フットボールチャンネル

本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

内田に与えられた10日間の休止。シャルケが失った右サイドの機微、そして勝利。明確となった補強ポイント

内田篤人の欠場以降、勝利がないシャルケ。もちろん、内田の不在が理由の全てではない。それでも代役を務めるヘーヴェデスが攻守に見劣りすることも事実。過密日程をクリアするためにもバックアップの補強は不可欠だ。

2戦連発、攻守のつなぎ役として。香川に高評価『2』。バイエルンとの大一番へ「自信を給油した」

ブンデスリーガ第30節、ホームでフランクフルトを下したドルトムント。2戦連続のゴール、そして攻守のつなぎ役として大きく貢献した香川真司に独紙は高評価となる採点「2」を付けた。

2戦連発の香川。信頼が深める連係、連動が生むゴール。ついに手に入れた揺るぎない自信

2戦連続となるゴールで連勝に貢献した香川真司。そのプレーには自信がにじみ、チームの連係からは信頼関係を感じることができる。次戦、バイエルンとのカップ戦準決勝へチームは上昇気流に乗る。

「ELが義務」。香川VS長谷部、カギ握るマッチアップ。“あり得なくない”ゴールの予感

ブンデスリーガ第30節、ドルトムントはホームでフランクフルトと対戦。先発が有力な香川真司は、1ゴールを決めたパーダーボルン戦同様のパフォーマンスが期待される。相手ボランチは長谷部誠。この日本人同士のマッチアップがカギを握る。

「クロップとトゥヘルの間」。残り最大7試合、ドルトムントそして香川が成すべき使命

来季からの監督交代が決定したドルトムント。しかし、ユルゲン・クロップ監督の下での戦いはまだ終わっていない。一時代を築いたクロップ体制の集大成となる最大7試合に向けてチームが成すべき使命とは。

“クレイジー”な程に強いバイエルン。ポルトの夢を砕いたペップ、6点圧勝の要因とは

バイエルン・ミュンヘンは21日、チャンピオンズリーグ準々決勝2ngレグでポルトと対戦した。アウェイでの1stレグを1-3で敗れたバイエルンだったが、圧倒的な強さで2ndレグを制し、準決勝進出を決めた。

スタイルを暴かれたバイエルン。それでも消えない楽観論。逆転突破へ鍵を握る“世界王者”の復帰

チャンピオンズリーグ(CL)敗退の危機に立たされているバイエルン。しかし、この一戦に向けてフィリップ・ラームが復帰濃厚。戦術をポルトに熟知されながらも、主将の存在が逆転の決め手となる。

香川に付けられた採点「2」。高評価につながったゴール、そしてトップ下としての機能性

ユルゲン・クロップ監督が退任を表明した直後のパーダーボルン戦、ドルトムントは3-0と快勝を収めた。その中で香川真司はチーム3点目を決める活躍。独紙は採点「2」の高評価を与えた。

ドルトムント新監督は“研究者”。ペップ+クロップ=トゥヘル。新戦術と香川の相性は?

ユルゲン・クロップ監督が退任を表明したドルトムントだが、早くも来季からの新監督が発表された。かつてマインツで岡崎慎司を指導したトーマス・トゥヘル氏だ。新監督がクラブにもたらす戦術とは? そして香川真司との相性は?

「まだ物足りない」。貪欲な姿勢の香川。恩師退任に「寂しさ」も前を向く「新たな挑戦」

ドルトムントは18日、ホームに18位パダーボルンを迎え、3-0で勝利した。恩師であるユルゲン・クロップ監督の退任発表後の初めての試合で、香川真司はゴールという最高の形で答えた。

独紙はベンチ予想も…。指揮官退任発表後の初戦、香川は先発有力。師の恩に報いるか

香川真司にとって、恩師ともいえる存在のユルゲン・クロップ監督が退任を発表した。ドイツのみならず日本でも大きな話題を呼んだが、当然のことながら試合はやってくる。独キッカー紙は香川をベンチ予想としたが、先発の可能性は高い。

去りゆく指揮官に万雷の拍手を。“本物の愛”を持つクロップがドイツ人の感情を動かす理由とは

15日、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が今季限りでの退任を発表した。突然の発表ではあったが、ドイツ国内では驚きを持って伝えられたものではない。しかし、クロップ監督の退任をドイツ各紙は尊敬の念を持って伝えている。

優勝候補バイエルンはなぜ完敗したのか? “ペップ・スタイル”を逆手に取ったポルトの知性

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグが開催された。ポルトの本拠地エスタディオ・ド・ドラゴンに乗り込んだバイエルンは開始10分で2失点を喫するなど、1-3で敗れた。ブンデスリーガでは圧倒的な強さを誇るバイエルンだったが、この結果の裏にはポルトの指揮官フレン・ロペテギの見事な采配があった。

負傷者続出のバイエルンに希望の光。371日ぶりに実践復帰のチアゴ、ポルト戦のキーマンとなれるか

バイエルンは15日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでポルトと対戦する。ロッベン、リベリーら主力選手の負傷が相次ぐ中、明るいニュースが届いた。負傷で約1年もの間離脱していたチアゴ・アルカンタラの復帰だ。ポルトとの一戦では、チアゴの活躍が鍵となるだろう。

マンジュキッチにノー? クロップの慎重さが呼んだ「ワントップ問題」。命運左右する来季新戦力の選択

今季、予想外の大低迷となったドルトムント。その最大の要因はレバンドフスキ放出によるワントップの後釜を見つけられなかったことだ。すでに来季に向けた新戦力の名も上がっているが、チームの命運を左右するこの問題を解決することができるのだろうか。

香川含めドルトムントに軒並み低評価。結果、内容、採点が証明した「優れたボルシア」=MG

互いに「ボルシア」を冠するドルトムントとMG。これまではドルトムントが上を行っていたが、今季はその立場が完全に逆転。1-3という結果、完敗だった内容、そして地元メディアによる採点が証明した。

「ナンセンス」だった3失点。香川もこじ開けられなかったボルシアMG。洗練度、完成度の違いが浮き彫りに

ブンデスリーガ第28節、ドルトムントはアウェイでボルシアMGと対戦して1-3と完敗を喫した。この試合、トップ下で先発した香川真司だが、マルコ・ロイスの欠場もあって効果的な攻撃は出来なかった。

キーワードは「ラスト3分の1のアイデア」。難敵ボルシアMG戦、香川は先発濃厚

ここ数試合、「最後の3分の1のアイデア」を課題として口にしていた香川真司。ドルトムントにおいて、それをクリアできるのも香川自身に他ならない。

再び始まった3冠への挑戦。ペップ・バイエルンが目指す「理想と哲学」での勝利

ブンデスリーガで首位を走り、ドイツカップで準決勝に進出。そして、チャンピオンズリーグでも準々決勝を迎えるバイエルン。対戦相手にも研究され、苦戦を強いられる展開も増えてきたものの、昨季は失敗に終わった3冠への挑戦を再びスタートさせた。

バイエルン戦、ユーベ戦…大一番で先発できない理由。香川に求められる“存在の証明”

古巣ドルトムントに復帰を果たした香川真司。しかし、かつての勇姿は取り戻せず、重要な一戦で先発を外されるケースが続いている。今季も残りわずか、自らの存在を証明することができるだろうか。

欠けていた判断力。異論なき香川への低評価。自ら口にする「シュートへの意識」を取り戻せるか

自らは延長120分をフル出場し、チームも勝利を手にした香川真司。しかし、独紙は一様に低評価となる『4』を付けた。なぜこのような評価となったのだろうか? プレーを振り返るとともにその要因を探る。

「これがチームの現状」。延長制すも苦しんだドルトムント。香川も指摘する“ラスト3分の1”で課題残す

DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝、ドルトムントはホームでホッフェンハイムと対戦して延長の末3-2で勝利したものの、内容は不満の残るものだった。大会優勝まで残り2戦、課題をクリアすることが求められる。

バイエルン戦敗北の払拭へ。香川の起用は? ドイツ杯に挑むドルトムント先発を読む

ドルトムントは4日のバイエルン戦を0-1で敗戦した。リーグ戦では7試合の黒星を喫したわずか3日後、ドルトムントはDFBポカール(ドイツカップ)でホッフェンハイムと対戦する。王者バイエルンに敗れたショックから立ち直ることが出来るのだろうか。

香川に付けられた採点「4」の意味。途中投入も機能せず。透けて見えたドルトムントの問題点

バイエルンとの「ドイツ・クラシコ」。67分から投入された香川真司だが、流れを変える活躍はできず、独紙はやや低評価となる「4」の採点を付けた。その要因を探るとともに、チームへの採点から透けて見えたドルトムントが抱える問題点を検証する。

自らの首を絞める結果に――。ドルトムントが奪ったバイエルンの理想。香川が語る「3分の1の勇気」

ブンデスリーガ第27節、ドルトムントはホームでバイエルンに0-1で敗れた。内容では確実に上回り、バイエルンの長所を消したドルトムント。しかし、それこそが自らの首を絞める結果となった。

バイエルン戦、香川に課される3つのミッション。プレス、パス、そしてゴールで勝利に導くか

ドルトムントはホームに首位バイエルンを迎える。今季は対照的なシーズンを送るものの、拮抗した一戦となることが予想される「ドイツ・クラシコ」。トップ下として先発が予想される香川真司は攻守に鍵を握る存在となる。

ドルトムントとの頂上決戦、制するのは? ボルシアMGが示した「ペップ・バイエルンの倒し方」

今季、低迷するドルトムントは4日に迎えるホームでのバイエルン戦で勝機はあるのか? 昨季に続いて圧倒的な強さを誇る王者だが、ボルシアMGはすでに「ペップ・バイエルンの倒し方」を見出していた。

あの夏の甘美を再び――。勝利に飢えた世界王者。“小国”からの勝利に監督も選手もメディアも満足はせず

欧州選手権予選、苦しい戦いが続いているドイツはグルジアとのアウェイ戦を2-0で制した。しかし、W杯制覇という至高の経験をしたことで勝利への欲求はさらに高まっている。来夏にフランスで行われる本大会へ向けて世界王者は決して満足することはない。

永遠に続くトレンドは存在しない――。ドイツが「変革」に取り組む理由。豪州戦ドローもあくまでプロセス

ドイツは、オーストラリアとの親善試合を1-1で終えた。地元メディアは、この結果を「失敗」と報じたが、ヨアヒム・レーブ監督に焦りはなかった。それは、このドローが長期的な変革のためのプロセスにすぎなかったからだ。

モデルは「チリ」。世界を制しながらも変革を続けるドイツ。視線は既にロシアを見据える

ブラジルW杯を制した王者ドイツ。しかし、その後は苦戦の連続だった。そんな中、ヨアヒム・レーブ監督は南米のアウトサイダー「チリ」を参考にチーム変革に着手している。ペップ・バイエルンも取り入れる3バックは、ドイツをさらなる高みへ導くのだろうか。

「再び笑うことが出来る」。勝利に導いた香川に最高評価。残留争い抜け出し、いまや視線はELへ

ブンデスリーガ第26節、ドルトムントはアウェイでハノーファーに3-2と勝利。この結果によって、当初は絶望的とも思われた欧州カップ戦出場権獲得の可能性も復活した。そして、1ゴール1アシストを決めた香川真司に対して地元紙は一様に高い評価を与えた。

「点になるのは分かっていた」。ドルトムントを踏み止まらせた香川の1G1A。再浮上へ不可欠な存在に

連続ドローにCL敗退。パフォーマンスを落としていたドルトムントだが、ハノーファーを相手に苦しみながらも3-2で勝利。1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献した香川真司は、次戦こそ重要となることを示唆した。

「DNAの正念場」。終わらないCL敗退の余波。夏にチーム解体も? ハノーファー戦、香川はベンチ予想

CLベスト16で敗退し、来季の出場権は絶望的なドルトムントに対して地元紙は悲観的だ。ブンデスリーガで覇権を争ってきたここ数年の主力たちは夏に移籍する可能性も高まっている。そんな中で迎えるハノーファー戦、香川真司はベンチスタートが予想されている。

「夢の終わり」。ユベントスに完敗喫したドルトムントを独紙が酷評「CLにはふさわしくない」

ブンデスリーガで苦戦を強いられているドルトムントにとって、来季のCL出場権獲得は絶望的な状況といえる。そして、今季はグループステージこそ突破したものの、決勝ラウンドでは早々にユベントスに敗戦。不甲斐ない戦いが続くチームに対して地元紙は厳しい評価を下した。

高徳が感じた「CLで勝つ要素」。バイエルン以外全滅のドイツ勢。名前の大きさだけでない“差”とは?

ドルトムント、シャルケ、レバークーゼンの3クラブがベスト16で敗退したチャンピオンズリーグ(CL)。ドイツ勢ではバイエルンのみが強さを見せつけたが、その差はどこにあるのだろうか。酒井高徳の言葉にヒントが隠されていた。

これが限界か? 布陣変更も付け焼き刃…。香川は出番なくカウンターに沈んだドルトムント

ホームにユベントスを迎えたドルトムント。1-0の勝利で勝ち抜ける状況だったものの、結果は0-3の完敗。チームの特徴であるプレッシングは機能したが、カウンターに沈んだ。そして、香川真司は2戦続けて出番なく終戦を迎えた。

「100%以上のものを」。ドルトムント、逆転勝ち抜けなるか。独紙は香川の先発予想で意見分かれる

ユベントスとの1stレグを1-2で落としたものの、アウェイゴールを手にしたドルトムント。ホームでの2ndレグでの逆転勝ち抜けは決して不可能ではない。香川真司は重要な一戦で先発することができるだろうか。

「バイエルンより強い」。清武が完敗を認めるボルシアMG。走らされた“1個飛ばし”のボール回し

ハノーファーの清武弘嗣は、絶対的王者のバイエルン以上にボルシアMGに強さを感じたという。その理由に長いパスをつなぐボール回しがある。ハノーファーはリーグ全体トップの走行距離を記録したが、その真実は「走らされた」ということだった。

「高騰は再びストップ」。連続ドローのドルトムントに地元紙は厳しい論調。香川にも低評価の『5』

ドルトムントの勢いは失われてしまったのだろうか。リーグ戦4連勝で一気に残留争いを抜け出したものの、ここ2試合は連続ドロー。地元紙はチーム、そして香川真司に厳しい評価を下した。

感じられなかった「得点の匂い」。ドルトムント、ブレーキの要因とは? 香川が挙げた2つの要素

2月7日のフライブルク戦から4連勝と強さを取り戻したかに見えたドルトムント。しかし、ここ2戦は0-0のドローに終わった。香川真司自身も力を発揮することができず途中交代。ブレーキがかかった要因を分析する。

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!