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【写真：Getty Images】
アルバロ・モラタ（背番号7）
生年月日：1992年10月23日（31歳）
所属クラブ：アトレティコ・マドリード
23/24リーグ戦成績：32試合出場／15得点4アシスト
代表通算成績：73試合出場／35得点7アシスト
現所属のアトレティコ・マドリードだけでなく、ユベントス、チェルシー、レアル・マドリードなど、複数のビッグクラブを転々とするキャリアを歩んでいる。スピードと技術を兼備し、周りも使える万能なストライカーなのだが、好不調の波が激しく、一つのチームに定着できて来なかった。しかし直近2シーズンはアトレティコで28ゴールを記録するなど、安定して得点を量産している。今回の代表ではキャプテンマークを巻いて、最前線で気持ちよくプレーしている。
ホセル（背番号9）
生年月日：1990年3月27日（34歳）
所属クラブ：レアル・マドリード
23/24リーグ戦成績：34試合出場／10得点2アシスト
代表通算成績：11試合出場／5得点1アシスト
両親はスペイン人で、生まれはドイツのシュトゥットガルトだが、幼少期のうちにスペインに帰国。結局ユース時代はスペインでプレーしている。複数のクラブを点々としている苦労人で、シニアキャリアだけでも10クラブでのプレーを経験している。特長は空中戦の強さで、23/24シーズンのリーグ戦では10ゴール中4点を頭で決めている。同シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグではバイエルン・ミュンヘンを相手に同点弾、逆転弾の2点を決めるなど、決勝進出に大きく貢献した。
フェラン・トーレス（背番号11）
生年月日：2000年2月29日（24歳）
所属クラブ：バルセロナ
23/24リーグ戦成績：29試合出場／7得点3アシスト
代表通算成績：41試合出場／19得点4アシスト
まだ24歳だがバレンシア、マンチェスター・シティ、バルセロナなど複数のビッグクラブを渡り歩くキャリアを持つ。スピードと技術を併せ持つ器用なタイプで、前線ならどこでもプレーできる万能型だ。周囲とのパスワークで上手く守備ブロックを崩して、ボックス内にも飛び込んでいく。あだ名はサメ。古巣マンチェスター・シティも「シャークチーム」と呼ばれることがあるものの、これとは無関係。
ニコ・ウィリアムズ（背番号17）
生年月日：2002年7月12日（21歳）
所属クラブ：アスレティック・ビルバオ
23/24リーグ戦成績：31試合出場／5得点14アシスト
代表通算成績：14試合出場／2得点5アシスト
圧倒的なスピードと高いボールコントロール能力を生かしたドリブルが魅力で、キャリー能力も突破能力も著しく高い。スタッツサイト『FBREF』によると、23/24シーズンのリーグ戦では1試合平均3.42回もドリブル突破に成功している。左サイドでボールを持つと細かく触りながらカットインするプレーを好む。ただアシストを記録する際は縦突破からのマイナスクロスが多め。一昨季のアシストは4本のみだったが、昨季はリーグ戦で11アシスト、3回のPK獲得を記録するなど好調だった。
ラミン・ヤマル（背番号19）
生年月日：2007年7月13日（16歳）
所属クラブ：バルセロナ
23/24リーグ戦成績：37試合出場／5得点8アシスト
代表通算成績：9試合出場／2得点4アシスト
バルセロナアカデミー出身の神童。年齢を感じさせない体格をもち、アジリティと技術の高さを生かした突破やクロスでチャンスメイクする。昨季はリーグ戦37試合に出場するなど、既にバルセロナの主力だ。対面するDFの良いプレーイメージを自分の中に持ち込みたくないため、対戦相手のビデオはあまり見ないようにしているという。義務教育が終わっていないので、本大会に宿題を持ち込んでいる。
ミケル・オヤルサバル（背番号21）
生年月日：1997年4月21日（27歳）
所属クラブ：レアル・ソシエダ
23/24リーグ戦成績：33試合出場／9得点3アシスト
代表通算成績：30試合出場／11得点4アシスト
10年以上プレーするなど、レアル・ソシエダ一筋のキャリアを歩む。サッカーIQが高く複数のポジションに適用できるレフティーで、得点力もある。ただ利他的なプレーが最大の魅力で、過去にはマルティン・ウーデゴール、今では久保建英などエースプレイヤーを気持ちよくプレーさせるためのスペースランニングを怠らない。2022年3月に前十字靭帯を断裂して年内は離脱したものの、23年年始に復活。直後は調子を落としたものの、今ではスペイン代表に呼ばれるまで復調した。ソシエダでは23歳の頃から定期的にキャプテンマークを巻き始め、現在は主将を務めている。
アジョセ・ペレス（背番号26）
生年月日：1993年7月29日（30歳）
所属クラブ：レアル・ベティス
23/24リーグ戦成績：31試合出場／9得点1アシスト
代表通算成績：1試合出場／1得点1アシスト
地元テネリフェのチームでトップチームデビュー後、2014年にニューカッスルに移籍すると、その後レスターでの活躍含めて約10年弱イングランドの地でプレーした。2023年冬にローンでベティスに移籍すると、その夏、完全移籍で加入が決まった。ライン間でボールを受けてシンプルに捌きつつ動き続けるスタイルで、独力で突破する場面は少ないが、味方との連係で好機を演出する。調子のいいシーズンはリーグ戦で10点程度決めるなど得点力があり、実先、昨季のリーグ戦では9ゴール記録している。守備意識も非常に高く高い位置でボール奪取でチームに貢献。
