リバプールに移籍したイングランド代表MFジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティから、リバプールに移籍したイングランド代表MFジェームズ・ミルナーが移籍後の心境を語った。23日付けの英紙『デイリー・スター』が伝えている。
ミルナーは今夏、シティから契約延長のオファーと週給16万5000ポンド(約3200万円)の高条件を提示されていたが、これを拒否してリバプールに移籍。リバプールが提示した年棒は520万ポンド(約9億8000万円、週給で約1880万円)で、シティよりも大きく劣る。また、フリートランスファーとなっていたため移籍金は発生していない。
ミルナーはリバプール移籍について「僕はよく考えて悩んだ末に、ここに来るという判断は正しかったと僕は確信しているよ」とコメントし、移籍に満足していることを示した。
「リバプールはとても大きくて、素晴らしいクラブだよ。僕たちがいるここは素晴らしく若いチームで、素晴らしいコーチングスタッフもいるんだ。僕は残りの時間をリバプールで費やせることを幸せに思っているよ。まだ数週間しかここで過ごしてないけど、僕はここに来て良かったと思っている」
ミルナーは昨シーズン、シティでリーグ戦32試合に出場し5得点8アシストを記録している。本来はボランチの選手でありながら左右のサイドハーフやサイドバック、さらには1トップも務めるなどユーティリティ性の高さを証明した。
現在はリバプールのアジアツアーに帯同し、先日行われたAリーグのアデレード・ユナイテッド戦では2ゴールを挙げる活躍を見せ、チームの勝利に貢献している。
【了】