師弟関係で結ばれるエデン・アザール(左)とジョゼ・モウリーニョ監督(右)【写真:Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、ベルギー代表FWエデン・アザールが成長してクラブを栄光へ導く必要があり、そのためには審判による保護が必要であると訴えた。英紙『デイリー・メール』が27日付で報じている。
モウリーニョ監督は記者会見で「私はもっと彼を守ってほしいと思っている。しかしそれは私がコントロール出来ることではない。私が出来るのは今やっていることと、エデンがより強くなるため働きに働くことだ」と述べ、周囲のサポートの必要性を訴えた。
さらに、アザールを世界トップ3の1人と考えており、ペトル・チェフ、ディディエ・ドログバ、そしてフランク・ランパードが抜けた穴を埋めるためにも、成長するべき選手だと見ている。
「私は彼にメンタルや個性を変えてほしくはない。泣いたりオーバーリアクションもしてほしくない。他の選手のように誰かが彼の肩を叩き、それを振り払うようなこともしてほしくない。エデンには彼のまま、素晴らしいままでいてほしいんだ」と語るモウリーニョ監督はアザールの誠実さを称え、現在の姿勢を貫くべきと主張する。
アザールは2012年にチェルシーに加入して以降、リーグ戦107試合に出場して37ゴールを決めている。果たして今後もモウリーニョ監督が望むような活躍をすることが出来るのだろうか。激しいタックルや審判の判定も彼のプレーに影響を与えるのは間違いない。
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