マンチェスターCに所属するFWゼコ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表のFWエディン・ゼコ(29)が、ローマ移籍で個人合意に至ったと、英メディア『スカイ』が報じている。
2011年1月にヴォルフスブルクからシティに加入したゼコは、2011-12シーズンから3季連続となる二桁得点を挙げ、2度のプレミアリーグ優勝に貢献。しかし、2015年1月にウィルフリード・ボニが加入してから出番機会が激減し、昨季はリーグ戦出場22試合(先発11)でわずか4得点にとどまった。
シティを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は21日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのローマ戦後に「エディンがプレーしなかったのは、彼がここに残るかどうかはっきりしていないからだ」とコメントし、ゼコに去就の早期決断を促している。
ローマは今後、シティとのクラブ間合意を目指して交渉を続けるが、移籍金1500万ユーロ+ボーナスの合計2000万ユーロ(約27億円)で取引が成立するのではないかとみられている。また、同クラブは、シティから550万ユーロ(約7億6000万円)を受け取っているゼコに対し、年俸450万ユーロ(約6億2000万円)の減俸条件を提示する見通しだ。
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