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2013シーズンもクライマックスに突入! 終盤戦でカギを握るクラブはどこか?

J1リーグもいよいよ残り5試合。ここで現在の優勝争いを確認しておこう。首位は横浜F・マリノス。前節広島との直接対決を制し、勝ち点56として首位に返り咲いている。

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

残り5試合。カギを握るチームはどこだ?
Jリーグ2013シーズンも残り5試合。どう見る【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 J1リーグもいよいよ残り5試合。

 ここで現在の優勝争いを確認しておこう。首位は横浜F・マリノス。前節広島との直接対決を制し、勝ち点56として首位に返り咲いている。

 一方、敗れた広島は勝ち点53で首位から3位に後退。4位の鹿島を下した浦和が勝ち点は54で2位に浮上し、勝ち点差2差で首位を追っている状態だ。前節4位だった鹿島は、浦和戦の敗戦で、湘南に競り勝ったセレッソ大阪に勝ち点で並ばれて、得失点差で5位に転落した。

 残り5試合、どんなドラマが生まれるのか。

 そこで終盤戦でカギを握るクラブとして編集部が推薦したいのが、現在4位のセレッソ大阪と現在6位の川崎フロンターレだ。

 日本代表の柿谷曜一朗が躍動し、クルピ監督の退任が発表されているセレッソと、風間監督によるボールを失わないサッカーが浸透し、得点ランクトップを走る大久保嘉人がゴールを量産し続けている川崎。

 数字上で優勝の可能性を残しているこの2クラブは、ともに現在リーグ戦3連勝中と登り調子になっている。当然ながら3位以内のACL出場権も視野に入っており、一つでも順位を上げて終えたいところだろう。最後までチームの士気も高そうだ。

 さらにこの2クラブは、上位陣との直接対決を残していることが大きなポイントと言える。セレッソは第32節で広島、第33節で鹿島、そして最終節で浦和。川崎は第30節で鹿島、第32節で浦和、そして最終節で横浜Fマリノスと対戦する。その結果次第では、この2クラブが順位を「まくって」しまう可能性だって決してゼロではないだろう。

 残り5試合、優勝争いを面白くする2クラブとして、セレッソ大阪と川崎フロンターレに注目だ。

【了】

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