UEFAユーロ2024（EURO2024）最新ニュース

　UEFAユーロ2024（EURO2024）が現地時間6月14日に開幕した。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、2大会連続11回目の出場となるイタリア代表の招集メンバー全26名と基本スタメン&フォーメーションを紹介する。※代表通算成績（『transfermarkt』参照）・各選手情報は今大会開始時点のもの

ゴールキーパー

ジャンルイジ・ドンナルンマ（背番号1）
生年月日：1999年2月25日（25歳）
所属クラブ：パリ・サンジェルマン（フランス）
23/24リーグ戦成績：25試合出場／20失点
代表通算成績：62試合出場／49失点

　25歳にして10年目のプロキャリアに突入するGK大国イタリアの守護神。前回大会決勝では、PK戦で2本のシュートを防ぐなど随所にビッグセーブを披露して優勝に貢献。大会MVPにも選出された。3年目を終えたリーグアンでは、全国プロサッカー選手連合による２度目のGK最優秀選手賞を獲得。難易度の高いシュートをセーブする一方で足元の技術やハイボールの処理に課題を残している。主将に任命され、2度目のユーロに挑む。

グリエルモ・ビカーリオ（背番号12）
生年月日：1996年10月7日（27歳）
所属クラブ：トッテナム・ホットスパー（イングランド）
23/24リーグ戦成績：38試合出場／61失点
代表通算成績：2試合出場／0失点

　ウディネの生まれで、地元の有力クラブ、ウディネーゼの下部組織出身。カリアリでプレーしていた24歳の時、2021年4月のインテル戦でセリエAデビューを果たし、21/22シーズンにエンポリで急成長を遂げた。セービング技術やハイボールの処理に秀でるだけでなく、フィード力と足下の処理能力も評価が高い。アンダー世代の代表では招集歴がなかったが、2024年3月のエクアドル戦でアッズーリでのデビューを飾った。

アレックス・メレト（背番号26）
生年月日：1997年3月22日（27歳）
所属クラブ：ナポリ
23/24リーグ戦成績：31試合出場／40失点
代表通算成績：3試合出場／2失点

　1982年FIFAワールドカップで優勝に寄与したディノ・ゾフなど、数々の名GKを輩出したウディネーゼの出身。プロデビューしたSPALで台頭し、2018年夏にナポリへ移籍。22/23シーズンは、クラブの33年ぶりとなるセリエA制覇に守護神として献身した。長い手足を巧みに使ってシュートを防ぐ、総合力の高いGK。ナポリとの契約は2025年6月までとなっているが、近く契約更新されることが濃厚に。