サイドバック(ウィングバック)
【写真:Getty Images】
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(背番号2)
生年月日:1993年8月4日(30歳)
所属クラブ:ナポリ
23/24リーグ戦成績:36試合出場/1得点6アシスト
代表通算成績:35試合出場/3得点2アシスト
トスカーナ州ルッカの出身で、エンポリ時代の25歳でセリエAデビューを実現した遅咲き。セリエAに初挑戦した18/19シーズンからリーグ戦6年連続30試合に出場と計算の立つ選手だ。少年時代に、“バティストゥータ”の異名を持つほどの点取り屋だったこともあり、攻撃力が売りの右サイドバックで、今季は、アタッキングゾーンで、最もタッチ数の多いDFとなった。ナポリに退団の意向を申し入れ、去就に注目が集まる。
フェデリコ・ディマルコ(背番号3)
生年月日:1997年11月10日(26歳)
所属クラブ:インテル
23/24リーグ戦成績:30試合出場/5得点6アシスト
代表通算成績:19試合出場/2得点2アシスト
インテル下部組織出身で、セリエAデビューは17歳で迎えた14/15シーズンと早かったが、その後はレンタル生活を繰り返し、20/21シーズンに所属したベローナで才能が開花した。左サイドのスペシャリストで、高精度のクロスで好機を演出するだけでなく、自らゴールも狙い、スクデットを獲得した今季は5得点を挙げた。準優勝した22/23シーズンの欧州CLのベストイレブンにチームメイトのバストーニと共に選出された。
ラウル・ベッラノーバ(背番号15)
生年月日:2000年5月17日(24歳)
所属クラブ:トリノ
23/24リーグ戦成績:37試合出場/1得点7アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト
ミラン・ユースで研鑽を積み、フランスのボルドーでのプロデビューを経て、24歳にして6つのクラブでプレーした経歴を持つ。20/21シーズンに所属したセリエB のペスカーラで頭角を現し、U-21イタリア代表では21試合出場の実績を作って、今年3月に初代表入り。独特な間合いから、相手DFを置き去りにし、正確無比なピンポイントクロスで決定機を演出する右ウイングバック。幼少期のアイドルはマイコン。
アンドレア・カンビアーゾ(背番号24)
生年月日:2000年2月20日(24歳)
所属クラブ:ユベントス
23/24リーグ戦成績:34試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点1アシスト
ジェノバ生まれで、ジェノア下部組織出身。4つのクラブへレンタル移籍して経験を積み、2021年8月のインテル戦でセリエAデビューした。21/22シーズンに急成長を遂げ、U21イタリア代表に初招集。これが、アンダー世代の初代表入りだった。攻守のバランスに優れ、高精度のクロスを左足から放つ。レアル・マドリードからの関心も伝えられたが、5月に契約を更新。2029年6月30日までの新契約が締結されている。