石井紘人
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9月7日に発売した『フットボール批評issue07』では、審判批評に定評のある石井紘人氏がたびたび議論が沸き起こるJリーグの審判問題に一石を投じている。はたして「誤審」を創り出しているのは誰なのか? 一部抜粋して掲載する。
2010年南アフリカW杯に続いて審判団に選出された西村雄一主審。前回の経験を糧に『表現力』を手に入れ、ワンランク上のレフェリングに到達。“経験のあるFIFAレフェリー”として世界中が注目するビッグマッチへの割り当ても期待される。
W杯や国際Aマッチといった舞台で高く評価される日本人レフェリー。それが国内では一転、厳しく評価されることが多い。この差異はどこにあるのか? 本稿では日本のレフェリーの優れている点、課題となっている点を検証しながら、審判問題の本質を考察していく。