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本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

「ドルトムントに赤信号」。無得点ドローで最下位転落。それでもクロップは「良い初めの一歩」

ブンデスリーガ後期の初戦、ドルトムントはレバークーゼンとアウェイで引き分けに終わり、最下位に転落した。しかし、ユルゲン・クロップ監督は一定の満足感を示した。残留争いを勝ち抜き、来季も1部に名を連ねることができるだろうか。

ダイナミズムを奪った2つのロングボール。ドルトムントには「ポジティブな凡戦」か

ブンデスリーガ後半戦がスタート。ドルトムントは、アウェイでレバークーゼンと対戦して0-0と引き分けた。ベンチスタートとなった香川真司は出番がなかったものの、チームは「ポジティブに捉えている」という。

地元紙は香川をベンチと予想も——。降格圏を抜け出すか。再び始まるドルトムントのタフな戦い

前半戦を降格圏の17位で折り返したドルトムント。残留に向けた後半戦の初戦はレバークーゼンとのアウェイ戦だ。地元紙各紙は香川真司をベンチスタートと予想したが、巻き返しへの第一歩を刻めるだろうか。

救世主ではない――。それでも香川がドルトムントに必要な理由。攻撃を活性化させる存在に

ブンデスリーガの後半戦がいよいよスタートする。アジア杯準々決勝ではPK戦で失敗し、最後のキッカーとなった香川真司だが、再びドルトムントでの戦いに向けて自信を取り戻さなければならない。現状では、復帰当初のような「救世主」ではないが、必要な戦力であることに変わりはない。

ドルトムント、2部デュッセルドルフとの練習試合で見せた後半戦への希望。来季1部での再戦なるか

ドルトムントは、リーグ再開前最後の練習試合で2部デュッセルドルフと対戦。結果は1-1の引き分けに終わったものの、後半から見せた4-4-2への変更でこれまでとは違った姿を見せた。昇格の可能性を残すデュッセルドルフと来季1部での再戦を果たすことはできるだろうか。

“2度目の開幕”を迎えるブンデスリーガ。欧州大会、残留争い…それぞれの目標へ準備を進める各クラブ

ブンデスリーガの後半戦開幕が近づいている。ドイツを離れて合宿を行った各クラブは続々とホームへ帰還。それぞれの目標へ向けた準備を進めている。香川真司の所属するドルトムントは、残留を決めることができるだろうか。

ドルトムントを覆うデジャヴ。復帰と負傷の繰り返し…。後半戦へ新たな側面見せられるか

ブンデスリーガ後半戦に向けた合宿最終日、ドルトムントはまたもグロスクロイツとケールが負傷した。苦戦を続けた前半戦、誰かが復帰しては誰かが離脱を繰り返していただけに、そこには既視感が広がっていた。

新参者ケヴィン・カンプル。平坦ではなかった道程。苦労人はドルトムントの救世主となるか

前半戦を降格圏の17位で折り返したドルトムントは、冬の移籍市場でオーストリアのザルツブルクからFWケヴィン・カンプルを獲得した。これまで、決して平坦ではなかった道程を歩んだ苦労人は低迷するクラブの救世主となるだろうか。

ドルトムント、後半再浮上へ。冬期合宿のテーマは「ゲーゲン・プレッシグに基づく中盤の再構築」

前半戦をクラブ史上初の降格圏で折り返したドルトムント。後半戦へ向けてザルツブルクからケビン・カンプルを補強。スペインでの冬期合宿では、中盤の再構築に取り組んでいる。

香川の言葉で振り返る前半戦。徐々に膨らんだ違和感、チームは奈落へ。それでも残された復調への希望

今夏、ドルトムントへの復帰を果たした香川真司。しかし、チームは勝利に見放され、自身も輝きを放てないまま前半戦を終了。そんな状況の中、香川はどんな言葉を残したのか。香川のコメントとともにドルトムントの前半戦を振り返る。

後半巻き返しへ、ドルトムントの前半戦ゴールベスト5。香川の劇的復帰弾は?

香川真司が電撃復帰を果たし、大きな注目を集めたドルトムントだが、前半戦終了時点の順位はまさかの17位となった。後半戦巻き返しへの期待を込めて前半戦のゴール・ベスト5を選出した。

ドルトムントはサイクルの終焉を迎えたのか? バイエルンとの比較から浮き彫りとなった低迷の要因

昨季までバイエルンと覇権を争ったドルトムントは、今季前半をまさかの17位で折り返した。誰もが予想にしなかった大低迷だが、4年前のメンバーを比べるとその要因が浮き彫りとなった。

残留確率は50%。奈落に落ちたドルトムント。香川は出場45分で最低の評価「当たり障りのなさで唖然」

ドルトムントは、リーグ前半最終戦となったブレーメン戦で敗戦。クラブ史上初の降格圏で冬季中断を迎えた。ビルト紙が掲載したデータによると、残留確率はわずか50%。今季チームに復帰した香川真司には手厳しい評価が下された。

最下位チームにも容易い相手…。ブレーメンが実践したドルトムントを沈める2つのプランとは

ブンデスリーガ第17節、ドルトムントは最下位のブレーメンと対戦するも1-2の敗戦。香川真司は後半開始から出場したものの不発。ブレーメンは、ドルトムントを相手に実践した2つのプランが機能した。

足掻いてもがいたドルトムントの前半最終戦、香川の起用は? 地元紙も予想分かれる

ウィンターブレイク前最後の試合でドルトムントはアウェイで最下位のブレーメンと対戦する。後半戦、残留争いに落ち込まないためにも勝利が絶対条件。ベンチが続いている香川真司の起用について、地元紙も予想が分かれた。

後半巻き返すか。終了間際の失点でドローも、ポジティブがネガティブを上回ったドルトムント

ドルトムントは、ヴォルフスブルクと対戦して2-2の引き分け。2度リードを奪いながら終了間際に追いつかれた。しかし、インモービレが移籍後最高の活躍を見せるなど後半戦へ向けてポジティブがネガティブを上回る状態となってきた。

ドルトムント、インモービレが移籍後最高の活躍も「再び勝利がない」。香川は出番なく採点なし

ドルトムントは、FWチーロ・インモービレが1ゴール1アシストを決める活躍を見せたものの、ヴォルフスブルクと2-2で引き分けた。勝利のチャンスを得ながらつかむことができず、不安を解消しないまま次節は前半最終戦を迎える。

ドルトムント、またも勝利逃す。クロップ監督「まだフットボールが出来る」

ドルトムントはホームに2位ヴォルフスブルクをホームに迎え、2-2で引き分けた。立ち上がりは試合を優位に進めるも、またも終盤に同点弾を許してしまい、ドルトムントの苦難はまだ続くこととなる。

今季0-1を覆せず…。ボルフスブルク戦へ大きな問題を抱えるドルトムント。香川はベンチ予想

ミッドウィーク開催となるブンデスリーガ第16節、ドルトムントはボルフスブルクと対戦。これまで0-1のビハインドから勝利を収めることができていないことを地元紙も指摘している。

ドルトムントよ、プライドを捨てよ! 現地記者が見る、危機脱出のために必要な“死に物狂い”の必死さ

危機を脱したかに見えたドルトムントだったが、再び沈んでしまった。ヘルタ・ベルリンにも敗れ、またも降格圏へ。不調の原因はさまざまだが、ここ数年、ドイツだけでなく欧州も席巻してきたドルトムントに、今、何が求められているのか。

「全く良くない」。ヘルタ戦の敗戦で再び危機の中へ落ちたドルトムント。地元紙も厳しい論評

ヘルタに敗れ、16位に落ちたドルトムント。地元紙は連日「マッチ・オブ・ザ・デー」に選出し、高い関心を示している。シーズン後半、昨季までの強さを取り戻すことができるのだろうか。

細貝の口から漏れた「一番嬉しい勝ち」。“残留争い”に敗れたドルトムント。香川は出番なく終戦…

ブンデスリーガ第15節、ドルトムントはアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦。14位と15位による残留争いの一戦は、ヘルタに軍配が上がった。ベンチスタートとなった香川真司は、出番なく終戦した。

またも焦点はGK交代劇。バイデンフェラーは年内ベンチか。香川もヘルタ戦スタメン落ちが濃厚

ブンデスリーガ第15節、ドルトムントはヘルタ・ベルリンと対戦する。地元メディアは、この試合に向けてもGKの交代劇に注目。冬季中断までランゲラクが正GKを務めることが予想されている。

「少しでも希望や勇気を」。かつて東北へ向けた思い。香川を“闇”から救い出す鍵となる

香川真司が苦しんでいる。“かつての香川”ではなく“新たな香川”を見せることが復調の鍵となるが、それにはメンタルの強さが求められる。しかし、東北への思いを持つ香川なら時間を必要としないだろう。

CL1位通過のドルトムントを現地紙が高評価。先発の香川には厳しい評価並ぶ

チャンピオンズリーグの最終節、ドルトムントはアンデルレヒトと引き分けに終わるも、グループ1位通過を決めた。現地紙は勝利を逃したことに触れつつも、首位突破にはポジティブな評価を下した。一方、先発した香川真司には厳しい評価が並んだ。

「乗り越える」気概は見せるも、いまだ連係が確立されない香川。もどかしさの残る首位通過

ドルトムントは、チャンピオンズリーグ・グループDにおいて首位通過を決めた。香川真司は、この試合で先発して積極的なプレーは見せたものの、周囲との連係を欠いてかみ合わず。もどかしさの残る内容となった。

最大の焦点はGKの起用法。CLアンデルレヒト戦、先発予想に香川の名はなく議論もなし

チャンピオンズリーグ・グループD最終節が行われるが、ドルトムントの先発予想に香川真司の名前はない。しかし、地元紙は同じくベンチが予想されるバイデンフェラーの起用法を最大の焦点として伝えている。

「カガワの代わりに彼を必要とする」。ギュンドアンに最高点「1」。トップ下変更が危機からの転換か

ブンデスリーガ第14節、ドルトムントはホッフェンハイムを1-0で下して最下位脱出に成功。この試合でクロップ監督はGKバイデンフェラーと香川真司を外すことを選択した。

決死の覚悟だったドルトムント。久々勝利に見えた“安堵感”と“復活感”。そこに香川の姿なく…

最下位にまで沈んでいたドルトムント。5日のホッフェンハイム戦では久々の勝利をあげた。決死の覚悟で臨んだ試合で、かつての輝きを取り戻したように見えたが、そこに香川の姿はなかった。

もう2度と――。どん底を知る男、クロップ。マインツでの降格経験がドルトムントを救うか

ドルトムントが残留争いのど真ん中に沈んでいる。かつてはリーグ連覇に導いたクロップ監督だが、マインツ時代には同じく降格を喫している。その経験がチームを救うのだろうか。

『真昼の決闘』に打ち勝てるか。フンメルス復帰で“最強DFライン”復活へ。香川の起用は?

ブンデスリーガ第14節、最下位に沈むドルトムントはホームでホッフェンハイムと対戦する。この試合では、負傷離脱していたマッツ・フンメルスの復帰が有力。CL決勝を戦ったDFラインの復活が期待される。

総額700億円超! 負傷者続出のブンデスリーガ。ロイスにラーム…“FC負傷”でリーグV確実?

ブンデスリーガが野戦病院と化している。マルコ・ロイスにフィリップ・ラーム、ユリアン・ドラクスラー…。各クラブの主力多数で総額は約743億8440万円にも昇る。その要因には「過密日程」と「トレーニングの負担」が挙げられている。

「うんざりだぞ!」。最下位転落のドルトムント、今や残留争いのど真ん中に。香川には総じて低評価

フランクフルト戦の敗戦で、ついに最下位に転落したドルトムント。タイトルを狙うべきチームは、今や残留争いのど真ん中へと沈んだ。地元紙は、トップ下で先発した香川真司に対して総じて低い評価を下した。

ドルトムント、希薄な戦いでついに最下位確定。実らなかった決定機に見る最大の原因とは?

ブンデスリーガ第13節、ドルトムントはアウェイでフランクフルトと対戦して0-2で敗戦。ついに最下位が確定した。香川真司を筆頭にチャンスは作りながらも決めきれず。希薄な戦い方に終始する最大の原因とは?

暫定最下位のドルトムント。前任者・香川に対する後継者・香川の不調。独紙、新戦力の低調を一因に

ブンデスリーガ第13節、ドルトムントはアウェイでフランクフルトと対戦する。暫定ながら最下位に落ちるなど、想定外の不調となった要因に独紙は香川を含めた新戦力の不調を挙げた。

マンC戦、新旧2つの顔を見せたバイエルン。10人での再逆転負けは必要か不必要か。メディアも2つの論調

2-3で敗れたマンチェスター・シティ戦、バイエルンは10人とながらも一度は逆転に成功した。最終的には敗戦を喫したものの、ペップ・グアルディオラ監督はこの一戦を価値のあるものとした。

「慰めようのない一夜」。アーセナル戦完敗のドルトムント、地元紙は香川含め厳しい評価に

チャンピオンズリーグ・アーセナル戦、ドルトムントは敵地で0-2と完敗を喫した。これまで好調を維持していたCLで復調のきっかけをつかめず、大きなダメージを受けたことに地元紙は厳しい視線を注いだ。

ついにCLでも黒星。ドルトムント、アーセナル戦での3つの敗因から見えるリーグ戦低迷の理由

チャンピオンズリーグの第5節、アーセナルのホームに乗り込んだドルトムントだったが、0-2で敗れている。これまでCLでは好調だったが、初黒星。この試合の敗因に、リーグ戦低迷の理由があるのではないだろうか。

CLアーセナル戦、独紙は香川先発を予想。“ユーロ・インモービレ”はロイス不在の穴埋められるか

CLグループD第5節。アウェイでのアーセナルと対戦へ、マルコ・ロイスを欠くドルトムント。穴を埋めるべきインモービレは、ここまで期待に応えられていないものの、CLでは結果を残している。イタリアからの新戦力は真価を発揮できるだろうか。

「本来のオマエじゃない」。トップフォームから程遠い香川。かつての栄光を知る独紙は期待を込めた批判

マルコ・ロイスが再び長期離脱を強いられたドルトムント。チーム復調の鍵を握る香川真司だが、トップフォームからは程遠い状態。優勝に貢献した頃を知るドイツ紙は厳しくも期待を込めた批判を展開した。

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