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浦和FW武藤、無敗記録ストップも前を向く「ここが踏ん張りどころ」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

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武藤雄樹【写真:ダン・オロウィッツ】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第3節が19日に行われ、浦和レッズはサンフレッチェ広島に1-2と逆転負けを喫した。

 ボールを支配し、前半のうちにリードを奪った浦和。カウンターを狙う相手を自陣に押し込み、ワンサイドゲームを展開する時間帯すらあった。

 にも関わらず結果は敗戦。FW武藤雄樹は「チャンスを決めていれば、前半3-0でもおかしくなかった。自分たちが招いた結果だと思う」と敗因を語った。

 同点に追いつかれるまでの内容はパーフェクトに近かった。

「前半はほぼピンチもなかったと思いますし、逆に僕たちは本当にたくさんのチャンスを作っていた」と武藤はいう。しかし、何度も創出した決定機をモノにできなかったのは「確実に痛かった」。

 とはいえ、武藤は「勝つためのゲーム運びはできていた」と悲観はしていない。そして、次節は重要な意味を持つ。開幕からの無敗記録がストップしたからといって、このまま調子を落とすわけにはいかない。

「ここからまた負けない浦和を見せていきたい。ここで崩れてしまったら去年に近いものになってしまうと思うので、ここが夏場の踏ん張りどころ」と、武藤はすでに前を見据えていた。

【了】

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