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【ドイツ代表 ユーロ2024無料選手名鑑】予想フォーメーション&招集メンバー全選手紹介。7大会ぶり栄冠なるか

シリーズ:ユーロ2024選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

サイドバック


【写真:Getty Images】


マクシミリアン・ミッテルシュテット(背番号18)
生年月日:1997年3月18日(27歳)
所属クラブ:シュトゥットガルト
23/24リーグ戦成績:31試合出場/2得点4アシスト
代表通算成績:4試合出場/1得点0アシスト

 マクシミリアン・ミッテルシュテットは、昨年夏にシュトゥットガルトに加入した左サイドバックだ。データサイト『transfermarkt』によると、移籍金はわずか50万ユーロ(約8000万円)だったが、2023/24シーズンのブンデスリーガで高い技術を武器に活躍を続けて、今年3月に代表デビューを飾ると、そのままレギュラーに定着した。もともと左サイドバックはドイツ代表にとって課題だったポジションで、ミッテルシュテットの台頭はユリアン・ナーゲルスマン監督にとって渡りに船だった。1シーズンで市場価値は1700万ユーロ(約27億2000万円)まで上昇しており、ユーロ2024でさらに価値を高めるチャンスもある。

ダヴィド・ラウム(背番号3)
生年月日:1998年4月22日(26歳)
所属クラブ:ライプツィヒ
23/24リーグ戦成績:31試合出場/2得点10アシスト
代表通算成績:21試合出場/0得点4アシスト

 2021年に代表デビューしたダヴィド・ラウムは、攻撃力が魅力の左サイドバックだ。2020/21シーズンにグロイターフュルトでドイツ2部リーグを戦って1シーズンで15アシストという驚異的な数字を残すと、翌2021/22シーズンにホッフェンハイムで1部を戦い、リーグ戦で13アシストを記録。ライプツィヒに移籍した1年目の2022/23シーズンは2アシストと不本意な結果に終わって評価を落としたが、2023/24シーズンはブンデスリーガで10アシストと完全に復活した。最大の特長は、得意の左足から繰り出されるクロスで、精度だけでなくキックの質が豊富なことにも注目だ。

ヨシュア・キミッヒ(背番号6)
生年月日:1995年2月8日(29歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
23/24リーグ戦成績:28試合出場/1得点7アシスト
代表通算成績:86試合出場/6得点19アシスト

 21歳で代表デビューを果たしたヨシュア・キミッヒは、ユーロ2016からピッチに立っている。小柄だがフィジカルコンタクトに強く当たり負けしない上、足もとの技術に優れており、攻守両面で貢献できるチームの心臓だ。複数ポジションをこなせることが大きな魅力で、さまざまな起用法が考えられるが、ナーゲルスマン監督体制では右サイドバックとして扱われている。どのポジションに入ってもハイレベルで安定しているため、チームにとって計算しやすい選手と言えるだろう。

ベンヤミン・ヘンリヒス(背番号20)
生年月日:1997年2月23日(27歳)
所属クラブ:ライプツィヒ
23/24リーグ戦成績:33試合出場/1得点5アシスト
代表通算成績:15試合出場/0得点3アシスト

 ベンヤミン・ヘンリヒスは、2016年に19歳でドイツA代表デビューを飾った有望株だったが、その後はなかなか定着できずにいた。それでも、昨年夏以降は負傷などの問題がない限り招集を受けている。所属するライプツィヒでは右サイドバックでのプレーがメインだが、代表ではサイドのあらゆるポジションを担当している。本人はドイツメディア『スカイ』のインタビューでライプツィヒでのポジションについて問われると、「ボランチが一番好き」と明かしつつ、どこでもこなす用意があると語っていた。

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