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本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

「ばかげた行為」。ロイス再離脱で相手選手に怒り心頭のクロップ。地元紙は香川に厳しい採点

ブンデスリーガ第12節、ドルトムントはアウェイでパダーボルンと対戦して2-2の引き分けに終わった。地元紙は、再び長期離脱を強いられたマルコ・ロイスについて大きく報じている。また、香川真司には厳しい評価が下された。

また香川交代直後に…明確になったドルトムントの失点傾向。SDは「敗北のよう」とドローに失望

2-0とパダーボルンをリードし、ようやくトンネルから抜け出せるかと思われたドルトムント。しかし、終わってみれば2-2のドロー。泥沼にはまったままだ。この試合から分かったのは、失点傾向が明らかになったことだ。この悪癖を治さない限り、浮上は難しいだろう。

負傷者復帰で「苦難の終わり」。昇格組パダーボルンに挑む“挑戦者”ドルトムント、香川は先発へ

ブンデスリーガ第12節、15位ドルトムントはアウェイで9位パダーボルンと対戦する。代表中断期間中に長期離脱者が復帰。ほぼ完全なメンバーが揃った中、地元紙は香川真司の先発を予想した。

有終の美を飾った2014年。スペインを下したドイツ、戴冠の後の混迷を抜け出す“原型”は「3バック」

W杯優勝後、苦しい状況に陥ったドイツ代表。しかし、年内最後の国際試合となったスペイン戦を1-0で勝利した。この試合で見せた3バックは、混迷から抜け出すきっかけとなるのだろうか。

「希望をほとんど与えない」ジブラルタル戦の4-0。世界王者ドイツ、欧州王者スペイン戦が一つの指標に

圧倒的な強さでブラジルW杯を制したドイツ代表だが、欧州選手権予選では苦戦を強いられている。小国ジブラルタルを相手に4-0と勝利を収めたものの、満足な結果とは言えない。欧州王者スペインとの親善試合が現状を示す指標となる。

出遅れた“世界王者”。弱小ジブラルタル相手にドイツ代表が全力で戦わなければならない理由

W杯を制したドイツ代表だが、その後思わぬ苦戦を強いられている。ユーロ予選では4位。指揮官は警戒を強めている。次の相手はジブラルタルで、本来であれば戦力をテストしてもいい試合と言えるが、ベストで挑む必要がある。

キーワードは『瞬間』。システムや個の力を超越したペップ・バイエルン。選手個々が完璧なプレーで連動

ブンデスリーガ11節を終えて8勝3分と無敗をキープするバイエルン・ミュンヘン。独走優勝を遂げた昨シーズンから、さらに強さを増した。システムや個の力が注目を浴びる中、別次元の存在となっている。

ドルトムント、久々勝利も香川には低評価「はっきりしない」「激情的なロイスと適切ではないシンジ」

ボルシアMG戦、オウンゴールの1点のみであったが、なんとか勝利をものにしたドルトムント。香川真司は先発出場したが、やや低い評価だった。試合から一夜明けた現地紙の評価をお届けする。

久々勝利、価値ある1勝。香川が語る“ドルトムントらしさ”とラッキーゴール生んだプレッシング

暫定ながら最下位に沈んでいたドルトムントだったが、9日のボルシアMG戦で久々の勝利をあげた。ゴールこそオウンゴール一つだったが、そこに見られたのはドルトムントらしさだった。

ボルシア対決、現地紙は香川をトップ下先発予想。ロイスら病気で再びドルトムントに試練

CLガラタサライ戦で快勝し、心機一転リーグ戦にも臨みたいドルトムントであったが、悪いニュースが出てしまった。バイデンフェラーとロイスが病気により欠場の可能性があるという。現地紙は香川の先発を予想するが、再びベストメンバーを組めないことになる。

メッシの破壊と創造――。チーム性を放棄、個人の創造性に依存。かつての輝きを失ったバルセロナの未来は?

チャンピオンズリーグ、バルセロナはアヤックスを下してグループリーグトッパを決めた。しかし、チーム性で上回ったのはアヤックスであり、バルセロナはメッシに依存。かつて世界が称賛した唯一無二の輝きは失われた。

CLで“別の顔”を見せたドルトムント。現地紙は香川へ合格点並べる「ハンターは再び攻撃の中心となった」

チャンピオンズリーグのガラタサライ戦に快勝し、決勝トーナメント進出を決めたドルトムント。不調のリーグ戦とはまったく異なる姿に現地紙も高く評価している。先発出場の香川真司にも比較的、高い採点がつけられた。

ドルトムントが示した「CLの顔」。引いた相手にゲームを支配。攻撃の中継点として機能した香川

チャンピオンズリーグ・グループD、ドルトムントはホームでガラタサライを下した。ブンデスリーガでは引いた相手に苦戦を続けていたが、この日はゲームを支配。香川真司は足元の技術を生かして貢献した。

「堅守」「カウンター」「自信」。好調ボルシアMGを支える3つの要因。次節、ドルトムントから“2番目にベスト”を奪うか

自動降格圏17位に沈むドルトムント。CLを挟んで待ち受けるのは2位ボルシアMGだ。今季、リーグ、カップ、EL全てで無敗を継続している強敵で「ドイツで2番目にベスト」の座を虎視眈々と狙っている。

ガラタサライ戦、香川は先発濃厚だが――。絶望のドルトムント、話題はCLより不調のリーグ戦。社長はロイス残留を断念?

本日、CLガラタサライ戦を控えているドルトムント。香川真司は先発が濃厚と見られているが、現地ではこの一戦の話題は少ない。むしろ現在の不調について論じられることが多いようだ。リーグ戦17位、来季のCL出場は絶望的と考えられている。

“巨大な頂上決戦”。ドルトムントは敗戦も、シャビ・アロンソを「取り除いた」香川にビルト紙は高評価

ブンデスリーガ第10節、ドルトムントはバイエルンとアウェーで対戦して1-2と逆転負けを喫した。香川真司は、シャビ・アロンソに対するマン・マーカーの役割を与えられたが忠実に遂行。地元紙は高い評価を与えた。

危機という言葉すら優しい――。出口の見えないドルトムント。香川交代直後に暗転…総合力で王者に屈する

ドルトムントは、アウェイでバイエルンと対戦して1-2と逆転負け。1点リードで前半を折り返すも、香川真司を交代した直後に逆転。リーグ戦5連敗を喫して16位に沈んだ。

大一番、香川先発へ。意気込むドルトムントの選手たち「バイエルン戦で自信つかむ」「最大限怒らせたい」

本日行われるバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントの一戦。香川真司は先発が予想されている。昨季までは優勝を争う試合だったこのカード。不調のドルトムントにとっては、再び上を向くための重要な戦いとなる。選手たちのこの一戦に懸ける思いは強い。

ポゼッション72%でも遅攻なし。さらに速く、さらに強く。ペップ・バイエルンはどこまで進化するのか?

ドイツで巨人として君臨し続けるバイエルン・ミュンヘン。昨季はペップ・グアルディオラ監督を新たに迎え、驚きの進化を遂げたが、今季もそれは止まることはない。彼らはどこに向かおうとしているのか。

カップ戦活躍の香川に現地紙が「2」と高評価。ラッキーゴールにも言及「GKの親切な招待を受けたカガワ」

29日に行われたドイツ・カップ2回戦でザンクトパウリを3-0で下したドルトムント。香川真司は先発出場し、1ゴール1アシストと活躍した。現地紙の評価はどうだったのだろうか。

剥き出しの闘志と新システム。絶望のドルトムントに見えたわずかな希望。香川とロイスのツー・シャドーが機能

DFBポカール2回戦、ドルトムントはアウェイで2部ザンクトパウリと対戦して3-0で勝利。良い形でのゴールを決めることができ切り替えるチャンスとなった。低迷した流れを断ち切ることができるのか。

「強いボルシアがバイエルンに勇敢に抵抗」。“ドイツで2番目にベスト”の称号はドルトムントからMGへ

現在、ブンデスリーガで2位につけるボルシアMG。第9節では、ホームで首位バイエルンと対戦。苦戦も予想されたが、一歩も引くことなく0-0。今季の強さは本物であることを示した。

来季CLは絶望。EL出場へ唯一の希望はドイツ杯制覇。2部ザンクトパウリとの2回戦、香川は先発へ

ブンデスリーガでは4連敗を喫して15位。CL、ELへの出場権獲得は絶望的となったドルトムント。来季欧州カップ戦出場への唯一の希望はDFBポカール制覇のみとなった。2部ザンクトパウリとの2回戦、地元紙は香川真司の先発を予想している。

まるで『ジキルとハイド』。CLで好調もブンデスで絶不調のドルトムント。欧州王者を狙いつつ残留争いの可能性も

ハノーファーに0-1と敗れて4連敗を喫したドルトムント。一方でチャンピオンズリーグでは3連勝と絶好調。地元紙はビッグイアーを狙いながら残留を争う“二重人格者”のようなシーズンとなることを危惧している。

「あの一本にかけていた」。清武の一撃がドルトムントを沈める。香川は途中投入も抜本的改善ならず

ブンデスリーガ第9節、ドルトムントはホームでハノーファーに敗れた。香川真司はベンチスタートとなり、後半21分から途中出場したものの状況を変えるには至らず。チームは泥沼の4連敗を喫した。

CL快勝も「警報解除の根拠は全くない」。復調へ“鍵となる試合”ハノーファー戦、香川の先発は?

ブンデスリーガ第9節、ドルトムントはホームでハノーファーと対戦する。国内リーグでは苦戦が続いているが、22日のCLではアウェイでガラタサライに勝利。復調へのきっかけと出来るかはこの試合にかかっている。

「別の顔」。ドルトムント、CL快勝でブンデスでの悪い流れ断ち切るか。アシストの香川には「まだ控えめ」

ドルトムントは、チャンピオンズリーグのグループDでガラタサライを相手にアウェイで4-0と快勝を収めた。アシストを記録した香川真司に対しては平均的な評価に留まったが、地元紙はブンデスリーガでの復調に期待を寄せた。

4-0の快勝。香川、CLでの好調は「相手が前に出て来るから」。ブンデスでの復調は?「難しさを感じる」

ドルトムントはアウェイでガラタサライと対戦して4-0と快勝を収めた。この勝利は苦戦が続くブンデスリーガでの復調につながるのだろうか。香川真司は両大会での対戦相手のアプローチの違いを指摘した。

「全てのゲームを落せば消える」。必勝を期すCLガラタサライ戦、香川は先発かベンチか地元紙も分かれる

ブンデスリーガでは近年最悪のスタートを切ったドルトムント。一方でチャンピオンズリーグでは3戦3勝とスタートダッシュに成功。国内リーグでの復調につなげるためにも22日のガラタサライ戦は勝利が求められる。

「いよいよもって危機の中」。勝てないドルトムント。バイエルン移籍が囁かれるロイスのつなぎ止めは困難か

8節を終えて2勝1分け5敗、勝ち点7で14位に沈むドルトムント。危機的な状況に陥っている現状を地元メディアも伝えている。シーズン序盤にしてリーグタイトルが絶望的となり、マルコ・ロイスのバイエルン移籍も囁かれるなど、周囲も慌ただしさを増してきた。

「ドルトムントの危機」。主力復帰での敗戦に地元紙は厳しい論調。香川も採点『5』と低い評価に

ブンデスリーガ第8節、ドルトムントはケルンに1-2で敗れた。これまでの苦戦の原因とされてきた負傷離脱の主力も復帰した試合での敗戦には、地元メディアにも辛辣な言葉がならんだ。

クロップの焦りが見えた敗戦。負傷から復帰の主力を即起用も裏目に。再浮上へ香川が決定的な存在となれるか

ドルトムントは、アウェイでケルンに1-2と敗れた。この試合ではムヒタリヤン、ロイス、ギュンドアンが負傷から復帰して先発を果たしたが、悪い流れを止められず3連敗。香川真司もフル出場したが勝利を掴むことは出来なかった。

「転換期」に立つドルトムント。ムヒタリヤン、ロイス、ギュンドアンが戦列復帰。香川と化学反応起こせるか?

代表ウィークも明け、再開するブンデスリーガ。開幕から不調を続けるドルトムントは、負傷離脱していた主力選手が復帰する。昨季までの強さを取り戻すのか。香川真司との化学反応は起こせるのか。チームは転換期を迎える。

「ぐらつく世界王者」。衝撃の敗戦後、アイルランドにもホームでドロー。ドイツも例外でなかった“栄光の後の苦悩”

ポーランド戦の敗戦に続いてアイルランドにも引き分けたドイツ。W杯優勝の栄冠の後、苦戦が続いている世界王者に対して地元メディアもファンも不安を募らせている。

ポーランド戦敗北に衝撃広がるドイツ。ラーム&クローゼの代表引退が招いた「3つのA問題とプランBの皆無」

ポーランドに史上初の敗戦を喫したドイツ代表。ラームらチームをけん引してきたリーダー達が一斉に代表引退を表明し、シュバインシュタイガーら主力を負傷で欠いたことが大きかったが、2年後の欧州選手権に向けて再び強さを取り戻すことが出来るのだろうか。

「リスキーな選択」。ディ・マッテオのシャルケ監督就任に国内は懐疑的。その選択の裏にマインツ前指揮官?

シャルケは、イェンス・ケラー監督を解任してロベルト・ディ・マッテオ氏を後任に指名した。しかし、ドイツ国内では懐疑的な意見が多い。一発屋のイメージが強く、第一候補ではないことが不安視されている。

「ドルトムントは降格争いをする?」。80%がノー! 中断明けの主力復帰に期待「負傷者が戻れば本当の顔を示す」

ブンデスリーガが序盤の7節を終了。バイエルンが盤石の強さを見せ、ドルトムントは予想外の苦戦を強いられている。そんな今シーズンについて独紙ビルトが6つのトピックスでまとめている。

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