サイドバック
【写真:Getty Images】
トーマス・ムニエ(背番号15)
生年月日:1991年9月12日(32歳)
所属クラブ:トラブゾンスポル(トルコ)
23/24リーグ戦成績:14試合出場/1得点5アシスト
代表通算成績:66試合出場/8得点16アシスト
190cmの元ストライカーは、下部リーグからのし上がって来た苦労人で、元々は郵便配達員の仕事に従事していたほどだ。にもかかわらず、パリ・サンジェルマンやドルトムントで活躍し、今ではベルギー代表常連だ。右サイドの高い位置でボールを引き取ると、味方との連係でボックス内に侵入していくプレーが得意。両足でボールを扱い、大外からのクロス精度も高い。体格の良さを生かしたボール奪取も魅力だが、やや危なっかしいシーンも散見する。
ティモシー・カスターニュ(背番号21)
生年月日:1995年12月5日(28歳)
所属クラブ:フラム(イングランド)
23/24リーグ戦成績:34試合出場/1得点3アシスト
代表通算成績:43試合出場/2得点5アシスト
ヘンクアカデミー出身の攻撃的なSB。シンプルにボールを捌きつつ、どんどんボックス内に入っていくスタイルが売りだ。SBとしては185cmと上背があることもあり、大外からクロスに飛び込んで存在感を発揮する。守備では読みを生かしたインターセプトが得意だが、突っ込みすぎてあっさりかわされることも。プレミアリーグ上陸時はWBが最適ポジションと言われていたが、今ではSBもこなす。前回ユーロでは初戦のロシア戦で眼窩の二重骨折をしてしまい、早々に大会から離脱した。
マキシム・デ・カイペル(背番号25)
生年月日:2000年12月22日(23歳)
所属クラブ:クラブ・ブルッヘ
23/24リーグ戦成績:37試合出場/3得点10アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト
キック精度に自信のあるサイドプレーヤー。レフティーだが右足も難なく扱えるため、右サイドで出場することも。ファーへのピンポイントクロスが魅力で、昨季はリーグ戦で10アシストを記録。アシスト一歩手前のスルーパスを供給することも多く、昨季のリーグ戦では1試合平均2本ものキーパスを供給している。ビルドアップ時のサイドチェンジも魅力だ。本大会直前の親善試合で代表デビューを飾ったばかりだが、「デ・ブライネやルカクのような(大物)選手が気さくで馴染みやすい」と語った。