米ラスベガスにある国立マフィア博物館【写真:Getty Images】
米ラスベガスにある国立マフィア博物館(モブ・ミュージアム)は、9月1日より国際サッカー連盟(FIFA)の複数幹部による贈収賄や資金洗浄に関する汚職事件をまとめた展示物を公開すると発表した。
モブ・ミュージアムは、「The ‘Beautiful Game’ Turns Ugly(『美しきゲーム』が醜いものに)」と銘打ち、FIFA汚職事件の報道写真や新聞の切り抜きなどを展示する。
同博物館の事務局長は「この展示は、世界一人気のあるスポーツにおける記事の見出しを中心に構成されます。英国、メキシコ、ブラジル、イタリアといった地域から増加している来館者に対し、FIFAのスキャンダルは起こりうる組織犯罪の異なった形態を提供します」とコメントしている。
なお、2012年にオープンしたモブ・ミュージアムは、ラスベガスの観光名所として人気を博しており、これまで80万人以上が来館している。
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