レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は23日、オーストラリアで行われているインターナショナル・チャンピオンズカップのマンチェスター・シティ戦の前日記者会見でFWクリスティアーノ・ロナウドとの不仲説を否定した。スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
ベニテス監督のやり方が気に入らないと報じられているC・ロナウドについては「世界最高の選手。全員が彼と同等の競争心と勝利への意欲を持って欲しい」と称えた。
ポルトガル代表FWの関係に関しては「他選手と同じだ。全員と話すから特別扱いは無い。至って普通の関係だよ」と付け加えた。
なお、ロナウドが練習中にベニテス監督の判断に対して怒っていた映像については「競争的と言うことでありそれはキーポイント。短所ではなく長所だ」と、心配していない姿勢を示した。
一方、シティ戦に向けてのスタメンは明かさず「プレシーズンはシーズンを準備する為の期間に過ぎない」と供述し、シティ戦に出場する選手達がリーグ初戦と同じかどうかは保証できないと語った。
また、負傷から回復したMFルカ・モドリッチについて聞かれた際「彼の知っている通りにプレーして欲しい。ゲームをちゃんと読む才能に長けているから、自由を与えねばいけない」と称え、同選手のプレースタイルを変える意向は無いと強調した。
【了】