フォワード

クリスティアーノ・ロナウド（背番号7）
生年月日：1985年2月5日（39歳）
所属クラブ：アル・ナスル（サウジアラビア）
23/24リーグ戦成績：31試合出場／35得点11アシスト
代表通算成績：207試合出場／130得点46アシスト

　ストイックなほどに得点にこだわる男は、サウジアラビアでも得点を量産。35得点を記録して得点王に輝いた。得点パターンの豊富さは顕在で、打点の高いヘッドや、両足から放たれる強烈なシュートでネットを揺らす。サッカーIQが高く、守備をしようと思えば出来るタイプだが、チャンスの時に体力を残すため、守備をしないことが多い。ただ本当にピンチな時は帰陣して体を張ることも厭わない。

ゴンサロ・ラモス（背番号9）
生年月日：2001年6月20日（22歳）
所属クラブ：パリ・サンジェルマン（フランス）
23/24リーグ戦成績：29試合出場／11得点2アシスト
代表通算成績：13試合出場／8得点2アシスト

　縦パスをダイレクトでサイドチェンジするなど、味方との連係で真価を発揮するタイプ。ボールを持ちすぎずシンプルに周りを使う選択を好む。両足、ヘディングとどの形でも得点が可能だ。今大会中の6月20日に23歳の誕生日を迎えるまだまだ若手だが、年齢を感じさせない利他性を感じさせるストライカーだ。

ベルナルド・シウバ（背番号10）
生年月日：1994年8月10日（29歳）
所属クラブ：マンチェスター・シティ（イングランド）
23/24リーグ戦成績：33試合出場／6得点9アシスト
代表通算成績：89試合出場／11得点29アシスト

　世界屈指の万能アタッカー。サッカーIQが高く、足元の技術もあり、アジリティも高いため、足元にボールが入るとまず失わない。相手の逆をとるドリブルでスルスルと抜けつつ、スルーパスで決定機を演出する。運動量も豊富なため低い位置でシンプルにボールに触って試合のリズムを作るプレーも可能だ。ペップ・グアルディオラから高い能力を重宝されており、ウイング、ワントップ、インサイドハーフ、ボランチ、サイドバックと様々なポジションで使われてきた。２〜3年前から、日照時間が長い南欧方面に移籍したがっているようだが、戦術的重要度が高すぎて、シティは放出できず。移籍の噂は絶えないものの、マンチェスターの街で活躍を続けている。

ジョアン・フェリックス（背番号11）
生年月日：1999年11月10日（24歳）
所属クラブ：バルセロナ（スペイン）
23/24リーグ戦成績：30試合出場／7得点3アシスト
代表通算成績：39試合出場／8得点4アシスト

　テクニックと俊敏性に優れた選手で、サイドでも中央でも圧倒的な突破力で守備ブロックを破壊していく。シュートテクニックもトップレベルで、定期的にスーパーゴールを決めるため、スター性も感じさせる。ただお騒がせな一面も。バルセロナの一員としてアトレティコ・マドリードと対戦して得点を決めた際に、ローン元のクラブにも関わらず、セレブレーションをしてしまい、自分で帰る場所を無くしてしまった。

ラファエル・レオン（背番号17）
生年月日：1999年6月10日（25歳）
所属クラブ：ミラン（イタリア）
23/24リーグ戦成績：34試合出場／9得点10アシスト
代表通算成績：27試合出場／4得点5アシスト

　188cmという大柄な体格を持ちながら俊敏性も併せ持つ化け物ドリブラーで、持ち前の俊敏性でほんの少し相手を引き離すと、強引に体を入れてパワーでDFをなぎ倒しながら突破することが出来る。長いリーチから放たれるシュートも強烈だ。オンザボーラー型の選手で、状況判断は改善の余地ありか。

ディオゴ・ジョタ（背番号21）
生年月日：1996年12月4日（27歳）
所属クラブ：リバプール（イングランド）
23/24リーグ戦成績：21試合出場／10得点3アシスト
代表通算成績：39試合出場／14得点11アシスト

　ポルトガル3強以外のアカデミー出身（パソス・デ・フェレイラ）という珍しいタイプで、アトレティコ・マドリードを経由して2017年にプレミアリーグに上陸。ウォルバーハンプトンで名を上げて、2020年にリバプールに移籍した。突出した身体能力はないものの、相手の嫌がるプレーが得意なタイプ。相手DFの逆をとるドリブルで突破出来るほか、守備時には死角から忍び寄ってボールを奪い取る。両足で器用にボールを扱えるため、3トップどこでもプレー可能な万能性も魅力だ。

ペドロ・ネト（背番号25）
生年月日：2000年3月9日（24歳）
所属クラブ：ウォルバーハンプトン（イングランド）
23/24リーグ戦成績：20試合出場／2得点9アシスト
代表通算成績：7試合出場／1得点2アシスト

　プレミアリーグ内でも屈指の瞬発力とスピードを持ち、ボールを足元で受けると自陣でもお構いなしにドリブルで推進していく。カウンター時のスピード感は屈指で、一人で何十メートルも運んで攻撃を完結させることが出来る。守備面でのハードワークも欠かさず、プレー面では欠点が少ないものの、怪我が多く稼働率が低い点が最大のネック。これさえなければ既にメガクラブの主力であってもおかしくない逸材だ。

フランシスコ・コンセイソン（背番号26）
生年月日：2002年12月14日（21歳）
所属クラブ：ポルト
23/24リーグ戦成績：27試合出場／5得点4アシスト
代表通算成績：2試合出場／0得点3アシスト

　ポルトアカデミー出身のドリブラー。2017年まではライバルクラブのスポルティングCPのアカデミーに在籍していた。圧倒的な初速の速さで対面するDFを突破するドリブルが得意で、ゴールにどんどんボールを持ち運んでいく。素早い振りからの鋭いシュートも特徴で、カットインから強烈なミドルを放つことも。ローン先のポルトの監督セルジオ・コンセイソンは父親だ。四人兄弟の末っ子。