ドイツスポーツメディア協会が選出して行われるドイツ年間最優秀選手が現地時間26日に発表され、ヴォルフスブルクのベルギー代表ケビン・MFデ・ブルイネが選出された。

　これはブンデスリーガなどのドイツ国内リーグでプレーをする選手と海外でプレーをするドイツ人選手を対象にした賞で、年に一度行われている。

　デ・ブルイネの投票数は367票で、2位のオランダ代表FWアリエン・ロッベンの94票と比べて273票の差を開けて圧倒的に突き放している。

　受賞したことについてデ・ブルイネは「海外の選手が受賞することは特に意義のあること。昨季の勲章となるよ」とコメントしている。

　受賞した背景には2014/15シーズンの活躍が評価されていることにある。ブンデスリーガで34試合に出場し10得点。さらには21アシストを記録してリーグ2位入りに貢献し、2008/09シーズン以来6年ぶりとなるUCL出場権をチームにもたらした。

　ヨーロッパリーグでは11試合に出場し5得点をあげ、準々決勝入りを成し遂げた。また、DFBポカールでは6試合に出場し1得点。決勝戦ではドルトムントに勝利し、優勝を果たしている。

　現在、デ・ブルイネはマンチェスター・シティから興味を示されており、6000万ポンド（約115億円）のオファーを準備していると報じられている。

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