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ドルト香川、伊王者ユーベに完勝で開幕に照準「どんどん前にボール運びたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルト香川、伊王者ユーベに完勝で開幕に照準「どんどん前にボール運びたい」
ドルトムントに所属するMF香川【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表のMF香川真司は25日、ユベントスとの親善試合で後半から出場し、2-0の勝利に貢献した。

 立ち上がりから攻勢をかけたドルトムントは、前半40分にMFヘンリク・ムヒタリアンの左クロスにFWピエール・エメリク・オーバメヤンが合わせて先制。後半に入ってからも主導権を握り、64分にはMFマルコ・ロイスが鮮やかなドリブル突破から右足で追加点を挙げ、イタリア王者ユベントスに完勝した。

 前半ベンチから試合を見つめた香川は、ユベントスの印象について「全体の距離が詰まっていて、守ってカウンターを狙うユーベらしさがあった。ただ、プレシーズンなので少し甘さもあり、(ドルトムントの方が)チャンスを多く作れていたと思う。先制点は妥当だった」とコメント。

 香川は後半からトップ下に入った。トーマス・トゥヘル新監督の指示に関しては「どんどん前を向いてボールを運ぶこと。2対1や3対2の状況になったときに、ギリギリまでボールを持ち、最後にシュートかパスか選択するよう指示された。そういったトレーニングが多いし、運んで行けと監督からは良く言われるので、そういうのは意識してやっていきたいとは思う」とゴール前への推進力をテーマにプレーしていることを口にした。

 ドルトムントは、今月30日に行われるヨーロッパリーグ予選3回戦ボルフスベルガーとの1stレグが公式戦の初戦となる。その後は8月6日にホームで2ndレグを戦い、9日にDFBポカール1回戦、そして15日にはいよいよブンデスリーガ開幕戦を迎える。

「どの開幕も大事だが、やはりブンデスというのがひとつ開幕の標準なのかなと思う。ヨーロッパリーグは来週開幕だが、ポカールをこなしながら、さらにコンディション上げて開幕っていうイメージを持ちたい。あと2週間あるのでしっかり進めたいと思う」

【了】

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