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元ミランのFWパトに欧州各国が熱視線。プレミア複数クラブも獲得狙う

text by 編集部 photo by Getty Images

元ミランのFWパトに欧州各国が熱視線。プレミア複数クラブも獲得狙う
母国ブラジルで活躍するFWパト【写真:Getty Images】

 コリンチャンスに所属するブラジル代表のFWアレシャンドレ・パトが、欧州に復帰する可能性が浮上している。

 ブラジル1部インテルナシオナルでキャリアをスタートさせたパトは、2007年に移籍金およそ2200万ユーロ(約36億円)でミランに加入。2008/09シーズンにレギュラーに定着すると、セリエAで15得点を挙げ、リーグの年間最優秀若手選手賞を受賞した。

 しかし、2010/2011シーズンにチームがセリエA優勝を果たすなか、度重なる怪我の影響で負傷離脱を強いられることになる。パトはセレソン復帰を目指して2013年1月に母国のコリンチャンスに移籍することを決断。ブラジル移籍後はコンディションが回復し、昨季はローン先のサンパウロで30試合に出場し9ゴール5アシストを記録していた。

 英紙『デイリー・ミラー』によると、オランダ人指揮官のディック・アドフォカート監督率いるサンダーランドが、今夏にクリスタル・パレス移籍が噂されているU-21イングランド代表のFWコナー・ウィッカムの後釜にパトの獲得を狙っていると報じられている。同クラブは、チャンピオンシップ(2部)で3シーズン連続20得点超を記録しているブラックバーンのFWジョーダン・ローズも補強リストに加えている。

 なお、25歳のパトには、サンダーランドの他にもエバートンが関心を示している。同選手はイタリア復帰も取り沙汰されており、古巣ライバルのインテル、サンプドリア、トリノらが興味を抱いていると伝えられている。

【了】

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