小野裕二【写真:Getty Images】
ベルギー1部のスタンダール・リエージュに所属する小野裕二が、今季から1部に昇格するシント・トロイデンへ移籍することがわかった。20日、本人がツイッターで明かしている。
未だ公式発表はないものの、小野はツイッターを更新し「新たなチーム、新たな挑戦」とつづった。同日のベルギー紙『ザ・スタンダード』によればシント・トロイデンとは2年契約を結ぶという。
現在名古屋グランパス所属の永井謙佑と時を同じくして2013年1月にスタンダールへ移籍した小野だが、同年7月に行われたプレシーズンマッチで左ひざのじん帯を断裂してしまう。そして約1年の治療とリハビリを経て昨年8月に復帰すると、昨季は徐々に出場機会を増やして16試合に出場して加入後初ゴールも挙げていた。
小野はチームのオーストリア合宿のメンバーから外れ、先日公表された新シーズンの集合写真にもその姿がなく移籍間近と見られていた。シント・トロイデンは昨季2部優勝で昇格を決め、チームを1部仕様にすべく補強を進めている。横須賀生まれの才能は新天地で本格開花となるだろうか。
【了】