パナマ対メキシコの再試合を要求したディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏は24日、自身の『フェイスブック』を通じて北中米カリブサッカー連盟(CONCACAF)ゴールドカップの準決勝パナマ対メキシコで再試合を行うように要求した。
後半に先制したパナマだったが、メキシコは後半アディショナルタイムにパナマのハンドによりPKをゲット。これをアンドレス・グアルダードが決めて延長戦に持ち込んだ。そして、延長前半のアディショナルタイムにもPKを得たメキシコは再びグアルダードが決めて2-1で決勝へ進出している。
しかし、メキシコが得た2つのPKは疑わしいものだとしてマラドーナ氏は再試合を求め、この試合を担当したアメリカ出身のマーク・ジージャー審判を非難している。
「パナマの選手達には同情する。再試合となり、この試合をジャッジした審判は追放されるべきだ。1990年イタリアW杯でメキシコ出身のコデサル審判がアルゼンチン国民の夢を奪った様に、全てが透明性に欠けている」
マラドーナ氏が主張しているイタリアW杯の事件は、ドイツ代表との決勝戦でエドガルド・コデサル審判がアルゼンチン代表選手を2人退場させ、そして決勝点をに繋がる疑わしいPKを与えたことを指している。
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