サイドバック
【写真:Getty Images】
ダニエル・カルバハル(背番号2)
生年月日:1992年1月11日(32歳)
所属クラブ:レアル・マドリード
23/24リーグ戦成績:28試合出場/4得点3アシスト
代表通算成績:44試合出場/0得点7アシスト
12/13シーズン、レバークーゼンに移籍したものの、ドイツの地で大活躍して1シーズンで下部組織時代も過ごしたレアル・マドリードに復帰。結局この1シーズンを除いた全期間白いユニフォームを身に纏っているバンディエラだ。攻守ともに質の高いプレーを見せる選手で、ポゼッション時はテンポよくボールを回して周りを上手く使いつつ、タイミングのいいランニングでボールを引き出してクロスでチャンスを演出する。自分自身でドリブル突破を仕掛ける場面は少なめだ。守備でも安定感があるのも魅力。筋肉の炎症に影響を与える栄養素は全く口にしないなど、食事制限を徹底している。
アレハンドロ・グリマルド(背番号12)
生年月日:1995年9月20日(28歳)
所属クラブ:レバークーゼン(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:33試合出場/10得点15アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点1アシスト
23/24シーズンのブンデスリーガで10ゴール13アシストを記録するなど、最大の武器は得点直結のプレーができること。積極的にボックス内に入り込んでいき、シュートチャンスに顔を出す。またバルセロナのカンテラ出身だけあり、ポゼッションサッカーにも難なく適応し、自身でクリエイティブなパスを出すこともできる。スタッツサイト『Sofascore』によると、リーグ戦の1試合平均キーパス数を2.4回も記録しているなど、攻撃性能は抜群だ。
ヘスス・ナバス(背番号22)
生年月日:1985年11月21日(38歳)
所属クラブ:セビージャ
23/24リーグ戦成績:29試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:53試合出場/5得点11アシスト
若かりし頃は大外のレーンで仕掛けるスピード型のウインガーだったが、年齢を重ねるごとにポジションを後ろに移して、今では老獪なサイドバックとして高い能力を発揮する。30代後半だがまだフルシーズン稼働するなど、セビージャで年齢を感じさせないパフォーマンスを披露し、主将としてチームを引っ張っている。
マルク・ククレジャ(背番号24)
生年月日:1998年7月22日(25歳)
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
23/24リーグ戦成績:21試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点0アシスト
元々は大外のレーンを上下動してクロスやサイドでの対人戦などで貢献する身体能力が売りのオーソドックスなサイドバック。ただ、23/24シーズンにおけるチェルシーの終盤戦では偽SBとして中央のゾーンでのプレーでも一定の手応えを残した。基本的に左足でボールに触ることを好むが、右足でも問題なくポゼッションに参加できる。西スポーツサイト『レレボ』によると、10代の頃から共にしている代理人には「初めてマルクを見たとき、彼の髪形が目に入った。彼はチームメイトを輝かせるチームプレーヤーだと感じた。技術的な驚異がなくても、彼は常に最も傑出した選手の一人だった」と評されたようだ。