17位に位置するジュビロ磐田のJ2降格がいよいよ現実味を帯びてきた。早ければ次節の第30節にも決定することになる。
関塚監督がかつて指揮を執っていた等々力競技場に乗り込んで迎えたJ1第29節・川崎フロンターレ戦では、あまりに手痛い逆転負け。終盤の73分に阿部吉朗のダイビングヘッドで先制したものの、その後、84分、94分とセットプレーから立て続けに失点。
今季の磐田は先制点を奪ったときの勝率がわずか2割。さらに試合終盤の失点癖を露呈するという、これまでの低迷を象徴するような負け方だった。
残留圏にいる15位のヴァンフォーレ甲府が柏レイソルに敗れたため、勝ち点差は変わらず10のままだ。ただ残りは5試合。次節で甲府がFC東京戦に勝利し、磐田が清水との静岡ダービーで敗れた場合は、残り4試合での勝ち点差は13になり追いつくことが不可能となり、降格が決まる。
甲府の試合は13時、磐田は16時キックオフという時間差のため、磐田は甲府の結果を知ってからのキックオフとなる。果たしてどうなるか。静岡ダービーに注目が集まりそうだ。
【了】
関連リンク
W杯前に知っておくべきブラジルフッチボール。“叩かれやすい男”ドゥンガ「自分の欠点は敵ではなく友達」
今季は法則発動せず!? 都市伝説“前田遼一の呪い”を追え
2013シーズンのJリーグを占う。各クラブの戦力補強診断 ~ジュビロ磐田編~
ジュビロ磐田公式サイト