メッシを擁護した元バルサのジュリアーノ・ベレッチ氏【写真:Getty Images】
かつてバルセロナでプレーしたDFジュリアーノ・ベレッチ氏は20日、コパ・アメリカ(南米選手権)優勝を逃したことによって母国アルゼンチンから批判を浴びているFWリオネル・メッシを擁護した。スペイン紙『スポルト』が伝えている。
04年から07年までバルサに在籍していた間、メッシと共にプレーしたベレッチ氏は同選手について「僕の世代のペレの様な存在。母国からの批判は理解できない。彼の様な選手は批判してはいけない」と擁護した。
なお、同胞であり現在ブラジル代表の絶対的スターであるFWネイマールに関しては、コパで4試合出場停止処分を受けるなどスキャンダル続きだが「彼はまだ若い。人々は彼が今よりもっと年上の選手かと勘違いしている。成長する時間はまだある」と、ブラジル国民に対して落ち着きを求めた。
3年間に渡ってバルサの選手としてプレーしたベレッチ氏は1得点しか決めていないが、それは2006年にパリで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝アーセナル戦で優勝を決めたゴールであるため、バルセロナでは“パリの英雄”として知られている。
【了】