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バルサ、カタルーニャ独立チャント罰則に「表現の自由」を主張

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ、カタルーニャ独立チャント罰則に「表現の自由」を主張
カタルーニャ州独立チャントを行なったバルセロナファン【写真:Getty Images】

 バルセロナはカタルーニャ州独立チャントを「表現の自由」と捉えているようだ。1日、スペイン紙『スポルト』が報じた。

 2014/2015シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナファンはカタルーニャ州独立のチャントおよび無数の独立国旗をかざしたことで、欧州サッカー連盟(UEFA)は最大6万ユーロ(約840万円)の罰金を同クラブに課していた。

 しかしながら、バルセロナはこれに対して不服の申し立てを行なうのではなく、「表現の自由」という理由で罰則を「不平等である」と撤回を求めているようだ。

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケはアメリカ遠征中に「UEFAの罰則に対し、クラブの何かしらの措置を期待する」と発言していた。

 UEFAは大会中あらゆる政治的メッセージを掲げることを禁止している。今回は一部のファンは「カタルーニャはスペインではない」という英語メッセージを掲げていた。両者の主張は平行線をたどる一方だ。果たして問題は解決に向かうのだろうか。

【了】

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