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【ドイツ代表 ユーロ2024無料選手名鑑】予想フォーメーション&招集メンバー全選手紹介。7大会ぶり栄冠なるか

シリーズ:ユーロ2024選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

センターバック


【写真:Getty Images】


ヴァルデマール・アントン(背番号16)
生年月日:1999年7月20日(27歳)
所属クラブ:シュトゥットガルト
23/24リーグ戦成績:33試合出場/0得点3アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点2アシスト

 ヴァルデマール・アントンは、2023/24シーズンのブンデスリーガで躍進したシュトゥットガルトのセンターバックだ。サッカー日本代表のMF遠藤航の後任としてチームの主将を務めて活躍し、今年3月に代表デビューを飾ると、今月4日のウクライナ代表戦にフル出場し、アピールに成功して本大会のメンバーに入っている。ボルシア・ドルトムントが今夏獲得に動いているという噂があり、今大会の活躍が将来を大きく左右する可能性がある。

ロビン・コッホ(背番号24)
生年月日:1996年7月17日(27歳)
所属クラブ:フランクフルト
23/24リーグ戦成績:31試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:9試合出場/0得点0アシスト

 ロビン・コッホは2019年にドイツ代表デビューを果たし、ユーロ前回大会でメンバー入りもしているが、度重なる負傷もあってなかなか定着できなかった。それでもリーズからのレンタルでフランクフルトに加入した2023/24シーズンはシーズンを通してコンスタントに活躍し、今年3月にユーロ2020以来の代表招集を受けている。191cmの長身センターバックで、対人能力が高いだけでなく、ボランチとしてプレーする器用さも魅力だ。

ヨナタン・ター(背番号4)
生年月日:1996年2月11日(28歳)
所属クラブ:レヴァークーゼン
23/24リーグ戦成績:31試合出場/4得点1アシスト
代表通算成績:25試合出場/0得点0アシスト

 ハンブルガーSVの下部組織で育ったヨナタン・ターは、2015年にレヴァークーゼンに加入すると、2016年6月に代表デビューを果たした。同年夏のユーロ2016は、リュディガーの負傷を受けて招集されている。その後、主要大会ではメンバー入りしていなかったが、昨年9月の日本代表戦のあとは代表で全試合に起用されており、不動のレギュラーになった。196cmの恵まれた身長で空中戦を得意としているだけでなく、右足のキック精度にも自信を持っており、後方からのロングフィードで攻撃の起点になることもできるディフェンスリーダーだ。

ニコ・シュロッターベック(背番号15)
生年月日:1999年12月1日(24歳)
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
23/24リーグ戦成績:33試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:12試合出場/0得点0アシスト

 ニコ・シュロッターベックは、最終ラインで最年少の24歳だ。2022年に代表デビューを飾ったセンターバックで、同年のFIFAワールドカップでは日本代表戦に先発出場するなどしていたが、その後不動の地位をつかむのに苦戦していた。昨年9月の日本代表戦で先発したあとは代表に招集されていなかったが、所属するボルシア・ドルトムントでの活躍もあって、今回のメンバーに滑り込んでいる。191cmの長身で空中戦が強く、スピードもあるため、対人能力は抜群だ。さらに、足もとの技術もあり、攻撃の起点になることもできる。

アントニオ・リュディガー(背番号2)
生年月日:1993年3月3日(31歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
23/24リーグ戦成績:33試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:69試合出場/3得点4アシスト

 2014年に代表デビューを飾ったアントニオ・リュディガーは、負傷のためユーロ2016に出場できなかったが、その後はFIFAワールドカップでもユーロでもレギュラーとして代表の守備をけん引してきた。2022年のFIFAワールドカップで日本代表と対戦した際には、並走する浅野拓磨を挑発するような独特な走り方をしたことで一部から非難されたが、本人は「その方が速いと思ったから」と述べていた。“クセ”のあるDFだが、レアル・マドリードでレギュラーを務めているほどの実力者で、あらゆる能力が高いことは間違いなく、屈強な選手がそろうドイツ代表のセンターバックの中でも頭一つ抜けた存在と言えるだろう。

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