レスター退団を表明したエステバン・カンビアッソ【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソは、レスター・シティを退団することを明らかにした。
自身の『Facebook』を通じて「僕は、レスター・シティと新たに契約を更新しないと決めたことを発表したい」と表明している。
カンビアッソは2014年夏にインテルを退団し、プレミア昇格初年度となったレスターに1年契約で加入。かつてレアル・マドリーでもプレーしたカンビアッソにとって初のプレミア挑戦となったが、33試合に出場して5得点1アシストを記録するなど、ベテランとしてチームを牽引した。
解任されたナイジェル・ピアソン前監督に代わって就任したクラウディオ・ラニエリ監督は、2011/12シーズンにインテルでカンビアッソを指導している。
「私は彼がインテルにいたときから知っている。彼には『君が必要だ。レスターの誰もが君を愛している。だから戻ってきてくれ』と言った」と、かつての教え子との再会を熱望していた。
最後に、「昨季、忘れられない精神とエネルギーでクラブの一員となったことに誇りを感じさせてくれたファンに感謝したい。そして、チームメイト、スタッフ、クラブの全ての人々には非常に感謝している。私のキャリアの中で最も重要な時期を過ごすことが出来た」とメッセージを送った。
今夏レスターに加入した日本代表FW岡崎慎司と同じピッチに立つ姿が期待されていたが、叶うことはなくなってしまった。
新天地はまだ明らかにされていないが、34歳のベテランMFはどこで新たな冒険を続けるのだろうか。
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