若いストライカーたちの加入で居場所を失ったユベントスのフェルナンド・ジョレンテだが、欧州各国から引く手あまたのようだ。

　伊『スカイ』はセビージャからの関心を伝えた。ヨーロッパリーグ連覇を成し遂げたスペインの名門は、ドルトムントからチーロ・インモービレを獲得したばかり。しかしリーガ初挑戦のイタリア人がすんなり順応できるかは未知数で、実績十分なジョレンテを獲得することで保険をかける意味合いもあるようだ。

　一方、相変わらずイングランド方面からの引きも強い。英『デイリー・エキスプレス』はストークとクリスタル・パレスがジョレンテに興味を示していると報じた。

　ストークはインテルからシェルダン・シャキリの引き抜きを試みたものの、選手本人が移籍を拒否。攻撃陣の強化が満足に進んでいない。クリスタル・パレスもヨアン・キャバイエを生かせるストライカーを求めているようだ。

　ジョレンテの市場価格は1200万ユーロ（約16億円）ほどと見られ、かつてのような高騰は見られない。比較的安価に実力者を補強できるとあって、今後も多くのクラブが駆け引きを繰り広げそうだ。

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