加藤健一
1993年生まれ、東京都出身。『フットボール批評』、『ジュニアサッカーを応援しよう!』(ともにカンゼン刊)の編集を経て、フットボールチャンネル編集部に。『育成主義』(曺貴裁著)、『素直 石川直宏』(馬場康平著)などの書籍編集を担当。好きなサッカー選手は山田直輝、好きな監督はユルゲン・クロップ。箸とペンは左利きだが、スポーツはだいたい右利き。2022年1月よりフットボールチャンネル編集長。Twitter:@katoken97
アーセナル、守備の改善はアルテタの手腕。殊勲の2得点よりも評価すべきオーバメヤンの貢献
プレミアリーグ第27節、アーセナル対エバートンが現地時間23日に行われ、3-2でアーセナルが勝利を収めた。ピエール=エメリク・オーバメヤンの2得点がチームを勝利へと導いたが、それ以上に印象的だったのは守備面での貢献だった。ミケル・アルテタの監督就任後、チームは守備面でのパワーアップに成功している。(文:加藤健一)
なぜデブルイネは封じられたのか? マンチェスター・シティの攻撃を無力化させたレスターの守備戦術
プレミアリーグ第27節、レスター・シティ対マンチェスター・シティが現地時間22日に行われ、0-1でシティが勝利を収めた。80分にガブリエウ・ジェズスが決勝点を挙げたが、アシストランキングを独走するケビン・デブルイネはこの試合で沈黙。シティの攻撃が停滞した理由はレスターの守備戦術にあった。(文:加藤健一)
久保建英はマジョルカの攻撃を支配した。高い技術が凝縮された3得点、武者修行する3人が残留のキーマンに
リーガエスパニョーラ第25節、レアル・ベティス対マジョルカが現地時間21日に行われ、3-3で引き分けた。この試合で6試合ぶりの先発出場となった久保建英は3得点すべてに絡み、1得点1アシストとチームをけん引した。残留を目指すチームの中で久保が大きな役割を担うことが、この試合で証明された。(文:加藤健一)
アーセナルの18歳サカが躍動し続ける理由。得点から見えた再現性と唯一無二のディフェンス【欧州EL】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32、オリンピアコス対アーセナルが現地時間20日に行われ、0-1でアーセナルが勝利した。貴重なアウェイゴールを演出したのは、左サイドバックでプレーする18歳のブカヨ・サカ。さらに、ホームの大歓声を背に攻め立てるオリンピアコスを水際で防いた守護神の活躍が、チームに勝利をもたらした。(文:加藤健一)
ネイマールはまたしても悪行を犯した。募る苛立ち、ドルトムント守備陣に苦しめられた理由とは?【欧州CL】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、ボルシア・ドルトムント対パリ・サンジェルマンが現地時間18日に行われ、2-1でドルトムントが勝利した。今大会で6試合8得点を叩き出しているアーリング・ハーランドは、この日も2得点を挙げる圧巻の活躍。一方で、ケガからの復帰戦となったネイマールは値千金の同点ゴールこそ決めたものの、ドルトムントの老獪なディフェンスに苦しめられ続けた。(文:加藤健一)
マンUはなぜビッグ6に強いのか? 上位浮上のヒントに。チェルシーは4つの不運が足かせに…
プレミアリーグ第26節、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間17日に行われ、0-2でユナイテッドが勝利を収めた。チェルシーは後半に2回ゴールネットを揺らしたが、どちらもゴールが認められず。度重なる不運に泣く形でビッグマッチを落としている。(文:加藤健一)
アーセナル、エナジーがもたらした大勝。エジル、ペペ、サカ。左利きの3人が生み出す魅惑の攻撃
プレミアリーグ第26節、アーセナル対ニューカッスルが現地時間16日に行われ、4-0でアーセナルが大勝した。4試合ドローが続いていたアーセナルは、この試合でも前半は無得点で折り返したが、後半は一転して4得点を挙げて勝ち切った。戦術的に大きな変化を試合中に加えることはなかったが、選手たちの「エナジー」が大勝を呼び込んだ。(文:加藤健一)
リバプール、南野拓実のロールモデルは…。連勝ストップ最大の危機、最下位相手に攻撃陣が沈黙した理由
プレミアリーグ第26節、ノーリッジ対リバプールが現地時間15日に行われ、0-1でリバプールが勝利を収めた。リバプールは最下位相手に試合終盤まで得点が奪えなかったが、ケガから復帰したサディオ・マネが60分にピッチに入ると、78分に決勝のゴールを決めて連勝ストップの危機を救った。マネの投入によってどのような変化が起きたのだろうか。(文:加藤健一)
インテルはルカクの持ち腐れ。不調ナポリに痛恨の敗戦、攻撃の形を最後まで作れず
コッパ・イタリア(イタリア杯)準決勝1stレグ、インテル対ナポリが現地時間12日に行われ、0-1でナポリが先勝した。インテルは、191cm94kgの巨体を持つロメル・ルカクを活かせず、無得点のままホームで行われた1stレグを落とした。(文:加藤健一)
久保建英の投入で攻撃が停滞した理由。サイドで異なる2つの顔がマジョルカ浮上のカギ
リーガ・エスパニョーラ第23節、エスパニョール対マジョルカが現地時間9日に行われ、0-1でマジョルカが敗れた。4戦連続でベンチスタートとなった久保建英は65分から出場したが、得点を生み出すことはできず。3試合連続で無得点に終わったマジョルカは、降格の危機に瀕している。(文:加藤健一)
ロドリはザルの目、マンチェスター・シティの生命線こそが弱点だった。モウリーニョが突いた敵の脆さ
プレミアリーグ第25節、トッテナム対マンチェスター・シティが現地時間2日に行われ、2-0でトッテナムが勝利した。試合は終始、シティがボールを保持する展開が続いたが、トッテナムに軍配が上がった。(文:加藤健一)
久保建英をベンチに置くマジョルカの実情。新たなライバル出現でポジション再奪取は困難に
リーガ・エスパニョーラ第22節、マジョルカ対バジャドリーが現地時間1日に行われ、マジョルカは0-1で敗れた。3戦連続でベンチスタートとなった久保建英は59分に登場。2本のシュートを放ったものの、得点につなげることはできなかった。(文:加藤健一)
ドルトムントで世界に衝撃…ハーランドとは何者か? 半年で33得点、強さより巧さが光るストライカーの真髄
2000年生まれのストライカーが脚光を浴びている。FWアーリング・ハーランドは今季、ザルツブルクでUEFAチャンピオンズリーグに出場すると、初戦でハットトリックを達成。6試合で8得点という数字を引っ提げてこの冬にドルトムントに移籍すると、ブンデスリーガでもデビューから2試合で5得点を挙げた。19歳のノルウェー人FWのキャリアを振り返るとともに、そのプレースタイルを紐解いていく。(文:加藤健一)
南野拓実の癖はリバプールの攻撃を停滞させる。改善が見られた2度目の先発、18歳のライバルは脅威に
FAカップ4回戦、シュルーズベリー・タウン対リバプールが現地時間26日に行われ、2-2で引き分けて再試合が行われることになった。3日前のウォルバーハンプトン戦でプレミアリーグデビューを飾ったFW南野拓実は、センターフォワードとして先発して85分までプレーした。ライバルが目に見える結果を残す中で、南野自身も改善の跡を見せているが、染みついた癖が目についた。(文:加藤健一)
バルセロナの完敗はなぜ? メッシ依存を脱せず、各駅停車のティキ・タカは暗中模索
リーガ・エスパニョーラ第21節、バレンシア対バルセロナが現地25日に行われ、2-0でバレンシアが勝利を収めている。敗れたバルセロナはキケ・セティエン監督就任後、カップ戦を挟んで2試合目のリーグ戦に臨んだが、無得点に終わった。新体制は早くも課題に直面することとなった。(文:加藤健一)
アーセナル、ダビド・ルイスの退場判定の真偽はいかに? 数的優位を活かせず、お粗末だったチェルシーの対応
プレミアリーグ第24節、チェルシー対アーセナルが現地21日に行われ、2-2で引き分けた。200回目となったビッグロンドンダービーは前半から退場者が出る波乱の展開に。チェルシーは数的優位を活かせずに試合終盤に失点を喫した。失点シーンの対応は中途半端になってしまった。(文:加藤健一)
リバプールを倒す方法は存在しないに等しい。マンチェスター・ユナイテッドの対策はなぜ通用しなかったのか?
プレミアリーグ第23節、リバプール対マンチェスター・ユナイテッドが現地19日に行われ、2-0でリバプールが勝利を収めた。首位を独走するリバプールに唯一勝ち点を奪っているユナイテッドだったが、アンフィールドで行われたこの試合は、大歓声を受けるホームチームが内容も結果も上回った。(文:加藤健一)
リバプールはモウリーニョの奇策に屈せず。計り知れないフィルミーノの貢献、南野拓実にチャンスは回ってくるのか?
プレミアリーグ第22節、トッテナム対リバプールが現地時間11日に行われた。MF南野拓実の出場はなかったが、リバプールが0-1で勝利を収めた。値千金のゴールを決めたのは、センターフォワード不動のレギュラーであるロベルト・フィルミーノ。チャンスメーカーとフィニッシャーを両立させるブラジル代表FWの前に、南野に出場機会は訪れるのだろうか。(文:加藤健一)
南野拓実が最低スタッツでも評価された理由。デビュー戦で遂行したリバプールの特殊なタスクとは?
リバプールは現地5日、FAカップ3回戦でエバートンと対戦し、1-0で勝利を収めた。今月加入したばかりの南野拓実は先発メンバーに名を連ね、70分プレーした。デビュー戦で得点に絡むことはできなかったものの、可能性を感じさせるプレーを見せた。(文:加藤健一)
リバプール、A・アーノルド独壇場の理由。レスターが空けた穴と、4得点を生んだ針に糸を通す変幻自在の右足
プレミアリーグ第19節、レスター対リバプールが現地26日に行われ、0-4でリバプールが勝利した。DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは全4得点に絡む大活躍。もはやその右足から放たれるキックの精度は右サイドバックの範疇を越えている。チャンスを作り続ける21歳を止める方法はあるのだろうか。(文:加藤健一)
不調のチェルシーを蘇らせたランパード采配。3バックがトッテナムを苦しめた理由
プレミアリーグ第18節、トッテナム対チェルシーが現地22日に行われた。試合はリーグ戦で初めて3バックを採用したチェルシーが0-2で勝利を収めた。現役時代に師事したジョゼ・モウリーニョとの師弟対決となったランパードは、ロンドンダービーをどのように戦ったのか。(文:加藤健一)
リバプールがフラメンゴを上回ったのは…。世界一にふさわしい耐久力と効果的だったボディブロー【クラブW杯】
FIFAクラブワールドカップ決勝、リバプール対フラメンゴが現地21日に行われた。試合は延長の末、1-0で勝利したリバプールが初のクラブ世界一に輝いた。前半の劣勢を跳ね返したリバプールは、世界一の称号にふさわしい「強さ」を見せた。(文:加藤健一)
リバプール、フィルミーノは5分で十分だった。ヘンダーソンCB起用の緊急事態を救ったサラーの技【クラブW杯】
FIFAクラブワールドカップ準決勝、モンテレイ対リバプールが現地18日に行われ、リバプールが2-1で勝利を収めた。フィルジル・ファン・ダイクが欠場となり、チームは緊急事態に見舞われたが、85分にピッチに入ったロベルト・フィルミーノが値千金のゴールで決勝進出を決めた。(文:加藤健一)
モウリーニョは「個の力の最大化」で勝った。白熱した師弟対決、右足1本で引き寄せたトッテナムの勝利
プレミアリーグ第17節、ウォルバーハンプトン対トッテナムが現地15日に行われ、1-2でトッテナムが勝利を収めた。アウェイチームは先制したものの、試合の主導権を握られ一時は同点に。それでもトッテナムの一撃が劇的な勝利へと結びついた。(文:加藤健一)
アーセナル、許容しがたいベテラン選手のミス。チームを救ったのは指揮官に腹を立てた18歳だった【欧州EL】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)第6節、スタンダール・リエージュ対アーセナルが現地12日に行われ、2-2で引き分けた。20歳前後の若手が8人も起用されたこの試合は、2点を先行される苦しい展開に。チームを救ったのは本職とは異なるウイングバックを務めた18歳のFWブカヨ・サカだった。(文:加藤健一)
リバプール、前半の劣勢を覆した修正。真っ向勝負のザルツブルク、前回対戦の伏線とは?【欧州CL】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第6節、ザルツブルク対リバプールが現地10日に行われ、0-2でリバプールが勝利を収めた。激しい攻防が繰り広げられた試合は、スコアレスのまま前半を折り返す。リバプールは後半に修正するとこれが奏功し、2点を奪って決勝トーナメント進出を決めた。(文:加藤健一)
マンチェスター・ダービーを制したユナイテッドの「静」と「動」。明確化された守備タスクと炸裂したカウンター
プレミアリーグ第16節、マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドが現地7日に行われ、1-2でアウェイのユナイテッドが勝利を収めた。両者の威信をかけたマンチェスター・ダービーは、お互いのスタイルがぶつかり合う試合に。よりタスクが明確に発揮されたユナイテッドが、プレミアリーグ王者を玉砕した。(文:加藤健一)
アーセナルにまたも落胆。逆転許した致命的な穴。90分続かない守備、戻れない両翼は必要か?
プレミアリーグ第15節、アーセナル対ブライトンが現地5日に行われ、1-2でアーセナルが敗れた。リーグ戦2か月勝利がないアーセナルはフレドリック・ユングベリ暫定監督の下、初めて本拠地エミレーツで戦った。相手を押し込んで同点とする時間帯もあったが、今季を象徴する脆さが見えた試合となった。(文:加藤健一)
リバプールFWマネはすべてが高次元。サラー、フィルミーノ不在でも大量得点、バロンドール4位が見せた本領
プレミアリーグ第15節、リバプール対エバートンが現地4日に行われ、5-2でリバプールが勝利した。今季初のマージーサイドダービーは前半に6点が生まれる乱打戦に。ターンオーバーを実行して臨んだリバプールは、公式戦で13試合連続失点と守備に不安を抱えるが、それを上回る攻撃力を発揮した。(文:加藤健一)
アーセナルのDNAはある意味健在だった。ユングベリ初陣で目立ったのはGKレノの孤軍奮闘…
プレミアリーグ第14節、ノリッジ対アーセナルが現地1日に行われ、2-2のドローに終わった。ウナイ・エメリが監督を解任され、フレドリック・ユングベリ暫定監督の初陣となった試合でアーセナルは2度のリードを許し、引き分けに持ち込むのがやっとだった。不調を体現するかのような試合展開で、唯一輝きを放ったのは守護神だけだった。(文:加藤健一)
リバプール、破壊力を持つ「DF→DF」の得点。最終ラインが残す驚異のスタッツ、首位独走を止める方法は…
プレミアリーグ第14節、リバプール対ブライトンが現地11月30日に行われ、2-1でリバプールが勝利を収めた。ホームチームが挙げた2点はともにDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが蹴ったセットプレーをDFフィルジル・ファン・ダイクが決めたもの。首位を独走するリバプールのDF陣は攻撃面で驚異的な数字を残している。(文:加藤健一)
鎌田大地がアーセナルを粉砕、その崩壊の要因とは? 逆転につなげたフランクフルトの変化
UEFAヨーロッパリーグ・グループF第5節、アーセナル対フランクフルトが現地28日に行われ、1-2でフランクフルトが逆転勝利を収めた。前半に1点を先行されたアウェイチームだったが、後半にMF鎌田大地の2得点で逆転。試合のターニングポイントはフランクフルトがハーフタイムに行った修正にあった。(文:加藤健一)
トッテナム、モウリーニョの采配によって起きた劇的な変化。大逆転の裏で明確になった課題とは?
UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグB組第5節のトッテナム対オリンピアコスが、現地26日に行われた。試合はトッテナムが4-2で勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。2点を先行されたホームチームだったが、ジョゼ・モウリーニョ監督は前半から交代カードを切り、鮮やかに逆転した。試合のターニングポイントはどこにあったのだろうか。(文:加藤健一)
マンC、デブルイネの「微調整」が逆転の契機に。ボールを捨てて手に入れた新たな勝ち方
プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティ対チェルシーが現地23日に行われ、2-1でシティが勝利を収めた。前節でリバプールに敗れて4位へと転落したホームチームは先制を許したものの、逆転勝利でビッグマッチをものにした。シティを勝利へと導いたのは、これまでのサッカーとは対極にあるような、ボール保持に固執しない戦い方だった。(文:加藤健一)
リバプール対マンCに誤審なし…疑惑の判定も主審は正しかった。勝負を分けたのは「長距離砲」の差
プレミアリーグ第12節、リバプール対マンチェスター・シティの試合が現地10日に行われ、3-1でリバプールが勝利した。首位を走るCL王者とそれを追うプレミアリーグ王者の対決となったこの試合は、お互いの「長距離砲」が勝負を分けたと言っていいだろう。(文:加藤健一)
アーセナル、格下相手に無様な試合。出口のないビルドアップ、試合に水を差す愚行も…
UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグF組第4節、ギマラエス対アーセナルの試合が現地6日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わり、アーセナルは勝ち点を10とし、ギマラエスはEL初の勝ち点を獲得した。セットプレーからの1得点のみに終わったアーセナル、チームの機能不全は深刻さを増している。(文:加藤健一)
ザルツブルクは南野拓実交代で劣勢に…。局面では優ったナポリが1得点に終わった理由とは?
UEFAチャンピオンズリーググループリーグE組第4節のナポリ対ザルツブルクが現地時間5日に行われた。2週間前のリターンマッチとなったこの試合は、1-1のドローに終わっている。試合の主導権を握ったナポリは、30本のシュートを放ちながらも得点はわずかに1点のみ。試合の展開と結果は、なぜ一致しなかったのだろうか。(文:加藤健一)
久保建英がさまよい続けた68分間。「10番」の役割は果たせず、深刻化するマジョルカの得点力不足
リーガエスパニョーラ第12節、バジャドリー対マジョルカが現地3日に行われ、3-0でバジャドリーが勝利を収めた。5試合ぶりに先発出場したMF久保建英は68分までプレーしたが、チームは無得点に終わった。深刻な得点力不足に悩まされる中で、久保も結果を残すことができずにいる。(文:加藤健一)
エジルはアーセナルの「駒」か「軸」か? 先発起用で際立ったデメリット、指揮官の不可解な采配
プレミアリーグ第11節、アーセナル対ウォルバーハンプトンの試合が現地2日に行われ、1-1の引き分けに終わった。MFメスト・エジルは、リーグ戦でおよそ1ヶ月半ぶりの先発となったが、チームを勝利に導くことができず、アーセナルはこれで3戦未勝利となった。1点をリードしたものの、ウナイ・エメリ監督の不可解ともいえる選手交代の直後に悲劇は起きた。(文:加藤健一)
リバプール、「雨垂れ石を穿つ」が呼び込んだ逆転勝利。首位独走を支えるファビーニョの資質
プレミアリーグ第10節、リバプール対トッテナムが現地27日に行われた。開始1分にトッテナムが先制した試合は、2-1でリバプールが逆転勝利。UEFAチャンピオンズリーグ決勝の再戦となったこの試合で、中盤を司るMFファビーニョの存在が際立っていた。(文:加藤健一)
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