ポルトに所属するDFアレックス・サンドロ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスが、新たな左SBの獲得に動いている。
ユベントスは現在、フランス代表のDFパトリス・エブラとイタリア人DFシモーネ・パドインを併用しているものの、両者はそれぞれ34歳と31歳と高齢化が進んでいるため、将来に向けた後継者探しが課題となっている。同クラブは今夏、高額移籍金を見込めるMFポール・ポグバやMFアルトゥーロ・ビダルの売却が取り沙汰されており、大物選手獲得の噂が連日報じられている。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスはポルトに所属するブラジル代表のDFアレックス・サンドロに関心を示しており、クラブ幹部が数日中にポルトガル入りして正式なオファーを提示すると伝えられている。
24歳のサンドロは昨季、主力としてほぼ全試合に出場し、チャンピオンズリーグでポルトを6年ぶりの8強入りに導く活躍を見せた。なお、ポルトはサンドロの違約金を5000万ユーロ(約68億円)に設定しているものの、残り契約年数が1年を切っているため、1200万から1500万ユーロ(約16〜20億円)で交渉に応じる構えのようだ。
また、ユベントスは、バルセロナのDFアドリアーノ、モナコのDFレーバン・クルザワ、ウディネーゼのDFシルバン・ウィドマーらにも興味を示しているとみられ、まずは第一候補のサンドロ獲得に向けて本格的な交渉を始めるつもりのようだ。
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