レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、退団を決意したと言われているDFセルヒオ・ラモスにプレシーズンが行われている中国で800万ユーロ(約10億8000万円)と5年契約のオファーを提示する意向だという。スペイン紙『ABC』が26日に伝えている。
このオファーは、マドリーが最後にラモスに提示したと報じられた金額より50万ユーロ(約6750万円)多い。しかしラモスは元々、1000万ユーロ(約13億5000万円)求めており、この差額が両者の意見の食い違いの発端となっている。
更に、同選手を狙っているマンチェスター・ユナイテッドは1100万ユーロ(約14億8500万円)を提示するといわけており、マドリーがラモスを説得するには一筋縄にはいかなさそうだ。
マドリーで10周年を迎えたラモスは、念願のデシマ(10回目のチャンピオンズリーグ制覇)優勝の英雄であるにもかかわらず、正当な評価を受けていないと考えており、ここ1年間でクラブに給与アップを求めている。
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