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本田千尋

フリーランスのサッカーライター。ドイツで香川真司を中心に数多くの選手、試合を取材・執筆した。現在は帰国し、欧州を中心にレビューコラムを執筆中。

酒井高徳がHSV移籍に秘めた決意。葛藤の末に下した決断

日本代表DF酒井高徳は、3年間プレーしたシュトゥットガルトからハンブルガーSVへと移籍した。2年連続で残留争いをした状況の中で、酒井本人は様々な思いを巡らせ、悩みに悩んだ末、移籍を決断したと話す。現地在住記者が、酒井の心境を追った。

バイエルン、“ロベリ”欠場のプランBは? 選手も嘆く「素晴らしいサイドアタッカー」不足

昨季のブンデスリーガは圧倒的な強さで制したバイエルン・ミュンヘン。しかし、チャンピオンズリーグではバルセロナを前に敗退してしまった。チームは度々、アリエン・ロッベンとフランク・リベリ、通称“ロベリ”の欠場に悩まされていた。今季の課題は、彼らが不在になった場合にプランBを持ち合わせているかどうかだ。

ドルトムント来日の狙いとは? トゥヘルの思惑、そして日本が注目すべき“もう1人の日本人”

香川真司の所属するドルトムントが7日、川崎フロンターレと親善試合を行う。ドイツから約2万5000キロの旅を経て来日する理由、トーマス・トゥヘル新監督がプレシーズンで重視するポイントとは。そして、丸岡満は日本への凱旋出場を果たせるか。

岡崎移籍を容認したマインツの経営スタイル。地方クラブを支える“トップセールスマン”の存在

プレミアリーグのレスター・シティは、マインツから日本代表FW岡崎慎司の獲得を発表した。大黒柱としてチームを支えていた岡崎だったが、マインツは移籍を容認し、イングランドに新天地を求めることになった。この移籍には、マインツの“トップセールスマン”が大きく関わっていた。

宮市、新チームはパンク集団? シンボルはドクロ。“恐れ知らずのアンダードッグ”ザンクトパウリ

アーセナルでプロキャリアをスタートさせた宮市亮だが、今夏ドイツ2部のザンクトパウリへの移籍が決定した。日本のファンには馴染みのないクラブだが、そのアイデンティティは独特の存在感を放っている。

ドルトムント、今夏の懸念は選手の流出。EL臨むトゥヘル新体制でのプランとは?

日本代表の香川真司が所属するドルトムントは、来季は退任したユルゲン・クロップ前監督からトーマス・トゥヘル新監督のもとスタートする。すでに3人の選手を補強したドルトムントだが、最大の懸念は主力選手の流出のようだ。

“夜明け前の野心”が躍動したが――。危うさの消えないU-21独代表。88年以来の五輪出場なるか

チェコで行われているU-21欧州選手権。セルビアとの初戦を1-1のドローで終えたドイツだが、デンマークと対戦した第2戦では、すでにブンデスリーガで主力としてプレーしている面々に加えて新たな芽が光った。

明らかなコンディション不良のU-21独代表。期待外れの優勝候補、厳しい船出となった欧州選手権

現在チェコで行われているU-21欧州選手権で、ドイツ代表は「優勝候補筆頭」とみられていた。チャンピオンズリーグ優勝を果たしたバルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンや、リバプールのエムレ・ジャンら多くのトッププレーヤーを擁しているからだ。だが、大方の予想に反して彼らの船出は厳しいものとなってしまった。

88年以来の五輪へ、U-21ドイツ代表が熱い! ブンデス主力ズラリ…GKは3人のA代表級

通算4回のW杯優勝を誇るドイツだが、意外にも五輪への出場は88年ソウル大会まで遡らなくてはならない。しかし、リオ五輪出場権のかかかる今年のU-21欧州選手権にはすでにブンデスリーガで主力を担うメンバーが揃った。国内では大きな期待が寄せられている。

アメリカのドイツ撃破は金星なのか? 冷静な両指揮官、テストに徹した世界王者

先日の試合でドイツ代表はアメリカ代表に敗れた。世界王者への勝利はアメリカにとって金星なのだろうか? 両チーム、両指揮官とも冷静に試合を振り返っている。

素晴らしいシーズンに花を添える――。ドイツ代表に返り咲き、ヘアマンが見せた「素直な強さ」

ドイツ代表は10日にアメリカ代表との親善試合を行う。ヨアヒム・レーブ監督は若い選手を多く招集する中、今季のブンデスリーガでボルシアMGを3位に導いた立役者の代表デビューを示唆している。

“トゥヘル流ゲーゲンプレッシング”に求められる5つの要素。ドルトムントの「新たな挑戦」が始まる

ドルトムントにとって2014-15シーズン、そしてユルゲン・クロップ監督の下での最終戦が終わった。それは、トーマス・トゥヘル監督による新チームのスタートでもある。新たな指揮官が就任会見で述べたチームに求める要素とは。

クロップと香川が紡いだ5年間。その身は離れようとも…変わることのない愛情と信頼

ドルトムントの2014-15シーズン全日程が終了。同時にユルゲン・クロップ監督が退任した。この世界屈指の指揮官には多くの選手が師事したが、その中でも香川真司の存在は別格だった。ここでは、2010-11シーズンから続く2人の師弟関係を振り返る。

現実を突き付けられたドルトムント。退任の指揮官、引退の元主将。そしてチームは“新たな人生”へ

ドルトムントを世界のトップグループへと引き上げたユルゲン・クロップ監督の最終戦が終わった。ドイツカップをかけたヴォルフスブルクとの決戦は敗戦。それでも指揮官と引退する元主将ケール、そしてチームにとって新たな人生はスタートする。

時代の行方を賭けた一戦、香川は先発へ。クロップ体制の集大成「奪われたら奪い返す」。その中心として

ドイツサッカーのみならず、世界のサッカーシーンに大きな影響を与えたチームの最終戦がいよいよ訪れる。ユルゲン・クロップ監督がドルトムントの指揮官として戦う最後の試合となるドイツカップ決勝戦。この時代の行方を賭けた一戦に香川真司は先発が濃厚だ。

来る独杯決勝、主役はクロップ。ドルトムントを去る指揮官がドイツサッカー界にもたらした功績

いよいよユルゲン・クロップ監督のドルトムントでの最終戦が訪れる。ヴォルフスブルクとのドイツカップ決勝に向け、現地メディアは“主役”として注目。これまでにドイツサッカー界にもたらした功績を讃えている。

「スペクタクルな勝利」=弱点? 独杯決勝へ、ドルトムントが抱える最大の問題点とは

ブンデスリーガ最終節、ブレーメンに3-2で勝利し7位でシーズンを終えたドルトムントは、クロップ体制最終戦となるドイツカップ決勝へ向かう。しかし、この大一番へ向けて楽観視できない大きな問題がある。

最高の雰囲気を醸し出すファン。圧倒的な活躍の香川。「流動性」と「躍動感」を取り戻したドルトムント

長くチームを支えてきた元主将セバスチャン・ケールと指揮官ユルゲン・クロップのリーグ最終戦。スタジアムは最高の雰囲気を醸し出し、それに引き上げられるようにチームは躍動した。その中で香川真司も圧倒的な活躍で勝利に貢献した。

感傷に浸る余地なし。勝利のみを追求する最終節、香川は先発へ。新シーズンへ欧州切符を確保するか

ブンデスリーガは最終節が行われる。ケールの引退、クロップ監督の退任と本来であれば試合前のセレモニーが行われても不思議ではない状況だが、ドルトムントにとっては記念試合とはならない。来季のEL出場権獲得へ勝利のみを追求する。

新旧主将の決断、指揮官との別れと欧州への道。ドルトムントを取り巻く全てが望むハッピーエンドへ

ブンデスリーガも残り1試合。想定外の大不振に苦しんだドルトムントにとって転換期ともなる今季だが、選手そしてサポーターのモチベーションは再び高まっている。新たなチームで望む来季へ向けてハッピーエンドで終わることが望まれる。

降格ならマスコット消滅も? 壮絶なブンデス残留争い。HSVはクラブ初2部落ちか…6チームに可能性

ブンデスリーガの残留争いが激しい。最終節を前に1チームも決まらず、6チームに可能性が残されている。その中でもハンブルガーSVはクラブの51年に渡る歴史において初の降格が現実味を帯びている。

独杯決勝“前哨戦”、敗戦を喫したドルトムント。7位と2位の実力差が表れた結果か

ドルトムントは30日に行われるドイツカップ決勝と同一のカードとなるヴォルフスブルク戦で1-2と敗戦。失点シーンは“悪い癖”が出たともいえるが、実際は実力差が表れた結果となったのではないだろうか。

独杯決勝“前哨戦”。クロップは賭けに出ず? 香川も変わらず先発へ「ベストの編成で臨む」

ドルトムントはボルフスブルクとのアウェイ戦に臨む。この両チームは30日に行われるドイツカップ決勝でも激突することとなるが、ユルゲン・クロップ監督はベストの編成で臨むことを示唆。香川真司もトップ下として先発が濃厚となっている。

熾烈を極めるEL争い。ドルトムントは出場権をつかめるか。香川に待ち受ける「本当の決戦」

ブンデスリーガの14-15シーズンは、バイエルンが3連覇を達成した。しかし、まだ戦いは終わりを告げたわけではない。残り2戦、熾烈を極めるのが5チームによるEL出場権争いだ。香川真司の所属するドルトムントも例外ではなく、ここからが「本当の決戦」となる。

「過去20年間で最強のチーム」。ペップの面影をペップからの勝利で断ち切ったバルセロナ

チャンピオンズリーグ(CL)決勝への扉を最初に開いたのはバルセロナだった。かつて圧倒的な強さで欧州を制したペップ・グアルディオラ監督の面影を引きずり続けたが、当の本人を相手に勝利を挙げることで完全に断ち切った。

その確率「16.9%」。絶体絶命のバイエルンがすがる奇跡「フットボールでは時として全てが可能だ」

アウェイでの初戦で0-3と完敗を喫したバイエルン。ホームでの2ndレグで逆転を目指すこととなったが、それを成し遂げるのは奇跡といえる。地元メディアが行ったアンケートでもわずか16.9%にとどまったが、勝ち抜けることができるだろうか。

清武にW酒井、原口、細貝も…。クラブの、自らの未来を切り開くか。1部残留をかけた戦いの行方は?

シーズンも佳境を迎える今、残り2節となったブンデスリーガでは残留争いが熾烈を極めている。それは日本人選手も例外ではない。特にハノーファーに所属する清武、酒井宏樹はチームにおいて重要な役割を担っている。

掴みどころのない勝利。香川が語る「フワっと感」。クロップ体制残り3戦でクリアすべき課題

ドルトムントは、ホームでのヘルタ戦で2-0と勝利を収めて2試合ぶりの勝ち点3を手にした。丁重に終わった今季だがドイツ杯決勝に進出し、ヨーロッパリーグ出場権獲得も視界にとらえた。しかし、香川真司は一喜一憂することなくチームの課題を口にした。

ラモスもロイスもサヒンも…。負傷・欠場者続出のドルトムント。ヘルタ戦、香川は先発へ

シーズンも終わりに近づいているが、ドルトムントは負傷者を数多く抱えている。その中で迎えるヘルタ・ベルリン戦、香川真司はトップ下として先発が予想されている。

“マインツ武藤”を加速化させる岡崎の動向。実力&環境面で理想的。2桁ゴールも十分可能

チェルシーからの獲得オファーが取りざたされている武藤嘉紀だが、マインツからの関心も報じられている。武藤はマインツ、そしてドイツで活躍するための要素を十分にクリアしているといえるだろう。

バルセロナが手にした3-0。90分のハードワークが帰結した「パーフェクトな結果」

ペップ・グアルディオラ監督がカンプ・ノウに帰還することもあって大きな注目を集めたバルセロナ対バイエルン。結果はバルセロナの3-0。ルイス・エンリケ監督が語る「パーフェクトな結果」は90分間のハードワークが産んだものだった。

ドイツ代表指揮官も心待ちにするバルサ対バイエルン。帰郷を果たすペップが選ぶ布陣は?

チャンピオンズリーグ(CL)の舞台でカンプ・ノウにペップ・グアルディオラ監督が凱旋を果たす。自らが率いてきたチーム、選手を相手にどのような布陣で試合に臨むのか。この大一番をドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督も心待ちにしている。

「欠けている何か」を模索して――。ドルトムントを去るギュンドアン。尊重されるべき24歳の決断

ドルトムントのイルカイ・ギュンドアンがチームを去る決断を下した。毎シーズンオフに主力が流出し、ユルゲン・クロップ監督も退任を表明した中でさらなる打撃ともなる事態だが、尊重されるべき理由がある。

香川含む2列目の全選手に付けられた採点「4」。エネルギー、集中力、そして連係を欠く

EL出場権を争うホッフェンハイム戦、ドルトムントは1-1のドローに終えた。独ビルト紙は香川真司、ブワシュチコフスキ、ムヒタリヤンの2列目に低評価となる採点「4」を付けた。

「決め切りたかった」。香川が悔やむ1-1。“7位”が持つ特別な意味、積み上げられなかった勝ち点

8位のドルトムントにとって「6ポインター」となった7位ホッフェンハイム戦。しかし、120分+PK戦を戦ったバイエルンとのドイツカップ準決勝の影響もあり、チームは勝ちきることができなった。この結果が持つ大きな意味とは。

独紙はベンチ予想も…。香川、ムヒタリヤンと同時先発有力。トップ下と左サイドで共存へ

ブンデスリーガ第31節、ドルトムントはホッフェンハイムとアウェイで対戦する。バイエルンとのドイツカップ準決勝で120分+PK戦の激闘を演じただけに、選手のコンディションに不安が残る。そんな中、出場時間の短かった香川とムヒタリヤンは2列目で同時先発することが有力だ。

独杯、ドルトムントに立ちはだかる新たな革命者ヴォルフスブルク。栄光後の低迷から引き上げた“ある存在”

ドイツカップ優勝を狙うのは、ドルトムントだけではない。08-09シーズン、長谷部誠らを擁してリーグ優勝を遂げたヴォルフスブルクだが、その後は低迷。しかし、今季はリーグ2位に加えてカップ戦タイトルにも王手をかけた。

香川に突きつけられた課題。独紙採点『5』。低評価が示す「トップレベルでの力不足」

ドイツカップ準決勝、ドルトムントはPK戦の末にバイエルンを下し、決勝進出を果たした。しかし、トップ下として先発した香川真司に独紙は採点『5』の低評価を下した。試合後、本人も口にした課題とは。

香川は「効果的な攻撃が出来ず」。それでも…試合を変えたチアゴの交代、些細な差が分けたPKの行方

クロップ体制最後の大一番となったドイツカップ準決勝バイエルン戦。香川真司はトップ下として先発も、効果的な攻撃を生み出すことはできなかった。それでも、チアゴの交代が試合の流れを変え、「気迫と気持ち」がPK戦の勝利を引き寄せた。

戦術的なものよりも何よりも――。クロップ体制、最後の大一番。香川に求められる“大仕事”

バイエルンとのDFBポカール準決勝、香川真司は先発が濃厚だ。ドルトムントをドイツの強豪に引き上げたユルゲン・クロップ監督の下での最後の大一番、クラブにそして恩師のためにも香川にはゴールという大仕事が期待される。

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