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本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

「最も大きなクロップの危機」。分岐点に立つドルトムント。7試合で勝ち点7は“カタストロフィ”

ブンデスリーガ第7節において、ドルトムントはホームでハンブルガーSVに敗れた。地元紙は軒並み低評価を下し、ここ4試合で勝ち点わずか1という現状はユルゲン・クロップ監督の就任以来、最も苦しい状況となった。

香川1人では難しい――。最下位に敗北、明確になったドルトムントの課題。待たれる負傷者の復帰

10月4日、ブンデスリーガ第7節。ホームにHSVを迎えたドルトムントだったが、まさかの敗戦。香川真司は先発フル出場、奮闘したが最後まで1点が遠かった。今のドルトムントが抱える課題とは?

苦手のHSV戦、現地2紙は共に香川のトップ下予想。ロイスら負傷者の復帰にもメド

本日、HSV戦を控えるドルトムント。現地紙は香川真司をトップ下で先発と予想している。苦手のHSV戦ではあるが、チャンピオンズリーグでの快勝を受け、現地では「問題ない」ととらえられているようだ。

香川のCLでのアシストを現地紙は絶賛。チーム最高点並び、キッカー紙ではMOMに

チャンピオンズリーグのアンデルレヒト戦で先発出場したドルトムントの香川真司。先制点のアシストをするなど勝利に貢献。現地紙は軒並みチーム最高点を与え、キッカー紙ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。

「視野が落ち着いていた」。香川、状態上向きで先制アシスト。連動したプレスが安定感もたらす

ドルトムントは、チャンピオンズリーグにおいてアウェイでアンデルレヒトを3-0と下した。フル出場した香川真司は、チーロ・インモービレの先制点をアシスト。徐々に状態は上がっている。

「そこは一瞬のひらめき」。先制アシストを振り返る香川。代表復帰には「凄く嬉しい。新しい挑戦が始まる」

チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、ドルトムントはアウェイでアンデルレヒトと対戦して3-0の快勝を収めた。香川真司は、フル出場して先制ゴールをアシストした。

「さらなる構築のための男」。香川、CLアンデルレヒト戦へ大きな期待。「ゲームメーカーとして必要とされる」

ドルトムントは、チャンピオンズリーグのグループD第2節でアンデルレヒトとのアウェー戦を迎える。地元紙は一様に香川真司の先発出場を予想。ゲームメーカーとして大きな期待が懸かる。

「クリエイティビティの欠如」。現地紙はシャルケ戦敗因を香川のベンチスタートと分析。さらなる懸念材料も

ドルトムントは、シャルケとのルール・ダービーを1-2で落とした。6試合を終えて2勝1分3敗、リーグワースト3位の11失点を喫している低調ぶりにドイツメディアも特集を組んで分析している。

「多くの時間はない」。3戦勝ちなしのドルトムントに地元紙は不安視。「王者クラスを見せることが出来るだろうか?」

ドルトムントは、シャルケとのルール・ダービーを1-2で落とした。ここ3試合で1分け2敗と勝利の無い状況が続いており、地元紙はCLに向けて不安視する見方を強めた。

「他の選手の動き出しが早くなる」。ダービー敗戦もチームの軸となった香川、内田も認める仲間からの信頼度

シャルケとのルール・ダービーを1-2で落としたドルトムント。香川真司はベンチからのスタートとなり、54分から出場。試合には敗れたものの、内田篤人も認めるようにチームの軸として攻撃を活性化させた。

「守備の危機を笑い飛ばす」。ドルトムント、シャルケとのダービーへ向けて守備の要フンメルスが復帰へ

ブンデスリーガ第6節、ドルトムントはシャルケとの「ルール・ダービー」を戦う。ここまで5試合で9失点を喫するなど守備に安定感を欠くドルトムントだが、この試合ではマッツ・フンメルスが復帰する見込みだ。

「ミュラー=パダーボルン×2」。全選手の市場価値はミュラーの半分以下。快進撃の首位と昨季王者の一戦、その結果は?

今季、昇格組ながら4節終了時点で首位に立つ快進撃を見せているパダーボルン。第5節では王者バイエルンと対戦したが、全選手の市場価値はミュラー1人の半分以下。果たして試合の結果は?

「失敗」「強いアクション」。香川、バー直撃シュートに地元紙は評価分かれる。クロップは2失点に“ふくれっ面”

ドルトムントは、シュツットガルトとホームで対戦して2-2。地元紙は不安定な守備で失点を喫した両チームに対して総じて低い評価を下した。今季初のフル出場となった香川真司は評価の分かれる結果となった。

【現地記者の視点】香川の課題=チームの課題。安定感に欠くドルトムント、香川との連携を強化せよ

ブンデスリーガ第5節、ホームでシュツットガルトと2-2のドローに終わったドルトムント。トップ下で先発した香川真司は、今シーズン初のフル出場。コンディションは上向きだったものの、周囲との連係に課題を残した。

共に現地紙が先発予想の香川とグロスクロイツ。キッカー紙が2ページで特集するほどの親密ぶり

24日に行われるシュツットガルト戦。ドルトムントの香川真司は現地紙では先発に予想されている。同じく名を連ねるグロスクロイツ。旧知の仲ではあるが、あまりの親密ぶりにキッカー紙が特集を組んだ。

「お前なら出来る、そして楽しめ」。丸岡をブンデスデビューさせたクロップ監督の選択。“目先の勝利より将来を”

ドルトムントの丸岡満がブンデスリーガでデビューを果たした。マインツを相手に0-2とビハンドを背負った状況での起用を決めたユルゲン・クロップ監督の意思とは?

主役に就いた“もう1人のシンジ”。今季4得点目の岡崎を地元紙も高く評価。「カガワからショーを奪う」

ブンデスリーガ第4節マインツ対ドルトムントの一戦は、岡崎慎司のゴールによってマインツが2-0で制した。岡崎と香川の日本人対決となったこの試合、地元紙は“もう1人のシンジ”を高く評価した。

「もっともっと良くなる」。敗戦にも先を見据える香川。決勝弾の岡崎も「もっと怖い選手だと思う」

ブンデスリーガ第4節、ドルトムントはアウェイでマインツと対戦。香川真司と岡崎慎司による日本人対決となった一戦は、手堅い守備に加えて岡崎がゴールを決めたマインツに軍配が上がった。

香川への過熱報道も一段落、“シンジ”対決の扱いも小さく。トップ下先発かベンチか、割れる現地紙予想

鮮烈な復帰戦から一週間。マインツ戦に臨む香川真司について、現地紙の予想は割れている。トップ下かはたまたベンチか。いずれにせよ、香川にとって最初のアウェイ戦。ドイツ全土をめぐる帰還の旅はここから始まる。

ラームに平均以下、エジルに最低点も。ドイツ人選手に並ぶ厳しい評価、求められる“世界王者”としての高い質

厳しい戦いとなったCLのマンチェスター・シティ戦を辛くもものにしたバイエルン・ミュンヘン。殊勲の決勝点をあげたボアテングには最高評価をつけた現地紙だったが、他の選手にはやや厳し目だ。今季のドイツ人選手には“世界王者”という高い基準が設けられているようだ。

「CLでの狂喜再び」。完璧な試合運びでアーセナルを下したドルトムント。地元紙は早くも2季ぶり決勝進出に期待

欧州チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節、ドルトムントはアーセナルを2-0で下した。ユルゲン・クロップ監督は、試合後にほぼ完璧な試合運びだったことを明かしたが、地元紙も一様に高い評価を与えている。

「ゲーゲン・プレッシング+ 0トップ」。再び欧州を席巻へ、得点シーンに凝縮されたドルトムントの新戦術

2-0でアーセナルを下したドルトムント。今季、レバンドフスキに変わってインモービレを獲得したクロップ監督は、どのような変化を加えたのだろうか? この試合から、新たな戦術が見えてきた。

“混沌は造られた秩序”。更なる進化を遂げるため、実験を続けるペップ・バイエルン。香川は連覇を阻止する存在となるか

開幕3戦で2勝1分けも、苦戦を強いられているバイエルン・ミュンヘン。ペップ・グアルディオラ監督もウィンター・ブレイクまでの苦戦を覚悟しているようだが、地元メディアはドルトムントに復帰した香川真司が連覇を阻止する存在となることを期待している。

「ドルトムントは王者の笑い声を再び抱く」。香川、復帰2戦目はCLアーセナル戦。重要な大一番へ地元紙の期待高まる

ドルトムントでの完璧な復帰戦を終え、次は欧州チャンピオンズリーグのアーセナル戦を迎える香川真司。この重要な一戦を前に地元紙は香川の先発出場を予想。更なる活躍に期待を寄せている。

一夜明け、ドイツ紙が香川に最高点、ベスト11にも。「魔法を使う」「ロイスと共に夢のペアとなる素質がある」

復帰戦をゴールで飾った香川真司。試合後すぐに称賛の声があがったが、一夜明けてもそれは止まらない。ドイツメディアは紙面でも最高の評価を下し、賛辞の言葉を贈った。

復帰戦で先発確実、ドイツで過熱する香川への報道。監督・仲間・フロント、そして8万人のファンが大きな期待を抱く

今夜行われるドルトムント対フライブルクの一戦。香川真司の先発は確実なようだ。それどころか、監督含めすべての関係者が大きな期待を寄せている。ドイツメディアの熱狂ぶりは日本をも上回るかもしれない。

合計市場価値で見るドルトムント。ノルマは欧州CLベスト8&リーグ2位。その先へ、キーマンは香川

香川真司が復帰を果たしたドルトムント。欧州クラブの市場価値ではどの位置に付けているのだろうか? 欧州CLグループリーグで同組となったアーセナル、ガラタサライ、アンデルレヒトをランキング化して戦力値を占う。

ドイツ代表、新たな“チームを救う力”ミュラー。新チーム初戦で2ゴール。名実ともに世界王者のエースへ

欧州選手権予選がスタート。W杯王者ドイツはラーム、クローゼ、メルテザッカーが代表引退を表明。新たなチームでの船出となったが、クローゼに代わってチームを救う力となったのはミュラーだった。

「正真正銘の希望の星」。エース香川の帰還に歓喜するドルトムント。「欧州でもめったに現存しないクオリティー」

ついにドルトムントへの復帰を果たした香川真司。ドイツ国内では、大きな注目が集まっている。ロイスやムヒタリヤン、インモービレらとともにチームの攻撃を完全なものとする存在として期待も高まる。

「無のスタイル」でゴールを奪う岡崎。監督交代で試行錯誤のチームの中、確実に結果を出す

マインツでの2シーズン目、早くもゴールを奪い続けている岡崎慎司。チームは監督交代によって試行錯誤の途中ながら結果を残しているだけに、マインツの行方の鍵を握る存在となる。

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