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清水対鳥栖は「テニスのようなスコア」。それを上回るJリーグ記録の乱打戦とは?

J1第29節・清水エスパルス対サガン鳥栖戦は、稀に見る乱打戦となった。前半終了時点でのスコアが4-3で、最終的なスコアは6-4。伊藤翔が自身初のハットトリックを達成し、クラブ史上最多タイとなる6ゴールを挙げて粘る鳥栖を振り切る結果となった。

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

清水対鳥栖は「テニスのようなスコア」。それを上回るJリーグ記録の乱打戦とは?
清水のアフシン・ゴトビ監督は「テニスのようなスコア」と表現【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 J1第29節・清水エスパルス対サガン鳥栖戦は、稀に見る乱打戦となった。前半終了時点でのスコアが4-3で、最終的なスコアは6-4。伊藤翔が自身初のハットトリックを達成し、クラブ史上最多タイとなる6ゴールを挙げて粘る鳥栖を振り切る結果となった。

 試合後の会見で、清水のアフシン・ゴトビ監督は「テニスのようなスコア。ウィンブルドンが日本平に来るかもしれない」とユーモアを交えて表現。それもそうだろう。合計すると10ゴールだ。サッカーは点が生まれにくいスポーツと言われているだけに、これだけ両者にゴールが生まれる展開は珍しい。

 では、J1リーグでの1試合合計最多得点記録について調べてみよう。

 Jリーグ史上最多得点試合は、1998年の1stステージ第17節のセレッソ大阪対柏レイソルでの5-7。この合計12得点がJリーグ記録となっている。

 それに次ぐ記録が、97年2ndステージの第1節のベルマーレ平塚(当時)対柏レイソルの7-4の合計11得点。どちらも約15年ほど前の出来事だが、どちらも柏レイソル絡みの試合となっているのが興味深い。今回の10得点はそれに続く記録になったようだ。

【了】

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