ドルトムントに所属するMF香川【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは25日、親善試合でユベントスを2-0で下した。日本代表のMF香川真司は、後半頭から途中出場したものの、得点には絡めなかった。
ドルトムントは40分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンが先制弾を挙げると、64分にMFマルコ・ロイスが鮮やかなドリブル突破から右足で追加点を挙げ、イタリア王者のユベントスに完勝した。
後半からトップ下に入った香川は「なかなか試合に入りにくかった。サイドでは余裕を持たせてくれるが、ペナルティエリアのスペースだけは消してくる。やっぱり中は固いかなという感じはしたので、あとはそこをどう崩すのか。しかし、選手はシュートまで行けていたので、そこで3点目、4点目が獲れれば良かった」と試合を振り返った。
自身のパフォーマンスについては「色々な思いがあり、アピールしようと最初は少し空回りし過ぎた。(途中交代でも)しっかりとした準備が必要だなと改めて感じた。もちろん交代で出ることは難しいことだが、しっかりと修正し、波をなくすために調整していきたいと思う」と開幕に向けた準備の方向性を語った。
今後の課題に関しては「時間がある状況で、ゴールに繋がるシュートやパスをもっと増やしていかないと、ペナルティエリア内では特に怖さが出ないと思う」と得点に直結するプレー精度の向上を挙げた。
ドルトムントは、今月30日にヨーロッパリーグ予選3回戦ボルフスベルガーとの1stレグを皮切りに、8月6日にホームでの2ndレグ、9日にDFBポカール1回戦、15日にボルシアMGとのブンデスリーガ開幕戦を迎える。
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