久保建英【写真:Getty Images】
U-15日本代表は27日、練習試合でU-18チョンブリFCを4-2で下し、タイ遠征3連勝を飾った。元バルセロナユースでFC東京U-15むさしに所属するFW久保建英(14)は、3戦連発となるゴールでチームの勝利に貢献した。
第1戦目で出場した選手中心に臨んだU-15日本代表は、タイ国内全国大会で何度も優勝している強豪チーム相手に序盤は苦戦。立ち上がり1分で失点し、前半10分にカウンターからMF菅原由勢のパスに抜け出したFW中村敬斗が同点弾を決めるも、18分に再び勝ち越しゴールを許してしまう。
しかし、後半に入ると、63分に途中出場の久保の同点ゴールを皮切りに、81分にFW宮代大聖が逆転弾、アディショナルタイムにもMF瀬古歩夢がダメ押しゴールを奪い、最終的には4-2でフィジカル面で勝る相手を退けた。
3試合連続ゴールの久保はゲーム後、「試合に勝てたことは良かったですが、内容的に課題も多く、チーム全体でまだまだ改善できることが多く見つかりました」とコメント。また、個人の課題については「得点を奪えて守備も手応えを感じたけど、フィジカル面で勝る相手にどのようにドリブルを仕掛けるか、今後の課題であり、もっと上手くなりたいポイントです。明日のトレーニングから率先して声を出してチームを盛り上げ、どんな相手からも得点できるように日々トレーニングしたいと思います」と話した。
U-15日本代表は、タイ遠征最終日となる29日にU-18SCGムアントン・ユナイテッドと対戦する。
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