アトレティコに所属するDFシケイラ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスが、アトレティコ・マドリーに所属するブラジル人DFギリェルメ・シケイラ獲得に迫っている。
ユベントスは現在、高齢化が進むDFパトリス・エブラに代わる左サイドバックの補強に乗り出しており、ポルトのDFアレックス・サンドロやモナコのDFレーバン・クルザワなどに関心を示してきた。しかし、チェルシーのDFフィリペ・ルイスがアトレティコ復帰に近づいていることで、ユベントスは有利な条件で獲得できるシケイラにターゲットを絞ったようだ。
伊メディア『スカイ・スポーツ』やスペイン紙『アス』の報道によると、ユベントスはシケイラとボーナス付きの年俸200万ユーロ(約2億7000万円)で合意に達したと伝えられている。アトレティコは2018年まで契約を残すシケイラ放出の条件として移籍金1000万ユーロ(約13億円)を要求しており、ユベントスがクラブ間での交渉をまとめれば取引が成立する見通しとなった。
29歳のシケイラは、インテルやラツィオの下部組織を渡り歩くと、スペインのグラナダで素質が開花。しかし、攻撃力を期待されて2014年にアトレティコに移籍するも、周囲と噛み合わず、シーズン終盤は出番を減らした。2014/15シーズンは、リーガで25試合、チャンピオンズリーグで6試合に出場している。
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