本田圭佑(左)とシニシャ・ミハイロビッチ監督(右)【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは30日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でレアル・マドリーと対戦し、0-0で引き分けた。
試合後のコメントで本田はシニシャ・ミハイロビッチ新監督について語っている。同指揮官は現役時代はフリーキックの名手として活躍していた。本田自身も「(1998/1999シーズン、ラツィオ対サンプドリア戦での)FKでのハットトリックは印象に残っていますよね」と語っている。
そんなミハイロビッチ監督から直接FKの指導は受けているのかと聞かれるも「まだ全然ないですね」と否定し、「監督、練習が終わってから自分が蹴ってますからね(笑)」と明かしている。
指揮官の指導については「守備」をポイントに挙げた。
「やっぱり選手時代のポジションっていうのは今の守備のやり方とか見てても関係してる部分があります。セットプレーでしかこの2試合点取ってないですけど、逆に守備はね、こうやってすぐにでも形になる。危ない場面はあるけど最後足伸ばして守れてるところとか見てても、去年との精度は明らかに違いがあるんで」
「選手たちが成長してるって手ごたえは、当然ながら日々のモチベーションに繋がります。これが攻撃でも感じられれば、攻撃の選手もね、監督に対しての信頼感が厚みを増してくと思うんですけど」
中国遠征の全日程を終えたミラン。セリエA開幕に向けてさらなる成長を達成することはできるのだろうか。
【了】