「エル・ゴラッソ」編集長。現在はフリーとして活動。

“勝負弱い日本”変えることができるか? 育成年代で始まった新たな改革

今夏、新たな試みとなった『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』は、どんな成果があったのか。その改革に目を向けてみる。

日本代表の過去がフラッシュバックするインドネシアサッカーの情熱『ガルーダ U-19 ―若鷲の勝利への旅立ち―』―東京国際フットボール映画祭上映作品―

2015年2月7日(土)、8日(日)、11日(水・祝)に秋葉原UDXシアターで開催する東京国際フットボール映画祭が開催される。日本初公開となる「ガルーダ U-19 ―若鷲の勝利への旅立ち―」は、インドネシアU-19代表がアジアの頂点を目指して奮闘する姿を描いた感動の青春ドキュメンタリーだ。

【ギリシャ戦プレビュー】いざ、ギリシャ。日本代表を取り巻く光景と支えるものに思うこと

日本代表のW杯は、第1戦を終えて早くも危機的状況にある。毎週、週替わりのテーマで議論を交わす『J論』では、「初戦敗北。ギリシャ戦に向けた日本の採るべき術策は何か?」と題して、第2戦に向けた日本代表の選択肢を探っていく。今回はJ論編集長・川端暁彦が、ギリシャ戦に向けて物申す。日本サッカーの象徴たる日本代表へ向けて、期待と信頼を込めて。

「日本vsコートジボワール」プレビュー 指揮官は遠藤と青山を両方「選ぶ」

毎週、週替わりのテーマで議論を交わす『J論』。今週は「W杯初戦。J論的注目選手&注目ポイントはここだ」と題して、各書き手がコートジボワール戦、そしてW杯に向けた注目選手と注目ポイントを説いていく。決戦前日の今回は、代表キャップ140を超える重鎮、G大阪MF遠藤保仁と、Jリーグ王者・広島で磨き抜かれた新鋭MF青山敏弘の起用法を、J論編集長・川端暁彦が考察する。

キプロスという選択。日本、強国のスタンスでW杯へ

毎回週替わりのテーマで日本サッカーについて語り合う『J論』。フットボールチャンネル出張版の手始めは、W杯の壮行試合となるキリンチャレンジカップ・キプロス戦(5月27日・埼玉)について、ちょっと違った視点からフォーカスしていく。今回はJ論編集長の川端暁彦が、この試合の位置付けとブラジルW杯における日本代表の「立ち位置」を考える。

高校サッカーのレベルは上がっているのか? 選手権からわかる日本サッカーの底上げ

冬の定番となった高校サッカー選手権。視聴率も高く、世間一般の関心も多い。だが、Jクラブのユースが充実するにつれ、「選手がそちらに流れる」「いい選手は少なくなっている」という懸念もあるのではないだろうか。果たして高校サッカーのレベルは以前と比べて上がっているのだろうか。

2014年のサッカーカレンダーを読む。W杯だけでない、各年代に待ち受ける重要な戦い

2014年の日本サッカーはどうなるのだろうか。サッカーカレンダーから見ていくと、様々なことが見えてくる。もちろんW杯は最大の山場であるが、その下の年代でも重要なポイントがある。

わかりやすいJリーグになるために――。提案したい「抽選カンファレンス制」

Jリーグは2015年からポストシーズン制を導入する。だが、そのあり方については「わかりにくい」との声が多い。一般層を取り込むために、わかりにくくて良いものだろうか。筆者は現状の問題点を考慮した上で斬新な制度を考案した。「抽選カンファレンス制」だ。

超混戦で“面白い”が“儲からない”Jリーグ。停滞感打破にビッグクラブは必要か?

サンフレッチェ広島の優勝で幕を閉じた今年のJ1リーグ。上位と下位の勝ち点差が少なく、混戦のリーグ戦はどこが優勝するのかまったく予想出来ず、競技としての面白さはある。しかし現実問題としてあまり儲かっていない。たびたび起こる“ビッグクラブ待望論”を検証する。

実は後半戦1位の新潟。意外でなかったマリノス戦勝利から見える、2ステージ制以降後の超混戦と大混乱

週末のJ1は首位のマリノスが敗れ、優勝争いは最終節に持ち越された。マリノスに勝利した新潟は後半戦1位のチーム。2ステージ制で考えると新潟はステージ優勝に最も近いチームだ。Jリーグがいつも混戦であるのは周知の事実。大会方式が2ステージ制に変更すればそれはますます加速し、同時にある“混乱”を招くだろう。

我那覇ドーピングえん罪事件から6年。理事会の“司法機関”への干渉を禁止したJFA改革

先ごろ行われた日本サッカー協会(JFA)の理事会で、大きな改革があった。規律委員会を独立させ、競技規定の改定もあった。あまり報じられなかったことではあるが、実はこの一連の改革は、サッカーファンにとって重要なものであった。

代表発表記者会見の質問と回答から読み解く。ザックは本当に「言い訳」していたのか

先日、欧州遠征の日本代表メンバーが発表された記者会見は重たい空気があった。報道陣はザッケローニ監督へ厳しい質問をぶつけた。翌日の記事も厳しいものになったが、果たしてザックは「言い訳」して逃げていたのだろうか。当日の様子から読み解く。

震災を乗り越え全国大会へ。バラバラになった生徒たちを結んだ富岡高校サッカー部が作った絆

2日、全国高校サッカー選手権の福島県大会決勝が行われた。対戦したのは尚志高校と富岡高校。富岡は震災の被害が大きかった地域。生徒たちもバラバラとなり、学校にあるグラウンドでの練習も出来なくなった。入学が決まっていたにもかかわらず津波で行方不明となる生徒もいた。

なぜなのか? 希薄になってしまった日本代表とJリーグの関係

日本代表とJリーグは切り離せない関係であるはずだ。ところが、両者の関係はJリーグ発足時と比べると希薄になっている。日本サッカーのためにも共存共栄していくべきだが、果たして関係改善の兆候はあるのか。

噂される「ベストメンバー規定」の大幅な規制緩和。その内容と実際の運用は?

当初から問題点を指摘されていた「ベストメンバー規定」だが、ここにきてようやく大幅な規制緩和がなされるのでは、という声が出てきた。その内容と実際に迫る。

感動的な勝利で昇格するもわずか1勝で降格決まった大分。J1昇格プレーオフは正しかったのか?

大分トリニータのJ2への降格が決まった。わずか1勝。厳しいプレーオフのトーナメントを勝ち抜いたが、力及ばず、早々に降格。果たして6位のチームが勝ち上がる可能性が今後もあるJ1昇格プレーオフは正しかったのか?

疑惑の判定がなくなることはないが――。日本サッカーの審判レベルは進歩しているのか?

サッカーファンならば誰もが一度は審判へ文句を言ったことがあるだろう。ジャッジ一つで試合の流れは変わり、誤審もある。では、Jリーグの場合はどうだろう。時に監督や選手から「進歩していない」などと言われることもあるが、果たして本当だろうか?

広州戦で突きつけられたJリーグの現実。ACL制覇のための“日程変更”は本当に正しいのか?

柏レイソルがACLで大敗した。単なる1試合の結果だが、そこにはJリーグの現実が如実に表れている。また、敗因の一つとして語られた過密日程だが、安易に“ACL仕様”としていいのだろうか。

元エルゴラ編集長による『サッカー批評』批評。縮小傾向のメディアと真実を書きにくいサッカー界の厳しい現実

『サッカー批評issue64』で特集が組まれた「サッカーメディアを疑え」。その中の企画に登場した元エル・ゴラッソ編集長・川端暁彦氏は、サッカーメディアの現実をどうとらえているか。『サッカー批評』、今のサッカー界の現実を交えながら考察する。

圧倒的な才能を見せつけた久保くん。“日本のメッシ”はバルサのトップまで上がることが出来るのか?

天才少年・久保くんの来日でわいた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。噂に違わぬ活躍を見せた久保くんはバルサのトップまで順調に上がれるのか? また、日本勢に圧勝したバルサだが、果たして「世界との差」は本当に大きいのか?

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