フットボールチャンネル

粕谷秀樹のプレミア一刀両断

覚醒に完全復活、その一方で…。新生チェルシーを分析。不満残る補強も、そのスタートは?【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

マウリツィオ・サッリ新監督のもと、新たなスタートを切ったチェルシー。移籍市場では指揮官の希望が叶えられず、GKクルトワの放出では後手を踏んだ。それでも開幕2連勝。その内容を精査する。(文:粕谷秀樹)

アーセナルはどう生まれ変わるのか? 夏の補強をチェック。エメリ新監督の兵法を読む【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

22年の長きにわたりアーセナルの全権を握ってきたアーセン・ヴェンゲル体制が終わりを迎え、今季からウナイ・エメリ新監督が就任する。夏の移籍市場ではどのような選手を獲得し、新体制ではどのような戦いとなるのか。新監督の兵法を読む。(文:粕谷秀樹)

守護神ではなく疫病神。イングランドに続く凡庸GKの系譜…W杯で高まる不安【粕谷秀樹のプレミア一刀両断/ロシアW杯】

 ゴードン・バンクス、ピーター・シルトン、レイ・クレメンス。かつてイングランドは、世界にその名を轟かせるGKを輩出してきた。だが、現在はレベルの低下が叫ばれて久しいポジションである。ロシアワールドカップに臨むメンバーに選ばれた3人の守護神候補も、凡庸の域を出ない。(文:粕谷秀樹)

マンUで愛されたキャリック。歴史的名MFの足跡と未来への希望【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

マンチェスター・ユナイテッドを支えたMFマイケル・キャリックが18/19シーズンを最後に現役を引退した。スーパースターではないが、実力は天下一品。歴史の名を残す名MFの足跡と未来への期待を綴る。(文:粕谷秀樹)

チェルシーが堕ちた過ちの連鎖。監督軽視、短略的プラン。今こそ再生への一歩を【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

チェルシーが過ちを繰り返そうとしている。フロント主導の補強はことごとく失敗、主力の退団報道も目立ち、ビッグネームの獲得は困難な状況となっている。しかし、この状況はオーナーを務めるアブラモビッチ氏が目先の結果だけに囚われたことが要因といえる。CL出場権を失った今こそ再生のチャンスだが…。(文:粕谷秀樹)

岡崎・吉田よ、監督続投なら移籍せよ。“節穴”と“失格者”の指揮官に未来なし【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

岡崎慎司の所属するレスター・シティ、吉田麻也の所属するサウサンプトンはともにシーズン途中で指揮官交代に踏み切った。しかし、レスターのクロード・ピュエル監督は戦力を見誤り、サウサンプトンのマーク・ヒューズ監督は既に時代に取り残された過去の人。クラブが2人の続投を選択するならば、移籍を視野に入れるべきでは…。(文:粕谷秀樹)

どうなるトッテナム。CL出場権に翻弄される古豪、負の歴史を清算できるか【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

トッテナム・ホットスパーが今季終了を前に大きな分岐点の前に立たされている。来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるか、あるいは逃すか。それによってクラブの未来すらも左右されかねない。失速気味の中、これまで積み上げてきた負の歴史を拭い去る結果を残せるのだろうか。(文:粕谷秀樹)

ヴェンゲル退任のアーセナル、新監督は誰だ? 不可欠な「4要素」。愚策マンUを反面教師に【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

今季限りでアーセン・ヴェンゲル監督の退任が決まっているアーセナル。22年間にわたって指揮を執った名伯楽の後任を見つけることは簡単ではない。チャンピオンズリーグ出場権奪還というミッションもある中、北ロンドンの名門はいくつかの「要素」を備えている新指揮官を探し出さねばならない。(文:粕谷秀樹)

もはやモウリーニョは時代遅れ? 現状看過ならマンUの監督を辞すほかなし!【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

17/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは16強どまりとなったマンチェスター・ユナイテッド。ジョゼ・モウリーニョ監督が赤い悪魔の指揮官に就任して2シーズン目となったが、監督のスタイルと戦力の構成、そしてサッカー界のトレンドには乖離が見られ、時代に取り残されている感すらある。(文:粕谷秀樹)

愛想を尽かされて当然、迷走アーセナルの混乱ぶり。弱腰の補強、低下し続けるチーム力【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

アレクシス・サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドに放出したアーセナル。オーバメヤン、ムヒタリアンといった選手が新たに加わったものの、近年は主力選手の退団が目立つ。15年もリーグタイトルから遠ざかり、UEFAチャンピオンズリーグの出場権も失っているが、ふたたびガナーズに栄光のときが訪れるのはいつになるのか。(文:粕谷秀樹)

ハリー・ケインに穴はなし! メッシをも上回った得点力。覚醒した万能型FWの才能【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

トッテナム・ホットスパーで強烈なパフォーマンスを披露しているハリー・ケイン。2017年はリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドらを上回り、5大リーグ最多得点者にもなるほどのブレイクぶりを見せている。才能あふれるこのイングランド代表FWを覚醒させたきっかけとはなんだろうか。(文:粕谷秀樹)

シティが空前絶後の快進撃見せるプレミア。奇跡の逆転実現するなら、マンUかチェルシーだ【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

イングランド・プレミアリーグのシーズン折り返しとなる第19節を終えた時点で18勝1分、勝点55と独走態勢に入っているマンチェスター・シティ。圧倒的な快進撃を見せるペップ・グアルディオラのチームだが、奇跡の逆転劇を実現する可能性があるとすれば、どのチームだろうか(数字は第19節終了時のもの)。(文:粕谷秀樹)

プレミア18節で17勝1分、「凄ぇっ!」と表現するしかないマンC。圧巻の充実ぶり【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

イングランド・プレミアリーグ第18節を終えて首位を独走するマンチェスター・シティ。ペップ・グアルディオラ監督率いるチームは、現在リーグ戦で17勝1分と恐るべき戦績で勝ち星を積み重ねている。この時点で2位に勝ち点差11をつけている圧巻の快進撃で、そう簡単には追いつけそうもない状況になってきた。(文:粕谷秀樹)

レスター、あまりに拙速な監督解任。組織崩壊すら想起させる、オレ様オーナーの“職権濫用”【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

成績不振に陥っているチームが監督を替えることで流れを変えようとすることは頻繁にある。だが、まだ猶予を与えても良かったのではないかというケースも少なくない。このほど岡崎慎司が所属するレスター・シティ(イングランド)がクレイグ・シェイクスピア監督を解任したが、これまでの功績を踏まえればこの人事はあまりに拙速と言えそうだ。(文:粕谷秀樹)

ウィルシャー、25歳で近づく復活の瞬間。黄金期バルサに絶賛されたMF、才能は錆びつかず【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

卓越した技術、ビジョンを持ち合わせ、若くしてアーセナルのなかで存在感を発揮したジャック・ウィルシャー。近年は負傷の影響もあって期待されていたほどの活躍を見せられていないが、ここにきて復活の時が近づいてきたと思わせるプレーを見せている。まだ25歳、天才MFの反撃が始まるか。(文:粕谷秀樹)

マンU、完璧な開幕。3戦3勝、10得点0失点。ルカク&マティッチという極上の新戦力【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

17/18シーズンのイングランド・プレミアリーグが開幕し、際立った強さを見せているのがマンチェスター・ユナイテッド。モウリーニョ政権2シーズン目を迎える今季はFWロメル・ルカク、MFネマニャ・マティッチというプレミアで実績のある新戦力が即フィット。最高のスタートを切っている。(文:粕谷秀樹)

ルーニーの完全復活に期待。エバートンへの帰郷が“暴れ馬”の野性を呼び起こす可能性【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

マンチェスター・ユナイテッドから古巣であるエバートンに復帰したウェイン・ルーニー。ユナイテッドではクラブ最多となる通算ゴール数を記録していたものの、昨季は出場機会が激減。復活を期しての移籍となる。イングランド屈指のストライカーは、勝手知ったる古巣のクラブで完全復活を遂げることができるだろうか。(文:粕谷秀樹)

マンU、EL優勝逃がせば未来は暗く。モウ「失敗の証」撤回し死ぬ気で勝利を【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

マンチェスター・ユナイテッドは、今季のプレミアリーグを6位で終えた。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するためには、現地時間24日に行われるヨーロッパリーグ(EL)の決勝でアヤックスを下して優勝するしかない。仮にCL出場権を逃せば、来季に向けてビッグネームの獲得は困難になるかもしれない。ユナイテッドは、なりふり構わずEL優勝を狙いにいくべきだ。(文:粕谷秀樹)

ペップのプレミア一年目は失敗。自己哲学への固執で見誤った選手の適性【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

今季からマンチェスター・シティの指揮官に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督。バルセロナとバイエルン・ミュンヘンで数々のタイトルを獲得してきた名将だが、現時点ではリーグ4位でチャンピオンズリーグでもラウンド16で敗退するなど就任一年目は“失敗”と言える。特に、ここまで適性を見誤った選手起用は猛省すべきだろう。(文:粕谷秀樹)

レスターはCLよりプレミアを優先すべき! ラニエリ解任の窮地も…救世主は岡崎か【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

昨季のプレミアリーグ王者であるレスター・シティが、降格の危機に瀕している。25節を終えて降格圏の18位と勝ち点1差の17位に沈んでいる。年が変わってからは未勝利どころか得点も挙げられておらず、深刻な状況に陥っている。チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントに進出し、ベスト16の1stレグではセビージャ相手にアウェイゴールも奪っているが、残留のためにはCLよりもリーグ戦を優先すべきだ。クラウディオ・ラニエリ監督は解任されてしまったが、ハードワーカーである岡崎慎司はチームの救世主となるかもしれない。(文:粕谷秀樹)

モウリーニョはブリントをアンカーで起用せよ! 36歳キャリック不在時の解決策【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

今季のプレミアリーグでは優勝争いから後退気味のマンチェスター・ユナイテッド。上位浮上のカギを握るのは、出場すれば無敗というデータを持つマイケル・キャリックとなりそうだ。しかし、ユナイテッドが世界に誇るベテランMFも36歳。過密日程の中で起用し続けることは酷である。ジョゼ・モウリーニョ監督は、今こそデイリー・ブリントをアンカーで起用すべきだ。(文:粕谷秀樹)

アーセナルはどこに向かっているのか? ヴェンゲルは早急に“プランB”の用意を!【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

今季の開幕戦でリバプールに敗れて以降、無敗を続けてきたアーセナル。しかし、今年も苦手とする11月に勝ち点を落とし、リーグカップでもサウサンプトンを前に敗退するなど勢いは失われつつある。メンバーを固定してシーズンを戦う傾向にあるヴェンゲル監督だが、早急に“プランB”を用意すべきである。そうでなければ、アーセナルは今季もタイトルを逃すことになる。(文:粕谷秀樹)

モウリーニョはイブラ外しの決断を! 前線は若手起用し“走れる”チームに【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

マンチェスター・ユナイテッドが、勝利から遠ざかっている。直近のリーグ戦では3分1敗、新加入のズラタン・イブラヒモビッチは序盤こそゴールを奪っていたものの、668分間も無得点が続いている。ジョゼ・モウリーニョ監督は、極度の不振に陥り戦力になれていないイブラヒモビッチをスタメンから外すべきだ。(文:粕谷秀樹)

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!